アホな投資家と同じ株式投資のミスをしないための5つの方法とは?パニック状態のときこそ冷静さが必要!

   

寄り目にしている白人の女の子

ボラティリティが大きくなり株価が乱高下する相場では、株式投資家たちも一喜一憂を繰り返して躁鬱病のような混乱状態に陥ります。羨望と絶望に振り回されて下手に株を売買することで大きな損失を発生させる投資家も少なくありません。

必死になって株を売っていたと思ったら同じ紙でも今度はトイレットペーパーを買いだめする人が出現するのが混乱状態ではないなら何なのでしょうか。

心理学や経済学から派生した行動経済学でも、損失回避という本能に従うことでパニック状態に陥ってしまうことが知られています。

今回は、本能のままに株を売買しているアホな投資家と同じ株式投資のミスをしないための5つの方法をご紹介します。パニック状態のときこそ冷静さが必要となります。




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1.市場と相場に振り回されてパニックにならない

まずは落ち着きましょう。大きく息を吸って大きく息を吐き、目を瞑ってパニック相場の雰囲気に呑み込まれないようにしましょう。

冷静さを取り戻すことで焦って株を売ることも株を買うことも避けることができます。理性を働かせることに集中し、状況を整理してみましょう。

株を売らなければ損失は発生しない

もし買うを買ったときに価格ではなく価値を重視していたなら、株価を見て心配することはないはずです。

経済状況がどのように変化しても、本質的価値が毀損してしまうような状況でなければ焦る必要はありません。

たとえば株を不動産に置き換えて考えてみましょう。不動産相場が乱高下したからといって、今住んでいる家を急に売ろうと考えたり隣の家を急に買おうとは考えないはずです。気まぐれで値段が決まっている場合、持ち家の値段が極端に高くなっているなら喜んで売ることはあっても、持ち家の値段が極端に安くなっているならそんな意見は無視すればいいだけの話です。

知らない人がやってきて「あなたが5000万円で買った家を今すぐ1000万円で売ってくれ」と言ったとしても無視すればいいだけです。あなたの家を1000万円で買う人が出現してもあなたの家の価値が1000万円になったというわけではありません。

株式も同じです。株価が急激に下がったからといって、あなたの株の価値が下がっているとは限りません。

株価の下落に妥当性がなく、株価が株の本質的価値を下回っていないなら、どれだけ株価が下がっていても焦って売る必要はありません。

安値で買うチャンスはやってくる

株価が乱高下しているときに株を買うことに躊躇すると、まるで安値で買うチャンスを逃して損をしたような気分になります。

そのため株価が下落したときに衝動的に株を買おうとする人も出現しますが、焦る必要はまったくありません。なぜなら安値で株を買うチャンスはやってくるからです。

パニック状態で何も考えずに株を買うほど恐ろしいことはありません。さらに株価が下がって含み損を抱える可能性があるだけでなく、底値で株を買うための資金を使い果たしてしまう可能性もあるからです。

チャンスはまだまだやってきます。冷静な状態で本当に納得できる株価で安心して保有できる株を買うことに徹しましょう。

状況が分からない状態で冷静さを失えば振り回される

株価が乱高下していて現在の状況が分からず、今後の見通しがはっきりしない状態で冷静さを失って行動を起こすと必ず失敗します。

もし現在の状況と今後の見通しに確信を持つことができず、また子どもに分かる簡単な言葉で現在の状況と今後の見通しについて説明できないなら、それは現状を理解できていないということです。

分かりやすくいえば、知らない山の中で遭難しているような状態です。

遭難しているときには、楽観的な憶測や思い付きで行動してはいけません。状況が理解できるまで、その場にとどまることが大切です。その場から動かずにじっとして状況を見極めることを最優先しましょう。

精神状態がしっかりしていないならなおさらです。まずはパニックを落ち着けて冷静になり、どれだけ不安でも現時点では自分には何も分からないということを認めましょう。

冷静になって現状が理解できないという自分の状況を把握して客観視できれば、そこから今できることを着実に始めましょう。

2.投資目標を思い出す

混乱した相場から離れて冷静さを取り戻し、現状が把握できないことを認めて冷静になれたなら、今度は何のためにこれまで株式投資をしていたのか思い出してみましょう。

相場が混乱しているからこそ自分の投資目標を明確にしておきましょう。

目標を明確にする

投資家は、株式投資を通して目標を達成したいと考えているはずです。その目標とは、経済的に豊かになるという漠然としたものもあれば、月々30万円の不労所得を得て、生活の中に自由な時間を持ちたいという具体的なものまであります。

目標が明確で具体的なら、地に足のついた投資ができるはずです。相場が荒れていようが浮足立つことなく冷静に判断ができます。

目標がアンカーになることで、目先の不安や欲望に振り回されてしまうことがなくなります。

冷静な精神状態を取り戻したら、今度は投資目標を思い出してみましょう。もし投資目標がなく漠然と株式投資をしていたなら、この機会に投資目標を明確にしてみましょう。

株の売買が投資目標の達成につながるか

相場が荒れている場面でも、目標が明確なら売買することができます。そのとき指標となるのが、株の売買が投資目標の達成につながるかという一点になります。

現時点で目標に向かった投資を続けているなら、どのような状態でも焦る必要はありません。

たとえば配当金を目当てにした高配当株投資をしている場合、株価がどれだけ下がっていても配当金が減配や無配に転落していなかったり、減配や無配していても一時的なものだと確信できるなら気にする必要はありません。株価に左右されず、着実に高配当株を買い増していくことが投資目標に近づくことになります。

もし含み損を恐れて焦って株を売却してしまえば、それこそ株の売買が投資目標から離れてしまう原因になります。

株を売買しないという方法以外にも、株を売却して現金化しておき、さらに株価が下がってから投資するという方法や部分的に株を売却して現金を増やして今後に備えるという方法もありますが、どのようなアプローチを採用するにしても投資目標の達成につながるかどうかを意識しなくてはいけません。

もし株の売買が投資目標の達成につながるなら、思い切って株を売買するのもいいでしょう。

投資目標を達成できるなら資金の大部分を投入するのも英断

ボラティリティが大きくなり株価が乱高下しているタイミングは大チャンスでもあります。失敗すれば大きな損失が発生してしまいますが、成功すれば大きな利益を得ることができます。

もし投資目標が明確になっているなら、この大チャンスを逃す必要はありません。

株価が急激に下がったタイミングで投資目標を達成できるなら資金の大部分を投入するのも英断となります。

もちろんその後、株価がさらに下がって含み損を抱えてしまったり底値で株を変えず機会損失を被ってしまう可能性はあります。それでも投資目標を達成できるようなら、資金の大部分を投入するような決断も間違ったものではありません。

後になってから底値で株を買えなかったことを悔やむかもしれませんが、明確な投資目標があるなら欲を出さずに投資目標を達成させることを優先するべきです。

どれほど掲げている投資目標を優先させるかにもよりますが、大きく株価が下がっているときには思い切って決断も必要になります。

3.低コストを意識する

相場の状況やボラティリティの大きさに関係なく株式投資に必要となるコストを意識することは重要です。

もしボラティリティが大きくなり不安定な状況になっているなら、わざわざ高いコストを支払ってまで危険な賭けに出る必要はありません。

低コストを重視して余計な株式投資を避ける

ボラティリティが大きくなれば、大きな欲望が渦巻く状況となります。さまざまな儲かりそうな金融商品が気になってきます。

しかし怪しい金融商品の多くは取引手数料が高く、投資家よりも金融商品を販売している金融業者が儲かるようになっています。

また頻繁な取引も手数料や税金が増加する要因になります。気持ちが揺れ動くことで余計な売買が増えてコストが増加します。

つまり低コストを重視すれば、必然的に余計な株式投資を防ぐことができます。

低コストを意識することは、それ自体が株式投資の効率を高めることになり、さらに不要な株式取引を防いで吟味した株式投資へとつながることになります。

NISAやつみたてNISAの枠を利用する

低コストを意識すれば、税金を抑えることができるNISAやつみたてNISAの枠を優先的に利用することになるはずです。

NISAやつみたてNISAの枠は上限があり、自然と株への投資を限定することができます。同時に一定額を投資することもできます。

NISAやつみたてNISAの枠は、短期間に株を売買することを前提とはしていないため、長期的な展望で株を買うサポートもしてくれます。

NISAやつみたてNISAの枠を優先的に使うことを意識すれば、恐怖を克服して着実な投資をしながら欲望に負けて売買を繰り返すような愚行を防ぐこともできます。

手数料の安い投資信託やETFを利用する

低コストを意識すれば最終的には個別銘柄だけでなく手数料の安い投資信託やETFを利用することになります。

手数料の安い投資信託やETFは安心して購入できる優良な金融商品が多く、悪徳金融商品を避けることができます。

加えてある程度は分散されているためリスクも分散することが可能です。個別銘柄の分析が難しい投資初心者でも投資信託やETFなら安心して購入することができ、安心できるため長期保有を続けることもできます。

手数料の安い投資信託やETFを利用することで、自分自身の投資行動を論理的にコントロールできるようになります。

4.ポートフォリオを調整する

ポートフォリオを調整しておくことで、相場の変動にも適切に対応することができます。今後の状況のことを考えてもポートフォリオの調整に集中してみましょう。

資産配分の調整

投資家であれば、どのような資産をどれくらい持っているのか理解しておくことが大切です。

特に株価が大きく変動すれば、ポートフォリオが大きく変わっている可能性も高まります。

現金、不動産、債券、株式などが多くの投資家が持っている資産ですが、価値が変動しにくい現金や不動産に対して株式は株価が大きく変動するため、ポートフォリオが思っていた以上に偏っている可能性があります。

また持っている株式が個別銘柄の場合、銘柄やセクターによって偏りに違いがあるため、セクターを分けることによるリスク分散の効果も薄れている可能性があります。

株式を売買するときには、ただ単純に儲けることだけを考えるのではなく資産配分の調整も兼ねてみましょう。

現金比率の確認

株式相場が不安定なときには、現金が非常に重要になります。

現金比率が小さく資産の大部分が株式なら株価の変動によって資産の総額も大きく変動することになりますが、現金比率が大きければ株価の変動に資産の増減が影響されにくくなります。

またしっかりと現金を蓄えておけば、株価が極端に下がったときに株を買い増すことができます。大きなチャンスを掴み資産を増やすこともできます。

さらに現金は生活防衛資金に活用することができます。生活費が足りなくなれば株の売却に迫られる可能性もありますが、厚い現金を持っていれば生活費が足りなくなることもありません。いざというときの急な出費にも対応することができます。

不安定な相場では、とりあえず現金比率を高めておいて状況が落ち着くのを待つのも賢い投資判断です。

今後の収入との兼ね合い

一般投資家なら、現金を手に入れる方法としては採用しているのが労働収入です。つまり会社で働いて稼いだお金です。

相場が大きく荒れて株価が下がる場面では、同時に収入が激減する可能性も高まります。不況になれば仕事の量が減って収入が下がるだけでなく、失業することで現金収入が途絶える可能性も十分にあります。

もし今後の収入が減ってしまうことが予想されるなら、現金はできるだけ温存しておくべきです。

一方で収入が増加したり安定して得られると確信できるなら、投資資金を積み増していざというときに大きく投資することに備えておきましょう。

今後の収入次第で現金比率も変化します。収入がどのように変化するのかも考慮して資産配分の調整とポートフォリオの確認をしておきましょう。

5.長期的な視点を持つ

相場が大きく荒れていれば短期的な株価の変動に一喜一憂してしまうものですが、株価が変動するたびに気持ちが大きく揺らいでいれば疲れ果ててしまうものです。

もし相場が荒れているときに投資をするなら、長期的な視点を持つことを忘れないようにしましょう。買った株を手放さずに持ち続けるためには長期的視点が欠かせません。

5年後、10年後の世の中の状態を見据える

長期的な視点を持つということは、数カ月後の世の中ではなく数年後の世の中を見据えるということです。

もし数年後に世の中の状況が好転していて多くの企業の業績が回復していると思えるなら、現在、どれだけ株価が下落して悲惨な状況になっていても気にする必要はありません。

なぜなら最終的には株価が上昇しているためです。

5年後、10年後の世の中の状態を見据えて投資をしている限り、短期的な株価の変動に一喜一憂することはなくなります。冷静な判断力を保ち続けることができます。

生き抜く優良銘柄に投資する

5年後、10年後の世の中の状態を見据えて投資するためには、大前提として5年後、10年後でも生き抜いている企業に投資する必要があります。

銘柄選定に自信がなければ投資信託やETFを選ぶのも賢い選択肢です。

もし銘柄の選定をするなら、大きく儲けることができる銘柄ではなく着実に10年後も生き残る企業を選びましょう。優良銘柄なら狼狽売りを避けることができ、しっかり生き残ることができればそれだけで大きなリターンを手にすることができるはずです。

たくさんの銘柄に分散して投資することもリスク分散の観点から重要ですが、それよりも分散して投資しなくても安心できる銘柄を選ぶようにしましょう。

配当金にも着目する

株価の上昇を狙った銘柄ばかりに投資していれば、株価に一喜一憂するのも当然です。そんなときには配当金狙いの高配当株を買ってみましょう。

配当金は株価のように大きく変動することが少ないため、精神を大きく揺さぶられることが少なくなります。

また配当金を受け取ることができれば、株を手放さずに持ち続けることもできます。

株価が大きく下落すれば配当利回りが上昇するため高配当株の魅力も高まります。

株を手放さずに持ち続けることを優先したいなら、配当金にも着目して高配当株を買うのもいいでしょう。

まとめ

株式投資で失敗する投資家は、自分の保有資産のことも投資目標も持たずに株価の乱高下に振り回されて狼狽売りしてしまいます。

もし株式投資で多くの投資家と同じような失敗をしたくなければ、投資目標を明確にして長期的な視点を持って粘り強く投資するしかありません。

優れた投資は本能に逆らうような判断を迫られます。そのため恐怖心を抱くようなときには投資チャンスがやってきている可能性も高くなります。

チャンスを逃さず最良の判断を下せるように心構えをしっかりと持っておきましょう。

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