エアコンに洗浄スプレーはダメ?故障や臭いの原因とオススメ洗浄スプレーとは?

   

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自分でエアコンの掃除をするときによく使われるのは、市販の洗浄スプレー。安いものは1本300円ほどで購入することができ簡単にエアコンの掃除をすることができます。しかし洗浄スプレーによるエアコンの掃除には大きな落とし穴がありました。

今回は、エアコン掃除と洗浄スプレーについて解説します。




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エアコンに洗浄スプレーはダメ?

エアコンの掃除を自分でするとき、誰もが考えるのが洗浄スプレーを使う方法。大手メーカーからも市販されており一定の信頼があるように思えます。

しかし中には「洗浄スプレーで掃除しても無駄」「洗浄スプレーがカビの原因になる」「洗浄スプレーがエアコンの性能を落としたり、故障の原因となる」という意見もあります。

市販のエアコン洗浄スプレーとは?

市販されている洗浄スプレーは、エアコンの熱交換器(冷却フィン)を清掃するもので、無香性のものや香りのあるものが売られています。

使い方は熱交換器に噴射して汚れを落とすというもので、エアコンの臭いを消す効果が謡われています。

成分を見てみると、界面活性剤、エタノール、抗菌剤、消臭剤などが含まれています。

エアコンの故障や臭いの原因

エアコンの臭いの原因となるのは、エアコンのフィルター、熱交換器、シロッコファンなどに溜まったホコリやカビ、そのほかの汚れです。

エアコンの掃除とメンテナンスではこの汚れが重要であり、汚れを落とすことで臭いを消すことができ、汚れを増やさないことで臭いのない状態を保つことができます。

エアコンの故障の原因はさまざまですが、洗浄スプレーを使ったときに起こりうるのは「電装部品を濡らすことで起こる故障」と「流れた汚れがドレンホースに詰まる故障」となります。

市販の洗浄スプレーでエアコン清掃すると起こる問題

市販の洗浄スプレーでエアコンを清掃すると、ホコリやカビを洗浄スプレーだけで落とし切ることができず洗浄液が熱交換器に残ることがあります。すると残ったホコリ、カビ、そして洗浄液によってさらにカビが発生することになります。

また洗浄スプレーが電装部品にかかれば故障し、上手く汚れが流せた場合にもドレンホースの中で詰まることとなり、水漏れを引き起こす原因となります。

仮にホコリやカビを洗浄液で無事に流し上手く掃除ができても、いくつかの問題が残ってしまいます。

まず洗浄液に含まれる界面活性剤は熱交換器に悪影響を与えるとされており、エアコンの性能を落としてしまう可能性があります。次に洗浄スプレーは熱交換器の清掃が主目的であり、ホコリやカビが多いシロッコファンの掃除はできません。そのためどれだけ熱交換器だけがキレイになっても臭いの原因が消えていないため掃除をした意味がなくなってしまいます。

市販の洗浄スプレーの利点とは?

ここまで見ると、市販の洗浄スプレーには良いところがないように思えますが、いくつかの利点もあります。

洗浄スプレーで掃除をすると多少なりともホコリやカビの量を減らすことができるため臭いを軽減することができます。また洗浄スプレーには香料が含まれているため、一時的には嫌な臭いを抑える効果が期待できます。

エアコン掃除は業者頼み?

こうなるとエアコンを自分で掃除するのは不可能に思われますが、洗浄スプレーの中には問題を解決してくれるものもあります。

オススメの洗浄スプレー

市販の洗浄スプレーの問題点は、エアコン内に洗浄液が残ってしまうことと残った洗浄液がカビの繁殖の糧になってしまうことです。それらの問題を解決できるのがオススメするこの洗浄スプレーです。

1.超電水エアコン内部クリーナー シュシュ

この「超電水エアコン内部クリーナー シュシュ」という洗浄スプレーは、マツコ・デラックスが出演しているテレビ番組「月曜から夜ふかし」で取り上げられて話題となった製品。他の洗浄スプレーとは一線を画す効果があります。

市販の洗浄スプレーの問題は洗浄液がエアコン内に残ることですが、「超電水エアコン内部クリーナー シュシュ」は水を電気分解して作られる電解アルカリ洗浄水をベースに作られています。問題を引き起こす界面活性剤、酸、リン、香料などの有害物質が入っていないため、洗浄液が残っても問題を起こすことがありません。

掃除の仕方も非常に簡単で、市販の洗浄スプレーと同じように使います。

効果が高い超電水エアコン内部クリーナー シュシュですが、値段は1本1200円程度と通常の洗浄スプレーの4倍ほどするのが難点。しかし業者に洗浄を頼むことを考えれば安く、市販の洗浄スプレーを使うことを考えれば効果が高いため、決して高い買い物とは言えません。

2.くうきれい エアコンファン洗浄剤

「超電水エアコン内部クリーナー シュシュ」を使ってキレイになるのは熱交換器。しかしシロッコファンが汚れていては掃除効果は半減します。そこで登場するのがシロッコファンの洗浄剤「くうきれい エアコンファン洗浄剤」です。

使い方は、まず養生シートでエアコンの吹き出し口を覆います。そしてステップ1のムースをファン全体に吹き付けて30分程度放置します。

汚れが浮き上がったところでステップ2のリンスを使い、内部の泡を洗い流します。

洗浄液が流れ落ちるまで5分ほど待てば、最後にタオルで吹き出し口を覆って10秒ほど送風運転。養生シートを取り外せば掃除は完了です。

どうしても市販の洗浄スプレーで掃除したい

市販の洗浄スプレーでエアコンの掃除する上で重要なのは、いかに洗浄液を残さないかということになります。

どうしても市販の洗浄スプレーでエアコンの掃除がしたい場合には、洗浄スプレーで熱交換器の汚れを落とした後に水で洗い流します。

プロの業者がエアコンの洗浄をする場合には10リットルほどの水で洗剤を洗い流すため、水で洗浄液を洗い流せば洗浄液が残りにくくなります。

ただし洗浄液を流すと同時に香料なども流すことになり、消臭効果を軽減させることになり市販の洗浄スプレーの利点を失うことになります。またエアコンの状態次第で効果が変わることにも留意しておきましょう。

まとめ

市販の洗浄スプレーは簡単に掃除ができる反面、問題点は洗浄液に含まれている界面活性剤や香料とシロッコファン。この洗浄液シロッコファンをどうするのかがポイントとなります。

界面活性剤や香料が含まれていない洗浄スプレーを使うことや水で洗い流すことでエアコン内部に有害な物質を残さないようにしましょう。またシロッコファンを洗浄することで、エアコン掃除の効果を大幅に高めましょう。

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