気化式加湿器のオススメ人気比較ランキング 2020-2021 電気代節約で安全に加湿
2020/11/19
部屋の気温を上げることなく湿度だけ上げることができる気化式加湿器。冬場だけでなく夏場にも使えて、安全なうえに電気代も節約できるためランニングコストも抑えることができます。
オシャレなデザインの製品も多い気化式加湿器ですが、パナソニック、ダイニチ、東芝、シャープなどの大手メーカーの製品が多く選び方が分かりにくくなっています。
そこで今回は、オシャレで気軽に加湿することができる気化式加湿器のオススメ人気比較ランキングをご紹介します。気になる電気代から使い方や選び方についてもご説明します。
加湿器の効果や種類に関する情報は以下を参照してください。
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気化式加湿器とは?
加湿器にはさまざまな種類の製品が存在しますが、その中でも気化式加湿器とはどのような性質の加湿器なのでしょうか。まずは気化式加湿器について詳しく知っておきましょう。
フィルターに含ませた水をファンの風で蒸発させる加湿器
気化式加湿器は、その名の通り水が気化する性質を利用して加湿する加湿器です。
原理は非常に簡単で、フィルターに水を含ませることで水が蒸発しやすい状況を作り出し、そこにファンで風を当てることによって効率的に水を蒸発させます。
イメージとして思い浮かべやすいのは扇風機で、ちょうど水に濡らしたタオルを扇風機の風に当ててタオルを乾かすことで湿度が上がる状況と似ています。
加湿能力は限定される
スチーム式のように強制的に水分を蒸発させるわけではなく、水が自然と気化する作用を促進させることで湿度を上げる気化式加湿器は、それほど高い加湿能力を発揮できません。
スピーディーに加湿することはできないため、広い部屋を急激に加湿したいときには不向きです。
一方で一般家庭の個室程度の広さなら加湿するのに十分な能力を備えており、十分に加湿器としての役割を果たしてくれます。
広い部屋や極端に乾燥している状態では力不足になる可能性は否めません。
安全性が高い
加熱しない気化式加湿器は、吹き出し口から出てくる空気も熱くありません。
水を加熱するスチーム式加湿器の場合、吹き出し口が高温になることもあるため安全性の問題を抱えていますが、気化式加湿器はそのような問題を抱えていません。
幼い子どもがいる家庭などでは、安全性の高さが大きな魅力となっています。
部屋の温度が上昇しない
加熱しない気化式加湿器は、安全なだけでなく部屋の温度を上昇させないという強みもあります。
夏場に加湿器を使う場合には、部屋の温度を低く保ったままで湿度だけを上げたくなります。そんな状況に気化式加湿器はピッタリです。
部屋の温度を変化させないため、湿度とは別に温度を自由自在にコントロールすることができます。
電気代が安い
扇風機のようにファンを動作させることで水を蒸発させる気化式加湿器は、圧倒的な電気代の安さを実現することができます。
1時間当たりの電気代は0.1円~0.5円と非常に安く、スチーム式加湿器の1/10以下に電気代を抑えることができます。
長時間使うことでランニングコストが気になる場合には気化式加湿器が大助かりします。
特徴 | 1時間あたりの電気代 | |
---|---|---|
気化式加湿器 | 水を含ませたフィルターに、ファンで風を当てて気化 | 約0.1円~0.5円 |
超音波式加湿器 | 超音波の振動によって水を微粒子(ミスト状、霧状)にして空気中に放出 | 約0.7円~1.1円 |
スチーム式加湿器 | 水をヒーターで加熱して沸騰させてからファンで蒸気を送り出す | 約3.5円~7.0円 |
加熱超音波式加湿器
(ハイブリッド式加湿器) |
超音波式・スチーム式の特徴を備えている | 加熱時 約1.6円 非加熱時 約0.7円~1.1円 |
加熱気化式加湿器
(ハイブリッド式加湿器) |
気化式・スチーム式の特徴を備えている | 加熱時 約4.1円~5.4円 非加熱時 約0.1円~0.5円 |
定期的なメンテンスが必要
気化式加湿器は、動作していても細菌を殺菌するような効果全くありません。つまり不衛生な状態で使い続けると、雑菌を含んだ水を蒸発させていることになり、部屋の空気が汚染されたり臭いが気になったりすることがあります。
そのため気化式加湿器を安全に使うためには定期的なメンテナンスが必要になります。給水タンクを洗浄したりフィルターを洗ったりと、手間がかかります。
メンテナンスの頻度などは製品によっても変わりますが、1カ月に1度程度は必要になります。
加湿器の種類
加湿器は大きく分けて4種類存在しており、それぞれで湿度を上げる方法が異なります。それぞれのメリットとデメリットについてご説明します。
スチーム式加湿器
お湯を沸かせば湯気が出て部屋の湿度が上がることは容易に想像することができますが、そんな水分の蒸発を利用することで部屋の湿度を上げる方式です。
仕組み自体は電気ポットのようなもので、加熱することで湯気を生み出して部屋の湿度を上げます。
メリット
・加湿力が非常に高い
・衛生的
・手入れの頻度が少ない(2ヶ月に1回)
やかんでお湯を沸かすのと基本的に同じような仕組みのため、大量の湯気を生み出して湿度を一気に上げることができます。
水を沸かすため殺菌効果があり衛生的で、手入れの頻度が少なくても問題がありません。
デメリット
・熱が出る
・蒸気がすぐに出ない
・電気代が高い(約1300円/月)
デメリットとしては、蒸気が熱いということ。部屋の温度を上げることになり、蒸気が熱いため危険性も伴います。
また水を沸騰させるまでに時間がかかるため、すぐに蒸気を出せるわけではありません。水を沸騰させるエネルギーが必要なため電気代も高くなります。
気化式加湿器
気化式は、水を含ませたフィルターにファンの風を当てることで蒸発を促すという仕組みです。
気化熱で扇風機の風を涼しくする冷風扇と構造的には同じで、湿度が高く涼しい空気を生み出します。
メリット
・蒸気が出ない
・熱くない
・電気代が安い(150円/月)
・手入れの頻度が少ない(1ヶ月に1回)
蒸気が出ることも熱が出ることもないため非常に安全。やけどをするような心配がありません。
また水をファンの風で蒸発させるため電気代が安く、手入れが必要なもののフィルターを清潔に保つことができれば問題が起こりません。
デメリット
・加湿力が低い
・不衛生になる場合がある
・フィルター寿命がある
水に風を当てるという方式のため、一度にたくさんの蒸気を発生させることができません。そのため加湿力は高くありません。
水やフィルターに雑菌が繁殖すると臭いが出ることがあり、フィルターにカビが発生するとカビの胞子をまき散らすことになります。またフィルターを使用するため、フィルターが劣化すると交換する必要があります。
超音波式加湿器
超音波式は、超音波によって水を細かくしてファンで風を送り飛散させることで部屋の湿度を上げるという方式です。
メリット
・小型の製品が多い
・静音性に優れている
・熱くないため安全性が高い
・加湿能力が高い
・電気代が安い(150円/月)
構造的にコンパクトな製品にしやすく置き場に困りません。またファンの回転音がするものの、それ以外に音が出る要素がないため静音性に優れています。
熱くならないため安全性も高く、水を空気に舞い上げるため加湿能力の高くなっています。電気代の安さもポイント。
デメリット
・不衛生になりやすい
・手入れの頻度が多い(1週間に1回)
水を加熱することがないため、雑菌が繁殖しやすく不衛生な状態になりやすいのが問題点です。
水を飛散させるという仕組み上、水が汚れていると雑菌などを部屋にまき散らすということになってしまいます。
また水に含まれるミネラル分まで空気中に舞い散るため、部屋にミネラル分による白い粉(水垢のようなもの)が付着することになります。
ハイブリッド式加湿器
ハイブリッド式は、スチーム式と気化式を融合したような仕組みの加湿器です。
湿度が低い状態ではスチーム式のようにお湯を作り出してフィルターに含ませてファンの風で蒸発させ素早く湿度を上げます。湿度が上がるとセンサーで水の加熱を止めて、気化式に切り替えることで低電力で湿度を保ちます。
メリット
・熱くならない
・加湿力が非常に高い
・手入れの頻度が少ない(1ヶ月に1回)
スチーム式と気化式の良い部分を使えるため、多くのメリットがあります。
吹き出し口が熱くなることがないうえに、加熱するため衛生的。また加湿したいときに一気に加湿することができます。
手入れの頻度も比較的少なくて済むのも良い点です。
デメリット
・電気代が高い(1000円/月)
・手入れが面倒
加熱するという仕組みのため、スチーム式ほどではないといってもある程度は電気代が必要になります。
また構造や機能が複雑なため手入れが面倒になるのも欠点です。加熱するとはいえってもスチーム式ほど衛生的ではないため雑菌が繁殖する余地もあります。
気化式加湿器のメリットとデメリット
大きく分けると4種類ある加湿器の中でも、ランニングコストが安い気化式加湿器。そのメリットとデメリットについて知っておきましょう。
気化式加湿器の仕組み
気化式加湿器は、水で濡らしたフィルターにファンの風を当てることで水の蒸発を促し、湿度を上げる仕組みの加湿器です。
扇風機の前に濡らしたタオルを置いておくと、扇風機の風は湿った風になりますが、この原理と同じです。
スチーム式ほど加湿量が多くありませんが、部屋の温度を上げることなく湿度を上げることができます。
それでは気化式加湿器のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
・蒸気が出ない
・熱くない
・室温が上がらない
・電気代が安い(150円/月)
・手入れの頻度が少ない(1ヶ月に1回)
蒸気が出ることも熱が出ることもないため非常に安全。やけどをするような心配がありません。
また水をファンの風で蒸発させるため電気代が安く、手入れが必要なもののフィルターを清潔に保つことができれば大きな問題が起こりません。
気化熱によって冷えて湿った空気を出す構造のため、部屋の温度を変えることなく湿度を上げられるのも特長です。
デメリット
・加湿力が低い
・不衛生になる場合がある
・フィルター寿命がある
・寒くなる
水に風を当てるという方式のため、一度にたくさんの蒸気を発生させることができません。そのためスチーム式ほど加湿力は高くありません。
また加湿力を上げようとすると本体自体が大きくなるため、パワーがあるものは卓上型のようなコンパクトな製品が少なくなります。
水やフィルターに雑菌が繁殖すると臭いが出ることがあり、フィルターにカビが発生するとカビの胞子をまき散らすことになります。またフィルターを使用するため、フィルターが劣化すると交換する必要があります。
室温を上げないのが気化式のメリットではあるものの、吹き出し口から出る空気は室温から2℃~3℃ほど低くなり、冬場に使うことの多い家電であるため風に当たると寒く感じる場合もあります。
加湿器の効果
加湿器が湿度を上げるのは知られていますが、いったいどのような効果があるのでしょうか。気化式加湿器を使うことで、健康的な生活を送ることができます。
病気予防
部屋が乾燥した状態になると、菌やウイルスが活発になることは知られています。その結果、乾燥した部屋で過ごせば病気になりやすくなります。
冬場に暖房をつけた状態で加湿器を設置しなれけば、部屋の湿度は20%以下に低下します。適切な湿度が40%~70%であることを考えると、どれほど湿度が低くなるのか分かります。
乾燥状態の部屋では、菌やウイルスが空気中に舞い上がり活発に動くだけでなく、ホコリやハウスダストも舞い上がりやすくなります。
加湿器を設置して湿度を上げることで防げるのは、風邪などの軽微な病気からインフルエンザなどの重篤な症状を引き起こす病気までさまざまです。
体調管理をするためにも、加湿器は設置しておきたいところです。
肌荒れ予防
空気が乾燥していると、肌の水分も失われます。そして乾燥肌を引き起こします。
肌が白い粉を吹いたような状態になり、さまざまな肌トラブルの原因にもなります。
また乾燥によって水分を失うのは肌だけでなく髪の毛も同様。乾燥した部屋で眠れば髪の毛がバサバサになることもしばしばです。
湿度を上げることで、乾燥肌や肌荒れを防ぐことができます。
鼻や喉を守る
湿度に敏感なのが鼻や喉です。
空気が乾燥していれば、呼吸の際に空気が通る鼻や喉の粘膜から水分が失われます。
特に眠っている間には、気付かないうちに大量の水分が奪われてしまい、目覚めたときには鼻や喉が痛くなってしまうこともあります。
翌日に喉がガラガラになっている、なんてことになりたくなければ加湿器は必須です。
静電気の予防
乾燥した状態になると静電気が発生しやすくなります。
冬場にバチッと静電気で痛い思いをするのは湿度の低下が要因です。湿度が高ければ静電気も帯電しにくくなります。
加湿器を導入して部屋の湿度を上げておけば、不意の静電気による恐怖、驚き、痛いなどを回避することができます。
加湿器の使い方と掃除方法
加湿器にさまざまな効果があることは理解できましたが、具体的にはどのように使えばいいのでしょうか。使い方が面倒なら加湿器の導入にも二の足を踏んでしまいます。
加湿器の使い方をチェックしておきましょう。
清潔な水を給水する
加湿器に入れた水は、そのまま部屋へと広がります。そのため水が汚れていると部屋が汚れる可能性があります。
特にレジオネラ菌が繁殖した水を使った場合には、部屋に飛散した水分が肺に入ることで肺炎を引き起こすことがあります。赤ちゃんやお年寄りなど抵抗力のない人は、特に注意が必要になります。
そのため加湿器に入れる水はできるだけキレイなものを使うようにしましょう。長期間、加湿器の給水タンクに水が入っていた場合は、タンクの水を捨てて新しい水に変えてから使用しましょう。
加湿器で部屋を加湿する方法
1.給水タンクに水を入れて加湿器にセットする
2.電源コードをコンセントに挿す
3.加湿器のスイッチを入れて加湿を開始する
4.ライトを使用する場合にはライトのスイッチを入れる
5.アロマを使用する場合には、トレイにアロマを垂らして加湿器にセットする
加湿器の使い方自体はそれほど難しくありません。水を給水タンクに入れて電源コードをコンセントにつないでスイッチを入れれば加湿することができます。
加湿器の中にはライト機能やアロマ機能が搭載されている製品もあるため、機能を使いたい場合には取扱説明書通りに機能を有効活用しましょう。
加湿器のフィルターの掃除方法
1.加湿器のフィルターと取り外せる部品を取り外す
2.不要な水を捨ててパーツを中性洗剤で洗う
3.クエン酸を溶かした水にフィルターを浸け込む
4.1時間ほどフィルターをクエン酸水に浸け込めば、あとは水で洗い流す
5.パーツを拭いてフィルターを乾燥させれば元通りに組み立てて加湿器にセットする
加湿器を長く使っていると雑菌が繁殖して臭いを発生させることがあります。また水道水に含まれるカルキなどのミネラル分が蓄積してトラブルの原因になります。カビが発生する原因にもなってしまいます。
そんなときに大活躍するのがクエン酸。酸性であるクエン酸は、アルカリ性のミネラル分を中和として溶かす効果があり、クエン酸を使って洗うことでミネラル分を除去することができます。
クエン酸水は、40℃のお湯2リットルにクエン酸15gの割合です。約0.7%のクエン酸水で十分に汚れを落とすことができ、さらに40℃程度のお湯にすることで洗浄効果を高めることができます。
中性洗剤でも十分に洗浄効果を発揮できますが、クエン酸を使うことでミネラル分を取り除けることは覚えておきましょう。
加湿器の日々のお手入れ
1.加湿器の吹き出し口を掃除機で吸引する
2.加湿器背面のエアフィルターの汚れは掃除機で吸引する
3.汚れがヒドい場合には濡らしたタオルなどで拭く
毎日の掃除なら掃除機でホコリを取り除きちょっとした汚れはタオルで拭くだけで大丈夫です。
毎日しっかり掃除をしておけば、極端に加湿器が汚れてしまうようなことはありません。
さらに詳しい加湿器の掃除方法を知りたい方は、以下の記事を参照してください。
加湿器の置き方
意外に間違えて使っていることがある加湿器。置き方と使い方について知りましょう。
部屋の中心に置く
ついつい部屋の隅に置いてしまいがちな加湿器。効果的に使うには部屋の中央に置くべきです。
部屋の隅に置いておくと、壁や窓に湿度の高い空気が当たり結露やカビの原因になります。また効果的に部屋全体の湿度を上げることもできません。
できるだけ部屋の中心近くにおいて、部屋全体の湿度が上がるようにしましょう。
外壁近くに置かない
どうしても部屋の構造上、部屋の壁近くに加湿器を置かなくてはいけない場合もあります。
そんなときには、外壁近くではなく内壁近くに起きましょう。
外壁は外気の影響を大きく受けるため室内との温度差が大きくなります。一方の内壁は屋内のため温度が安定しています。
そのため外壁よりも内壁に近い方が結露が発生しづらくなります。
エアコンの風を利用する
エアコンの風が当たる場所に加湿器を設置するのも効果的。エアコンの風によって湿度が上がっている空気が部屋全体に流れるためです。
ただしエアコンの真下に加湿器を置くのは厳禁。湿度の高い空気がエアコンにあたり、エアコンの加湿器センサーに狂いが生じます。
またエアコンに湿度の高い空気があるとエアコンにカビが生えたり故障する原因にもなります。
エアコンの風が当たる場所で、なおかつエアコンから離れた場所に加湿器を設置しましょう。
換気扇や出入り口付近に加湿器を置かない
換気扇や出入り口付近は空気が外へと流れる場所。そのため加湿器を置いても、湿度の高い空気が部屋に広がる前に外へと出ていってしまい効果を半減させてします。
加湿器は換気扇や出入り口から離れた場所に設置するようにしましょう。
暖房器具次第では不要
石油ストーブやガスストーブなど水蒸気を出す暖房器具を使用する場合には、暖房器具自体が加湿器の役割を果たすため加湿器が不要になる場合もあります。
適度な湿度は必要ですが、湿度が高すぎると部屋が不快な環境になってしまうため気を付けましょう。
エアコンの暖房やヒーターを使って部屋を暖めるときには、加湿器を併用すると効果的です。
眠るときは加湿器を止める
寝ている間も加湿器をつけっぱなしにしている人がいますが、気温が下がると湿度は上がるため加湿器は不要です。
寝る時間までに加湿しておけば、エアコンを切って気温を下げれば湿度を保ったまま朝まで過ごすことができます。
ただしそれでも湿度が気になるという人や鼻や喉を守りたいという人は、マスクをして眠ると鼻や喉を守ることができます。
加湿器の蒸気には直接当たらない
加湿器の蒸気には直接当たらないようにしましょう。蒸気に当たったからといって、特別に保湿できるというわけではありません。
蒸気に当たるのは、水で体を濡らすのと何も変わりません。
それどころか、肌に水分を与えることで肌の保湿能力が失われ、余計に乾燥肌になることもあります。
またスチーム式など、一部の加湿器の蒸気は高温になっているため危険な場合もあります。絶対に蒸気に直接当たるようなことは控えましょう。
気化式加湿器の選び方のポイント
気化式加湿器を選ぶときには、どんなところに注意しなくてはいけないのでしょうか。気化式加湿器の選び方のポイントを確認しておきましょう。
性能
気化式加湿器に限らず、どんな加湿器を選ぶときにも見ておかなくてはいけないのが性能です。
十分なパワーを確保できなくては、思った通りに部屋の湿度を上げることができません。
特に気化式加湿器はパワーが弱く短時間で水をたくさん蒸発させることができないため、パワー不足の問題に陥り勝ちです。
また加湿器には対応畳数が決められている製品があり、性能が高い製品は広い部屋でも十分に加湿することができます。
気化式加湿器は、スチーム式加湿器ほどパワーがないため使いたい部屋の広さと加湿器のパワーをしっかり比較して選ぶことが大切になります。
機能
加湿器には、アロマオイルが使える機能、タイマー機能、リモコン機能など、さまざまな機能が搭載されています。特に高額の製品になると機能も充実します。
気化式加湿器は、パワーが弱い分、多機能にして利便性を高めている製品が多いため、湿度を上げる以外の部分もしっかりチェックしましょう。
また給水タンクの容量も重要で、タンク容量が少なければ使用時間が短くなるうえに給水の頻度が上がり利便性が低下します。細かな機能だけでなく、基本となる機能にも注意しましょう。
操作性
機能が豊富な傾向にある気化式加湿器は、操作性が非常に重要になります。
操作パネルが使いにくく操作性に劣る気化式加湿器を選んでしまうと、機能を十分に使い切ることができなくなります。
器械が苦手な人が操作する場合には、簡単に操作することができず不便さが際立ってしまうことになります。
機能が豊富なほど便利ではありますが、その分、操作性に優れた気化式加湿器を選ぶことが重要になります。
メンテナンスのしやすさ
気化式加湿器は、フィルターを使う仕組みであるため、どうしてもフィルターの清掃や交換が必要になります。
フィルターはそれほど汚れるものではありませんが、簡単に清掃できるものや交換フィルターが安いものは手入れの手間も省くことができます。
また給水のしやすさも重要なポイント。給水しやすい加湿器はストレスフリーで使えますが、給水時に水が入れにくかったりこぼれやすかったりする加湿器は、使っているうちにイライラが募ります。
性能や機能だけでなくメンテナンスのしやすさまでしっかりと頭に入れて製品を見ましょう。
サイズと置き方
気化式加湿器は、直置きタイプと卓上タイプに分けることができます。
直置きタイプはサイズが大きい分パワーも大きく、卓上タイプはサイズが小さいため設置に場所を取りません。
サイズは収納の際にも重要な点となり、サイズが大きすぎると収納スペースを圧迫して出し入れの手間がかかることになります。
パワーのある気化式加湿器は直置きタイプが多いため、卓上タイプが欲しい人はパワー不足にならないように加湿量をしっかりチェックしておきましょう。
デザイン
気化式加湿器は、奇抜なデザインの製品は少ないもののデザインにこだわった製品が多数販売されています。
スチーム式加湿器は実用性にこだわった製品が多いですが、デザインについては気化式加湿器がスチーム式加湿器より優れているポイントと言えます。
オシャレなデザインの加湿器を選びたいなら気化式加湿器を調べましょう。
価格
構造上、扇風機などを製造しているメーカーが販売していることが多い気化式加湿器は、価格も5000円~8万円と加湿器の中でも高額になっています。
風の力で大量の水を蒸発させるため複雑な構造になりやすく、また利便性を上げるために加湿量の弱さを多機能やデザイン性で補っているため値段が上がっています。
気化式加湿器を選ぶときには、単純に加湿するというだけでなく、使い勝手の良さやデザインなどまで総合的に見て妥当な値段の製品を選ぶようにしましょう。
気化式加湿器のオススメ人気比較ランキング
ここからは室温を上げずに湿度だけ上げられる気化式加湿器のオススメ人気比較ランキングをご紹介します。性能、機能、使いやすさ、価格、口コミの評価などを比較してランク付けしています。
15位:アイリスオーヤマ 加湿器 気化ハイブリッド式 EHH-500-H
アイリスオーヤマの2つの方法で水を気化させる気化式のハイブリッド式の加湿器です。
フィルターにヒーターで温めた風を当てて加湿する温風気化式と室温の風を当てて気化させる自然気化式を自動で切り替えて運転することができる加湿器で、一般的な気化式加湿器よりもハイパワーとなっています。
気化式加湿器の欠点である加湿力を補っており最大で1時間あたり500ミリリットルの加湿量を実現しています。
タンク容量は5リットルあるため10時間の連続運転も可能。長い時間の加湿にも十分耐えることができ、給水作業の回数を減らすことができます。
おまかせモード、うるおいモード。静音モードの3つのモードを搭載しており、モードを使い分けることで最適な空調を実現します。
おまかせモードなら、室温と湿度を測定して加湿量自動で調整しながら部屋の湿度約60%に保ちます。
うるおいモードは、広い部屋や急速に加湿したいときに便利で部屋の湿度を約65%に保ちます。
静音モードは、就寝時に運転音を抑えながら使用することができ、部屋の湿度を約60%に保ちます。
部屋の温度と湿度を測定することができるため適切な水分量が空気中に含まれているかどうか判断することができます。温湿度ナビを使えば部屋の状況が一目で分かります。
エコボタン押せばヒーターによる加熱を停止して送風のみで加湿することができるため、電気代を1カ月あたり74円に抑えることもできます。
イオン発生装置が搭載されているバージョンもあるため、イオン発生装置でマイナスイオンを放出すればより快適な空調を実現できます。
気化式加湿器でありながら圧倒的なハイパーを実現している大容量の加湿器。気化式加湿器であっても加湿量を確保したい場合は、この気化式加湿器が最適です。
口コミの評判
・10坪弱のコンクリの事務所で使っています。しっかり加湿してくれて音も気にならず気に入っています。空気清浄機機能が不要の人にはいいと思います。
・カルシウムが室内に付着することもなく、フィルターが効いているようでした。(昨シーズンまでは超音波式を使っていたので、カルシウムでDVDプレイヤーがおかしくなったりしてました)。夜中も動作音が気にならないほど静かで、しばらくはこれを使い続けたいと思います。セールがあったらもう一台買い増すかも。
・コストパフォーマンスは非常に良いと思います。加湿もしっかりできています。また、村田製作所製のマイナスイオン発生しを搭載している点は良いと思います。
・今年の冬はとても乾燥しているみたいで、ずーっと喉が痛かったのですが、これを購入してからとても楽になりました。もっと早く購入しておけば良かったと思いました。
14位:シャープ 高濃度プラズマクラスター搭載 加湿器 S-style HV-EX30
シャープの高濃度プラズマクラスター搭載している気化式加湿器です。
シャープの独自技術であるプラズマクラスターによって空気を浄化することができる特別な機能と接している気化式加湿器で、一般的な加湿器のように湿度を上げるだけでなく部屋の空気もキレイにすることができます。
加湿量は1時間あたり約300ミリリットルで、タンク容量は2.4リットルとなっています。1回の給水で連続8時間の加湿が可能となっており、長時間にわたって加湿し続けることができます。
加湿器とプラズマクラスターの相性が非常によく、高濃度プラズマクラスター7000で部屋にキレイな空気を送るだけでなく、加湿に使用する水もキレイにすることができます。
広口タンクを採用したことでお手入れも簡単になっており、雑菌や黒カビの発生を抑えることができます。
シンプルかつスマートなデザインを採用しており、どこにでも馴染みます。
イルミネーション機能搭載しているため、使用状況や部屋の湿度の状態をイルミネーションで判断することができます。
プラズマクラスターによって空気を浄化することができる気化式加湿器。優れた性能だけでなくオシャレなデザインも選びたくなる要因です。
口コミの評判
・非常に使いやすい加湿器です。デザインもシンプルで、何処に置いてもしっくりきます。正面からタンク内の水量が判るのと、ライトで大まかな湿度を知らせてくれるので便利です。コンパクトながらしっかり加湿もしてくれ、SHARPの特徴でもあるプラズマクラスター付き。大変満足しています。
・イルミネーション機能というものがあり光が順番に変わっていく機能なのですがとても癒されます。しかし加湿性能に関してはそれほど強くはないです。
・大きくて、置き場所に少々悩みましたがオシャレで、潤いにも満足、大変助かってます。
・形がおしゃれで気に入ってます。付けて寝ると、朝乾燥でのどが痛くないし、お肌もカサカサしてない気がします。湿度によって変わるイルミネーションが可愛いです。
13位:ボルネード 気化式加湿器 エバップ3 EVAP3-JP-wht
ボルネードのサーキュレーター内蔵出来ない部屋もムラなく加湿できる気化式加湿器です。
加湿器の多くは単純なファンで湿気を含んだ空気を送り出すため、湿気が部屋全体に広がるまでに時間がかかるだけでなく、部屋の湿度にムラが発生します。
そんな加湿器の抱える問題点を解決したのがこのサーキュレーターを搭載した気化式加湿器です。
約70年前に世界で初めてサーキュレーターを開発したアメリカのメーカーであるボルネードの気化式加湿器で、サーキュレーターを搭載している非常に珍しい気化式加湿器となっています。
直進性のあるサーキュレーターの風にのせて湿気を遠くまで飛ばすことができるため、部屋全体をムラなく加湿することができます。
圧倒的な空気の循環力によって6畳~39畳まで対応することができ、さまざまな広さの部屋で使うことができます。
優れた性能に加えてオシャレなデザインを採用しており、一般的な家庭だけでなく病院、介護施設、幼稚園、保育園、オフィス、店舗などでも使うことができます。
1回の給水で最長2日間の使用が可能で、パワーヘッド以外を取り外して丸洗いすることができます。広口タンクを採用したことで、奥まで手を入れて洗うことができて非常に衛生的です。
操作も非常に簡単で全てボタンで行うことができます。
サーキュレーターを搭載したことで部屋の空気を循環させながら遠くまで湿気を運ぶことができる気化式加湿器。部屋が広い場合や加湿器の使用で結露が発生する場合には、この気化式加湿器がオススメです。
口コミの評判
・リビング階段の18畳LDK+6畳和室を湿度55%のオート設定で稼働させてます。気温20℃湿度40%が一時間で55%まで上がりました。設定湿度になると自動で止まります。リビングの湿度計とピッタリ合っているので、意外と正確なことに感心しました。
・純粋に加湿して電気料金も安く考えたいならおすすめです。最大風量だとさすがにファンの音が気になりますが、一般的な空気清浄機と似たような音です。問題の加湿ですが十分な加湿力です、日本の加湿空気清浄機も使っていますが、それよりも加湿できる速度も速いです。超シンプルな作りです。良かったので追加でもう一台買いました。
・今年の冬はこれで大助かり。39畳と聞いてビビりましたが、おもったほど大きくない。部屋中均質に潤います。
・構造がシンプルで手入れのしやすさは抜群によいです。分解、組立てがしやすく、手入れは基本的にフィルターを洗うだけです。
12位:ボネコ 気化式加湿器 E2441
ボネコのオシャレなデザインでパワフルな気化式加湿器です。
世界基準の歌詞付きブランドであるボネコの製品で、適応畳数は約24畳となっており広い部屋でもしっかりとかすることができます。
3.8リットルの大容量タンクを備えており連続加湿時間約19時間を誇ります。頻繁に給水しなくても使い続けることができるため、利便性が高くなっています。
1日の電気代はわずか2円と省エネ性能にも優れており、電気代を気にすることなく使うことができます。
付属のシルバースティックの銀イオンによる抗菌機能があるため衛生対策もバッチリ。汚れた水が気化する心配がなく、空気が汚染されることもありません。
運転モードは強と弱の2段階設定ができるため、状況に合わせて最適な設定を選択することができます。
給水タンクを本体から取り外しとファンが自動的に停止する設計となっているため安全性も高くなっています。
花つぼみのようなふっくらとした形が印象的でインテリア性に優れており、リビングルームなどに置いておいてもオシャレに演出してくれます。
スタイリッシュなデザインと強力な加湿力を発揮する気化式加湿器。とにかく長時間使用できるため手間なく使えるのが大きな魅力になっています。
口コミの評判
・安定の加湿感と給水の楽さは他の加湿器には代え難いものがあります。もう少しコンパクト設計になると嬉しいです。
・加湿能力は大きさの割にはやや物足りませんが、加湿し過ぎにはなりません。大きさはかなりのもの。ホームオーディオのサブウーファーくらいのイメージ。使いやすさは抜群です。毎日洗面器で上から水をザーッと注ぎ込むだけ。フロートが水量を教えてくれ、溢れるようなこともありません。
・電気代も少ないので 家にいる間つけていても負担にならない。音? ベッドサイドに沸騰式を置いて寝ていた私にとっては全く気になりません。目に見えるミストもないので「これで本当に加湿されてるの?」と思うけど エアコンつけてる部屋での快適さ、朝起きた時の鼻や喉の調子からしても ちゃんと仕事してくれてるんだな、とわかります。
・自然な感じの加湿と例えましょうか...「加湿してます」ではなく、なんとなくいい感じなんです。何より気に入っているのが、掃除が楽なこと。2週間に1回(うちの場合)、風呂桶を洗う程度で済みます。このことが購入の決めてとなりました。
11位:ボルネード 気化式加湿器 EV100-JP
コンパクトながらサーキュレーターを搭載したことで広範囲に湿気を届けることができる気化式加湿器です。
サーキュレーターを発明したボルネードが開発した気化式加湿器で、サーキュレーターを搭載しているのがほかの気化式加湿器と一線を画すポイントになっています。
コンパクトでありながらハイパワーで、サーキュレーターによって遠くまで空気を送ることができるため、湿度の高い空気を部屋のすみずみまで届けながら均一に湿度を上げることができます。
弱運転で使用すれば1時間当たりの電気代は約0.3円と非常に安くランニングコストを抑えたい人にもピッタリです。
スタイリッシュなデザインを採用しており、オシャレなためどこに置いてもインテリアと調和します。
給水、設置、お手入れ、持ち運びを簡単にするシンプルな給水タンクを採用したことで、使い勝手にも優れています。
タンク容量は3.8リットルと大容量になっているため、1度の給水で長時間稼働させることができます。
風量調節ボタンや湿度ボタンがあり、最適な湿度を設定することができます。オート機能もあるため難しいことを考えなくても乾燥しない心地よい空間を作り出すことができます。
一般家庭で使うなら十分な性能を兼ね備えている気化式加湿器。構造をシンプルにしたことで非常に使いやすくなっており、できるだけ手間をかけずに加湿器を使いたい人も大満足の1台です。
口コミの評判
・購入のきっかけはまず見た目の格好良さでした。気化式の加湿器を使うのは初めてで、目に見えない分効果はあるのかと思いつつ湿度計を見るとしっかりと加湿器されている用です。音も静かで何よりタンクの水の交換がとても簡単です。
・サーキュレーターの機能としてもちゃんと働いており部屋の空気をしっかり加湿しながら回せているように感じます!部屋のどこに置いても問題ないところも高評価です!
・40平米の広さの部屋の加湿用に購入しました。十分、加湿されてる感じがあり、大満足です。使い方もシンプルでわかりやすいので、女性でも扱いやすい商品だと思います。購入して正解でした。
・定期的にフィルターのクエン酸洗浄(漬け込み?)をするのですが、お手入れが超ラクチンです。白い本体を上に持ち上げるだけで灰色部分から上がカパッと外れます。下部分の内部にフィルターが置いてあるので取り出すだけです。なんの固定も蓋も爪もありません。ただ置いてあるだけ・・・。書いてたらなんか安っぽそうだなと思ったけど、これが素晴らしい(たぶんデザイナーが秀逸)。
10位:バルミューダ 気化式加湿器 Rain Wi-Fiモデル ERN-1100UA-WK
オシャレでこれまでにない家電で大人気となっているバルミューダの気化式加湿器です。
水を注ぐことで給水できる画期的なタンクレス構造を採用しており、わざわざ給水タンクを取り外して給水する必要がなくなりました。上から水を注ぐだけで簡単に給水することができるため使い勝手に優れています。
操作方法も変わっており、コントロールリングを使って操作する方式を採用。コントロールリングを回転させることで操作できるため直観的な操作が可能です。
ディスプレイもスタイリッシュで、湿度が数値で表示されるため最適な湿度を設定することができます。視認性に優れており、正確な湿度が簡単に分かります。
スマートフォンのアプリにも対応しており、スマートフォンを使って操作することもできます。スマートフォンを使えばタイマー機能なども細かく簡単に使いこなすことができます。
メンテナンスが大変な加湿器ですが、この加湿器は洗うのが非常に簡単なため定期的なメンテナンスの負担も軽減してくれます。
空気清浄機と同じ酵素フィルターを採用したことで、空気を除菌してから加湿することができるため非常に衛生的です。
球体状のフォルムを採用しており、インテリア的な評価も高くなっています。デザインを重視してオシャレな気化式加湿器を選びたい人にもうってつけです。
値段は高いものの高性能かつ高機能で手間をかけずに長く使える加湿器。スタイリッシュな加湿器を手に入れたいなら、この加湿器を選んでみましょう。
口コミの評判
・運転強度が5段階あり、1~3位までならうるさくは感じないと思います。4、5はサーキュレーター並みの音ですので、TVを見ていると音量あげたくなります。
・抜群に使いやすい。トップのリングをクルクル回して押すだけのシンプルさです。
・デザインは素晴らしい。加湿能力は15畳程度のLDKでは十分かと。携帯アプリから操作でき、使いやすい。
・この製品はデザインに尽きます。リビングのどこに置いても様になるのし、THE家電!な感じが無くインテリアに調和してくれます。
9位:プリズメイト 空気を洗う気化式アロマ加湿器 PR-HF013
アロマ機能を搭載したオシャレなデザインの加湿器です。
タンク容量は1.9リットルで加湿能力は弱で1時間あたり33~70ml、強で1時間あたり52~140ml。連続稼働時間は弱で27時間、強で13時間。木造和室なら3畳、洋室なら6畳に対応しています。
卓上タイプとしても据え置きタイプとしても使うことができ、スタイリッシュなデザインのため置く場所を選ばず、どんな部屋にも置くことができます。
気化式のためミストが出ず、湿度が上がりすぎることや床が濡れることはありません。操作はタッチパネル式で、スイッチを押すだけで簡単に使うことができます。
別売りで除菌水が販売されていため清潔に使うことができるほか、付属のアロマパッドにアロマオイルを垂らせば香りも楽しむことができます。
加湿力はそれほどありませんが、湿度を上げつつオシャレな生活を演出できる加湿器です。
8位:VICKS 気化式加湿器 天井に七色の星が映る V3700
ユニークな形状の加湿器で、天井に七色の星を映し出せるプラネタリウムのような機能を搭載しています。
タンク容量は4リットルで、約13時間の連続運転が可能。最大8畳の部屋に対応しています。
加湿器の機能とは別にスターリーナイトプロジェクターの機能が搭載された製品で、天井に星空を映し出すことができます。
給水タンクはスケルトンのため水量は一目で分かり、水の補給のタイミングが簡単に分かります。
加湿器としてだけでなくスターリーナイトプロジェクターとしても使えるユニークさが他の製品と一線を画している加湿器。過ごしやすい空間を作るために加湿器を求めている人にはオススメです。
口コミの評価
・イルミネーションというかプラネタリウムは光が弱くて全然ダメです。あんな中途半端なのなら付けなくて良かった。欠点もありますがこの価格と性能を考えたら満足度は高いです。
・風の吹き出しが横なので、置き場所、向きを考えないとです。他は、良いです。
・部屋の湿度が上がると体感温度が暖かく感じるし、風邪やインフルエンザの予防にもなるので加湿器無しの生活は考えられません
7位:ダイニチ 気化式加湿器 Eシリーズ HD-EX215
円筒形のデザイン性に優れた気化式加湿器。パワーはありませんがコンパクトで置きやすい気化式加湿器です。
タンク容量は1.6リットルで加湿量は1時間あたり200ml。連続8時間の稼働が可能で、木造和室3畳、洋室6畳にまで対応しています。
複雑な機能が付いておらず、スイッチの切り替えで簡単に加湿することが可能。ヒーターを使わないため電気代を抑えつつ静かに加湿することができます。
風量は2段階切り替えのため、状況に合わせた加湿ができます。またタンクとトレイが一体型のため、お手入れはとても簡単です。
デザインも使い勝手もシンプルな気化式加湿器。無駄な機能が不要な人や一人暮らしで加湿器を置くスペースがない人にはピッタリです。
口コミの評価
・Hiは実使用に耐えないくらいうるさいです。
・水タンクの上にファンユニットを載せてるだけの単純構造です。電源ランプも給水ランプもなんにもありません。そこまでケチらなくても…でも実使用上特に問題はありません。メンテナンスも、フィルターを月1クエン酸液に漬けるだけで手間がかかりません。
・能力的に見ても部屋(寝室)全体を加湿するには全く役に立ちませんが、ベッドに寝た時に本体が頭上後方に位置するよう配置すると、湿気を含んだ風がちょうど顔のあたりに降りてくるという構図になり、これで十分な効果を発揮してくれます。
6位:シャープ 気化式加湿器 プラズマクラスター搭載 HV-F30
シャープ独自のプラズマクラスター技術を搭載している加湿器です。
タンク容量は2.4リットルで、加湿量は1時間当たり290ml。木造和室5畳、洋室8畳に対応しています。
シャープらしいスッキリとしたデザインが特徴の加湿器で、分解しやすく掃除もしやすいため簡単に手入れすることができます。
Wセンサーが搭載されており、部屋の温度と湿度を計測し、最適な湿度を保つことができるようになっています。またDCモーターを搭載しているため省エネで、電気代も節約できます。
加湿フィルターには抗菌、防カビ加工が施されており、エアフィルターには抗菌、ウイルス抑制加工が施されているため、出てくる空気が非常にキレイ。またプラズマクラスターを搭載しているため、空気浄化効果、消臭効果、静電気除去効果に期待できます。
デザイン性に優れており、加湿能力も機能も優れた加湿器。部屋をキレイにする効果もあるため毎日でも使いたくなる加湿器です。
口コミの評価
・とても気に入ってます。まず、音がとても静かです。次にタンクに手が入るので台所洗剤にスポンジのまま洗えます。フィルターも洗えるので交換回数が減らせ後々のメンテナンスに必要な費用節減ができます。お勧めです。
・夜中も音が気にならずに冬を過ごしました。タンクに水も入れやすいです
・湿度管理が難しい場所でも、かなりの短時間で加湿、空気清浄が一気に出来るのでたいへん重宝しています。たまに使うのじゃなくて、ほぼ終日使っているので、コストパフォーマンスは非常に高いのでお得ですわ。
・音も大きくなく、六畳間で使用していますが、非常に良いです。おすすめです。冬は、タンクは毎日水を補充する必要がありますが、それも逆に清潔かなと思います。
5位:東芝 uLos(ウルオス) 気化方式 加湿器 KA-P30X
東芝の卓上タイプのスタイリッシュな気化式加湿器。コンパクトながらパワーのある加湿器です。
タンク容量は1.5リットルで、加湿能力は1時間当たり500ml。木造和室5畳、洋室8畳に対応しています。
丸型デザインで見た目にもオシャレで、部屋に置いても違和感がありません。リビングルームなどよく見られる場所でも使うことができます。
加湿器は汚れが気になる家電ですが、ウルオスはフィルターだけでなくファンまで洗える構造となっており、汚れが気になれば中までしっかりと洗えるため衛生的に使うことができます。
給水タンクは持ちやすいハンドル付き。キャップも含めて抗菌加工が施されているため雑菌の繁殖を抑えることができ、給水作業も楽に行うことができます。
エアフィルターは防花粉、防ダニ、抗菌、防カビなどの処置が施されており、気化フィルターも抗菌、防カビ加工が施されているため、キレイな空気を出すことができます。
Wセンサー搭載で湿度と温度を感知し、自動で部屋の湿度を最適な状態に保つことが可能。また東芝独自の微粒子イオン「ピコイオン」を放出することで、アレルギー物質の飛散や菌を抑制しながら脱臭効果も期待できます。
中までしっかり洗えるため非常に衛生的な加湿器。デザインもオシャレでコンパクトなため置く場所も選びません。
口コミの評価
・気化式なので静かで低コスト。時折小さな音がするけど3日で気にならなくなる程度。
・加湿器の中では、メンテナンスのしやすさがかなり抜きん出ているのを実感しました。
・デザインは丸型で、気に入っています。作動音は、おやすみモードなどで、使えばそれほどでもありません。ピコサイズのイオンユニット付き。除菌、脱臭などに効果あり。となりの部屋にも欲しいと思います。
・掃除は綺麗に分解掃除出来ますが、少々時間がかかります。
4位:ダイニチ 気化式加湿器 Eシリーズ HD-EN500
ハイパワーで大容量の気化式加湿器。しっかりとした加湿力を求める人に最適な1台です。
タンク容量は6.5リットルで、静音モードなら16時間以上の連続運転が可能。加湿力と連続運転時間の両立に成功しており、木造和室なら8.5畳、洋室なら14畳まで対応することができるため広いリビングルームでも大活躍します。
湿度を自動的にコントロールする機能が踏査入れており、高い湿度を保って喉や肌を守ることができます。また節約加湿モードならわずか5Wで運転することができ、ランニングコストを最小限まで抑えることができます。
トレイ、気化フィルター、エアフィルターは抗菌、抗ウイルス加工が施されているため、雑菌やカビの繁殖を防ぎ、衛生的な状態と長く保つことができます。
タイマー機能も搭載しており、2時間後、4時間後、6時間後、8時間後の入/切タイマーを設定できるため、好きなタイミングで加湿を始めたり加湿を終えたりできます。
リビングルームに設置するのに最適な加湿器で、パワーと機能を兼ね備えています。
口コミの評価
・加湿時はファンの音がしてよく加湿してくれますし、設定湿度に達すると停止してくれるので静かで省エネです。湿度表示も大きくて見やすく、良く出来た製品だと思います。
・加湿器にしては大きいなーと言う印象ですが、加湿空気清浄機などに比べればこんなものだと思います。
・気化式にしては静かです。風量もある。節約モードでは最小能力でエコ。消費電力5W、加湿能力180ml、運転音12dBで運転可能!
3位:パナソニック 加湿機 気化式 ナノイー FE-KXF15
大容量でハイパワーな加湿器で、オフィスなどでも十分に使える性能を兼ね備えた製品です。
タンク容量は9リットルで、1時間当たり1500mlの加湿能力があります。洋室なら約42畳に対応しています。
かなりの大きさですが性能はバツグンで、加湿量は気化式加湿器の中でもトップクラスになっています。
DCモーターを搭載しているため稼働音は非常に静か。また電気代を抑えることもできます。
便利な機能を搭載しており、湿度サイン、チャイルドロック、切タイマーなどに加えて、好みの湿度を一定に保ちながら連続運転することも可能です。
また衛生面にも配慮されており、長寿命加湿フィルターは汚れにくく洗いやすいため3カ月に1度の掃除で10年間交換不要。
給水しやすい仕組みを取り入れており、トレイと一体型となった給水タンクはハンドル付きで持ち運びも簡単。タンクの口は広いため吸水しやすく中までしっかり洗うことができます。
パナソニック独自の水に包まれた微粒子イオン「ナノイー」を放出することができる加湿器で、アレルギー物質を抑制して消臭、防カビ効果が期待できます。
圧倒的な加湿力を誇る加湿器。広い空間をしっかりと加湿したいときには大活躍してくれる製品で、複数台の加湿器を設置しているのに湿度が上がらない人にはオススメです。
口コミの評価
・パワーは抜群です。音については、「強」だとややうるさいですが、本体との距離にもよるかと思います。「中」にするだけで急に静かになります。自宅の広さに今使っている加湿器のパワー不足を感じる方、こいつは間違いないです。
・容量もあってナノイー付き、家庭用ならこれは良い!もう2台目です。
・今まで小型加湿器を複数個使用して湿度25%ほどでしたがつけて数時間で40%近くまで加湿されました!
・いままで空気清浄機と一体型のもので加湿していましたが、パワー不足でした。こちらに変えてみたらおまかせ運転で60%台です。肌や鼻粘膜のつっぱり感がかなり緩和されました。ちなみに吹き抜け床暖房の24畳のリビングで使用してます。
・かなり音が静か。吹き抜けの間取りのため、大きな面積に対応しているものが欲しかった。音がうるさいのは我慢しようと思ってましたが、とにかく静かで嬉しい限りです。
2位:パナソニック ナノイー加湿発生機 F-GMHK10
パナソニックのコンパクトでスタイリッシュなデザインの加湿器。インテリアの邪魔をせず、どんな場所にも置くことができます。
タンク容量は1.2リットルで、加湿量は弱で1時間当たり130ml、強で1時間当たり200ml。木造和室3畳、洋室6畳に対応しており、スポット加湿も可能です。
パナソニック独自のナノイー技術を搭載しており、除菌や脱臭効果があり、肌の潤いを保つため美肌効果を期待できます。
回転ルーバーは広範囲に湿度の高い風を送り、部屋全体の湿度を効率的に上げることも可能。好きなポイントを集中的に潤わせることもできます。
コンパクトな卓上タイプのため寝室のベッド横のサイドテーブルに置くことができ、寝ている間もしっかり加湿することができます。デザインもスタイリッシュなため、置く場所を選びません。
静音性にも優れており、弱なら23dBと非常に静かなため眠りを邪魔しません。
高機能でスタイリッシュなデザインをしており、音が静かなため寝室にもピッタリな加湿器。省エネで電気代も抑えられるため、ランニングコストを抑えたい人にもオススメできます。
口コミの評価
・素晴らしいデザインです、加湿機能もイイです。
・加湿力:加湿力はさほど強くないですが、畳1畳分くらいの広さは効果あると思います。
・弱運転はほとんど動いてるのを感じないくらい静かです。強運転は風の吹き出し音がハッキリ聞こえるので寝るときは弱運転がお勧めです。
・仕事机の脇に設置しました。一瞬で空気がさやわかになるので、とても快適です。お肌の気になるアラフォー世代の強い味方になってくれそうです。
1位:パナソニック 加湿機 気化式 FE-KFM05
パナソニックの高性能、高機能の加湿器。広い部屋にも対応しており、どんな場所でも納得の加湿を発揮します。
タンク容量は4.2リットル。和室なら8.5畳、洋室なら14畳に対応することができます。
気化式のため安全性が高くやけどの心配がありません。センサーを搭載しており、加湿具合をチェックしながら自動的に快適な湿度を保つことができます。
手入れのしやすさを重視した加湿器で、フュージョン素材の加湿フィルターを採用しており交換は10年間不要。またイオン除菌ユニットで電気を使わず加湿する水を除菌することが可能で、交換する必要性もありません。
加湿トレーや広口タンクもフラット構造でお掃除しやすく衛生的に保てます。
シンプルなデザインをしており、どんな部屋に設置してもインテリアを邪魔しません。
静音性にも優れており、お急ぎで36dB、強で31dB、中で26dB、弱で22dB、静かで15dBしか音が出ないため、音に悩まされる心配がありません。
使いやすさやメンテナンスのしやすさを重視している加湿器。多彩な機能が不要で無難で失敗のない加湿器が欲しいならこの加湿器で決まりです。
口コミの評価
・機能は十分満足しています。お任せ以外は使ってません。静かですので、普段は水補充とフィルター掃除サインだけを気にしてます。
・結構大きく感じますが、タンク容量も多く水持ちが良いので隅っこに置いておけば大きさは気になりません。
・良かったです。コンパクトなのに性能が良い!お得です。
・スイッチを入れると、程なく部屋の湿度計の数字に反映されるくらい、良い感じに加湿してくれます。それでいて、運転音が気にならないくらい静かです。
まとめ
気化式加湿器は、パワーが弱いものの安全に使うことができたり、静音性に優れていたり、ランニングコストが安かったりとメリットがたくさんある加湿器です。
中には気化式加湿器ながらパワーがある製品もあり、弱点をしっかり克服しているものもあります。
どんな場所でも使える加湿器のため、加湿力よりも使い勝手を優先する人は気化式加湿器を探しましょう。
湿度調整機能や空気浄化機能を持つ家電については以下を参照してください。