スティッククリーナーとは?コードレスとコード式の違いから使い方まで徹底解説!

      2018/07/25

コード式スティッククリーナー(掃除機)

家の中を手軽に掃除できるアイテムといえばスティッククリーナー。縦型掃除機とも呼ばれる通り、棒状の掃除機はまるでモップ掛けをするように気軽に簡単に掃除をすることできます。一方でスティッククリーナーは各メーカーが多種多様な製品を発売しており、一見すると違いが分かりにくい電化製品でもあります。

今回は、そんなスティッククリーナーの基本から使い方まで徹底解説します。




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スティッククリーナーとは?

そもそもスティッククリーナーとは、掃除機の中でもどのようなものを指すのでしょうか。

立ったまま床を掃除できるコンパクト掃除機

一般的な掃除機はキャニスター型クリーナーと呼ばれるタイプで、本体からホースとノズルが伸びておりノズルの先端からゴミを吸引します。

一方でスティッククリーナーは、ノズルと本体が一体化しておりキャニスター型クリーナーのように本体が分離していません。本体ごと手に持って掃除する掃除機です。

手軽に細かなところを掃除できる

スティッククリーナーはキャニスター型クリーナーに比べて扱いやすく、すぐに取り出して掃除することが可能。またコンパクトなサイズのため、狭い場所でも掃除することができます。

キャニスター型クリーナーのように掃除のたびに大掛かりな用意をする必要がないため、簡単に素早く掃除機をかけることができます。

パワーは弱く長時間の使用には向かない

気軽に手軽に掃除ができるスティッククリーナーですが弱点もあります。

まずスティッククリーナーはキャニスター型クリーナーに比べてパワーが弱く吸引力は劣っています。吸引力は掃除機の性能の中でも重要な要素のため、パワーの弱さは掃除機にとって致命的です。

さらにスティッククリーナーはノズルと本体が一体化しているため、ノズルとホースだけを持つキャニスター型クリーナーに比べて手や腕にかかる負担が大きく、長時間の掃除をしていると疲れやすいという欠点があります。

広範囲の掃除や長時間の掃除をする場合には、スティッククリーナーよりもキャニスター型クリーナーの方が優れています。

コードレスとコード式の違い

スティッククリーナーは、大きくコードレスタイプとコードタイプの2種類に分けることができますが、その違いはどこにあるのでしょうか。メリットとデメリットで比較してみましょう。

コードレススティッククリーナーのメリット

・場所を選ばず掃除ができる
・掃除の準備が不要
・見た目がスッキリしているため見せる収納が可能

コードレススティッククリーナーの最大のメリットは、コンセントの位置に縛られることなくどこでも掃除ができるという点です。

掃除機を使っていて最も煩わしいのがコンセント位置とコードであり、部屋を移動するたびにコードを抜き差しする必要があり、掃除をしているときにはコード自体が掃除の邪魔をすることもあります。

しかしコードレススティッククリーナーは、それら掃除機の大問題を全て解決しておりストレスフリーで掃除をすることが可能。またコードレスで使えるため電源がない場所でも掃除することができます。

デザインにこだわっている製品も多いため、出しっぱなしにしていても不自然ではなく、見せる収納ができる製品が揃っています。

コードレススティッククリーナーのデメリット

・使っているうちにパワーが落ちる
・充電する必要がある
・値段が高い

非常に便利なはずのコードレススティッククリーナーが一般的に利用されない理由はいくつかあります。

まずひとつに使っているうちにパワーが落ちるという欠点があります。

充電していたバッテリー残量が減ればパワーが落ちるのはもちろん、バッテリーは充電と放電を繰り返すと容量が低下するため長期間使っていれば満タンまで充電してもパワーが出せなくなることもあります。

また使うたびに充電をする必要もあり、長時間の充電をしても最大稼働時間が10分~20分と非常に短い製品も少なくありません。

最近では、コードレススティッククリーナーも性能やバッテリー容量が改善されて長時間にわたってパワフルに稼働し続ける製品も増えてきましたが、一方でコードレススティッククリーナーは性能が高くなるほど相対的に価格が高くなる傾向があります。値段の高さもコードレススティッククリーナーを選ぶときには高いハードルとなります。

コードレススティッククリーナーがオススメの人

コードレススティッククリーナーは、見た目がすっきりしていて簡単に掃除ができるのが特徴。そのため手軽に素早く掃除をしたい人にはオススメです。

「本腰を入れた本格的な掃除ではなく、空いた時間やちょっと気が向いたときなどにサッと掃除機をかけたい」というようなインスタントでこまめな使い方を望んでいる人にはピッタリです。

コード式スティッククリーナーのメリット

・使っていてもパワーが落ちない
・充電不要でいつでも使える
・製品寿命が長い
・価格が安い

コード式スティッククリーナーの最大の利点は、使っていてもパワーが落ちないこと。常に電源から電気を供給しているため、安定したパワーで吸引を続けることができます。

コードを差せば使えるため充電は不要。電源やコンセントがある場所では、気兼ねなく使うことができます。

またコード式スティッククリーナーは低価格の製品が多く、1万円以下という価格で高性能な製品を買うことができます。バッテリーを搭載していないため製品寿命はなく、価格も低く抑えられています。

コード式スティッククリーナーのデメリット

・使うためにコードを指して準備する必要がある
・コードの片づけが必要
・見せる収納が難しい
・多くの製品のコードは5m前後で使用範囲が限られている

一般的なキャニスター型クリーナーと同じように使用するときにはコンセントにコードを差す必要があります。また使用後にはコードを片付けなければいけません。

キャニスター型クリーナーならボタンを押せば自動的にコードを巻き取って簡単に片づけられますが、スティッククリーナーの多くはコードの自動収納装置がなく、ハンドルの背面に取り付けられた収納用フックに引っかけて巻き付けておくのが一般的。コードが剥き出しであるため見せる収納をするには不向きと言えます。

コード式スティッククリーナーのコードの長さは5m前後が一般的。そのためコンセントの位置にもよりますが10畳間程度なら隅々まで掃除することが可能ですが、部屋がそれ以上広かったり複数の部屋を掃除するときにはコードを差し替える必要があります。

コード式スティッククリーナーがオススメの人

コード式スティッククリーナーは、安定したパワーと手軽に使える利便性を兼ね備えた低価格の掃除機です。そのため限られた範囲の掃除に利用したい人にオススメできます。

掃除すべき部屋や範囲が狭い場合には、コード式スティッククリーナーが大活躍します。コードを差すだけで手軽に掃除を始めることができます。

また掃除機に割り振る予算が限られている人は、低価格のコード式スティッククリーナーを選びましょう。

紙パック式とサイクロン式の違い

スティッククリーナーに限らず掃除機を選ぶときに大切になるのが紙パック式とサイクロン式の違い。紙パック式とサイクロン式では、どのような違いがあるのでしょうか。メリットとデメリット比較してみましょう。

紙パック式のメリット

・手入れ不要でゴミ捨てが簡単
・ゴミを見なくていい
・ゴミを捨てる間隔が長い

紙パック式は、吸引したゴミを紙パックの中に閉じ込めるタイプの製品。紙パックは別途購入し、掃除機にセットしてゴミを捨てるときには紙パックごと捨てることになります。

紙パック式は、紙パックがフィルターの役割を果たしており捨てる時には紙パックごと捨ててしまうためゴミの処理が非常に簡単。ゴミを捨てる間隔が長く2ヶ月程度は紙パックを交換せずに済みます。

掃除機を使っているとゴキブリなどの害虫を掃除機で吸い取って駆除することがありますが、紙パック式なら吸い込んだ害虫も紙パックごと捨てるため不快な気分になることはありません。また紙パックの中にゴミが詰まっているため、ゴミ箱からゴミが漏れる危険性を減らすこともできます。

紙パック式のデメリット

・紙パックの購入と保管が必要
・吸引力が持続しない
・排気が臭う

紙パック式は、掃除機を使うためにどうしても紙パックを使う必要があるためランニングコストがかかります。また買ってきた紙パックを保管するなど管理の手間もかかります。

さらに紙パックは短期間で紙パックを交換できないため、紙パックを交換するまで吸引力は低下し続けます。

長期間にわたって紙パックの中にゴミを入れており、吸気はゴミの中を通って排出されるため排気が臭くなる可能性も高まります。

紙パック式掃除機がオススメの人

紙パック式は、掃除機自体の手入れが不要で簡単に取り扱うことができます。そのため掃除機の手入れをしたくない人にオススメです。

掃除をした後に掃除機を掃除するのが面倒な人やゴミ捨てを簡略化したい人にはピッタリの製品。潔癖な人は、ゴミを見たりゴミに触れたりしたくないものですが、ゴミを紙パックに閉じ込める紙パック式はそんな潔癖な人にこそ最適です。

サイクロン式のメリット

・ランニングコストが安い
・吸引力が持続する
・排気が臭わない

サイクロン式は、吸引したゴミを内部で空気とゴミに分離するタイプの製品。ダストボックスに溜まったゴミだけを捨てることになります。

紙パック式とは異なり紙パックを使わないためランニングコストは非常に安く、また紙パックの管理の手間を省くことができます。

サイクロン式の最大の特徴は吸引力が持続することで、簡単にゴミを捨てることができるため短期間で吸引力は復活。常に強い吸引力で掃除することができます。

さらにゴミを捨てる頻度が多いことでダストボックス内にゴミが溜まることがなくなり、排気の臭いも軽減されます。

サイクロン式のデメリット

・ゴミをこまめに捨てなくてはいけない
・フィルターやダストボックスの洗浄が必要
・ゴミを見る必要がある

サイクロン式の場合には、ゴミがダストボックスに溜まるとすぐに吸引力が低下するため頻繁にゴミを捨てる必要があります。掃除機を使いっぱなしにするような使い方はできません。

またフィルターやダストボックスはゴミによって汚れるため、ゴミを捨てるだけでなく洗浄する必要があります。水洗いできる製品も多くあり、水を使って掃除機をキレイに洗わなければ性能を維持できません。

ゴミを捨ててダストボックスを水洗いするため、どうしてもゴミに触れることは避けては通れません。ゴミ箱にゴミを捨てた後も、ゴミ箱内からゴミが漏れ出す可能性もあります。

サイクロン式掃除機がオススメの人

サイクロン式は、ランニングコストが安く吸引力を持続できるのが特徴。吸引力の強さや低コストを求める人に最適です。

掃除機自体の掃除の手間はあるものの、それさえ苦にならなければ吸引力を持続することができランニングコストを抑えられるサイクロン式掃除機。常にダストボックス内のゴミを管理できるなら、紙パック式掃除機よりも衛生的で使いやすい掃除機です。

こまめな掃除や掃除機の管理がしっかりできる人にはベストなのがサイクロン式掃除機です。

メイン掃除機としての使い方、サブ掃除機としての使い方

スティッククリーナーはメイン掃除機として使う場合とサブ掃除機として使う場合に分かれる製品です。スティッククリーナーの使い道を知っておきましょう

メイン掃除機としての使い方

スティッククリーナーは広範囲を掃除するのには適していませんが、素早く手軽に掃除できる利点があります。

そのため掃除する部屋が狭い場合には、メイン掃除機としてスティッククリーナーを使えば大活躍します。

一人暮らしで部屋数が少なかったり3階建てでキャニスター式の掃除機を運ぶのが難しい場合には、持ち運びに便利なスティッククリーナーを使うことでスムーズに掃除することができます。また階数が多ければ階段の掃除も必要になりますが、そんなときもコンパクトなスティッククリーナーは大活躍します。

部屋が広い場合や平屋など階段が少ない場合には、メイン掃除機として使うには力不足となります。

サブ掃除機としての使い方

キャニスター式の掃除機を持ち込むのが難しい部屋がある場合には、スティッククリーナーがサブ掃除機として活躍します。

そのほかに掃除が苦手な人には、手軽に使えるスティッククリーナーは使いやすい掃除機です。わざわざ戸棚から掃除機を取り出してコードをコンセントに差して掃除をする必要がなく、ちょっとしたときに簡単に掃除できるため掃除の頻度を上げることができます。

リビングルームなど人の滞在時間が長く掃除が最も必要となる部屋に置いておけば気が向いたときに掃除できるため重宝します。

スティッククリーナーの使いやすさを決める要素

掃除機は吸引力が重要視されますが、吸引力が使いやすさに直結するわけではありません。

集塵力

一般的に掃除機は吸引力が重視され、パワーの弱いスティッククリーナーが嫌厭される理由にもなっています。しかし吸引力よりも大切なのが集塵力です。

吸引力は吸い込む力を示すのに対し集塵力はゴミを吸い込む力を表します。掃除機は吸引力だけでなくヘッドの形状や対応する床面の形状によって集塵力が変わります。

つまり吸引力が弱くても、集塵力が高ければ効率よくゴミを吸い取ることができます。

ヘッドのブラシに工夫を凝らしたり床面の形状に合わせてブラシの回転数を調整する機能が搭載されているスティッククリーナーも登場しているため、掃除機を選ぶときには単純な掃除機のパワーではなくゴミの回収能力を重視しましょう。

本体の重量

手に持って使うスティッククリーナーは重量が重要になります。

できる限り軽い製品を選ぶことで手や腕への負担を減らすことができます。

掃除機を使うのは男性よりも女性が多く、非力な女性なら特に本体がいかに軽いのかが重要なポイントになります。

持ちやすさ

本体の重量と同じくらい大切なのが持ちやすさです。

ハンドルやスイッチの位置、さらには重心などさまざまな要素によって持ちやすさは変化します。

スティッククリーナーは、床の上を前後に動かすのが基本的な使い方となり、持ちやすさは動かしやすさに直結します。

ヘッドの可動域

細かな部分まで掃除できるのがスティッククリーナーの強みですが、ヘッドの可動域が広くなければピッタリと掃除したい面に掃除機を当てることができません。

ベッドやソファ、また部屋の角などの狭い場所にヘッドを突っ込んでも可動域が広ければうまく回転してスムーズに掃除することができます。

ヘッドの可動域は使いやすさを決定付ける重要な要素であることを知っておきましょう。

ゴミの捨てやすさ

ゴミを捨てる際には、紙パックやダストボックスを取り出す必要がありますが、それらをスムーズに取り出せればストレスなくメンテナンスをすることができます。

紙パックは数カ月に一度の作業となるため負担は少ないですが、サイクロン式では頻繁にダストボックスを取り出したりフィルターを掃除したりする必要があるためゴミの捨てにくい掃除機は大きな負担となります。

またゴミ捨て作業が簡単にスムーズにできる製品は、ゴミを捨てるときにゴミやホコリが散らかりにくく健康被害を防ぐことにもつながります。

コードの長さとバッテリーの稼働時間

コードの長さとバッテリーの稼働時間は、スティッククリーナーの掃除の範囲を決定付ける要素です。

どれだけ性能が優れた製品であっても、掃除すべき部屋に対してコードが短かったり稼働時間が短かったりするとスムーズに掃除を終わらせることができなくなります。

掃除する環境に必要となる条件を満たす掃除範囲を持つ掃除機を選びましょう。

静音性

掃除機は音が大きい家電の筆頭ですが、できる限り静音性に優れた製品を選ぶことはとても大切です。

早朝や真夜中でなくても騒音トラブルを防ぐためには掃除機の音はできるだけ静かに越したことはありません。

スティッククリーナーは、一人暮らしなど狭い生活スペースで使われることも多く音が周囲に聞こえやすい場所で使われます。静音性には気を配りましょう。

収納のしやすさ

掃除機は収納が面倒なアイテムですが、スティッククリーナーは収納のしやすさが支持されています。

スティッククリーナーは、部屋に置くことを前提に作られているものもあり立てて置くことで省スペースにもなります。充電スタンド式のものや自立式のものもあるため好みのものを選びましょう。

部屋に置けるような製品ではない場合には、収納場所に合わせた製品選びも必要になります。

スティッククリーナーのデザイン性

収納のしやすさと関連しているのがデザイン性。スティッククリーナーは部屋に置いて収納することも想定されているため、デザインに凝った製品も少なくありません。

特にコードレススティッククリーナーはスタイリッシュなデザインの製品も多く、見せる収納を意識して設計されています。

部屋に置いて収納することを想定している場合には、デザイン性が優れていて部屋の雰囲気に合ったものを選びましょう。

まとめ

キャニスター式クリーナーを使い慣れている人にはなじみがないスティッククリーナー。使わなければ利便性はなかなか分からない家電でもあります。

スティッククリーナーはメイン掃除機としてもサブ掃除機としても使うことができ、非常に汎用性の高い掃除機といえます。

掃除が苦手な人やキャニスター式クリーナーに不満がある人は、スティッククリーナーを使ってみると快適な掃除生活を送ることができるかもしれません。

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