株式を購入するときに自問自答すべき5つのこととは?株は感情で買わずに論理的に買え!

   

お札を手に持って見せつける女性

株式投資をするためには絶対に株を買うという決断を下さなくてはいけません。しかし株の購入の判断を間違えてしまうと致命的な損失を発生させる原因になります。

事前準備が十分に必要なものの最終的には株式投資は売買がすべてであり、特に株を買うときには細心の注意が必要です。

今回は、株式を購入するときに自問自答すべき5つのことをご紹介します。株は感情で買わずに論理的に買うことが大切です。




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1.投資方針に適合した株か?

株を買おうと思ったときに感情的にならないためにも、買おうと思っている株が投資方針に適合しているかを必ずチェックしましょう。もし投資方針に適合していない株なら、それは衝動的に買おうとしている株である可能性があります。

短期投資か長期投資か

明確に異なる投資方針として考えられるのが短期投資と長期投資です。

短期投資と長期投資では、狙うべき銘柄も異なれば売買のタイミングも異なります。

短期投資と長期投資では目的や手段が異なるため、投資方針と買うべき銘柄が大きく違ってくる可能性があります。

もし短期投資と長期投資を考えずに株を買ってしまうと株の値動きに応じて短期投資として考えたり長期投資として考えることになり、その状況に応じて振りまわれることになります。そして最後には株を売るタイミングを間違えて大損失を被ったり塩漬けになったりしてしまいます。

株を買う前に、その株は短期投資として買おうと考えているのか、それとも長期投資として買おうとしているのかを明確にしてみましょう。

どのようなステージの株か

株にはいくつかの種類がありますが、大別すると低成長株、優良株、急成長株、業績回復株、市況関連株、資産株の6つに分類することができます。

それぞれの株の種類によって株価の変動の傾向は大きく異なります。また目安とすべき株価の基準も大きく異なります。

たとえば短期的に大きく儲けるつもりなら急成長株を選択するべきなのに、低成長株を買ってしまったのでは急激な成長には期待できず投資方針と株の種類が不適合ということになります。

そのため投資方針に適した株を買うことができなければ、予想とは大きく異なる株価の推移に悩まされてしまうことになります。

どのようなステージにあるどのような株なのかを確認してから、投資方針と適合していることをチェックしてみましょう。

投資方針が揺るがないか

本来は投資方針に応じて株を選ぶべきですが、株を衝動的に買いたいと思っているときには株に応じて投資方針を決めてしまうことがあります。

たとえば配当利回りが魅力的であるため長期投資を検討したり、急激に株価が上昇している株であるため短期投資を検討するようなことが考えられます。

株に応じて投資方針を決定してしまうと、投資方針が株に振り回されることになります。投資方針が揺れてしまうと判断基準も揺れてしまうことになります。

投資方針が揺るがない投資のための株であることを確認しましょう。

2.10年間持ち続けたいと思えるか?

もし買おうと考えている株を長く持ち続けたいと思えないなら、それは今買っても持ちたいと思えない株であるはずです。10年間持ち続けることができるほど魅力的な株であることを確認しましょう。

長期投資が資産形成の王道

大前提として理解しておかなくてはいけないのが、正当な資産形成をしたいなら長期投資をするしかないということです。

短期投資は短期的に大きな利益を得られる一方で大きな損失が発生することもあります。短期投資はゼロサムゲームであり、税金や手数料を考慮すると繰り返しているうちに損失が拡大する可能性が高く、短期投資で大きな利益を得られる投資家は一部の天才だけです。

一方の長期投資は時間を味方にすることで利益を得るプラスサムゲームであり、時間さえかければ誰でも難しいことをせずに着実な利益を得ることができるという考え方を基礎にしています。

短期投資は投機であり、長期投資は投資であると考えるなら、投資として着実に資産を増やしたい場合には長期投資をするしかありません。

長期投資では売買を最小限に抑えることが重要

長期投資を成功させるためにはできる限り売買の回数を減らすことが重要です。株式を売買すれば税金や手数料がかかるため余計な費用が増加します。

売買を繰り返さないためには、一度買った株を長期的に保ち続けることが必要になります。

もちろん企業を取り巻く環境が変化するだけでなく企業の経営状況も変化するため、安心して永遠に持ち続けることができる株はありませんが、10年も耐えられないような株では最初から投資する価値を見出すことはできません。

長期投資では株の売買を最小限に抑えることが重要であり、株の売買を最小限に抑えるためには長く持ち続けることができる株を選ぶことが大切になります。

10年持つことができないなら今持つこともできない

もし買おうと考えている株を10年間持ち続けることができないと現時点で判断してしまうなら、その株は今持つことも難しい株ということになります。

株式投資で株を買うことを結婚相手を選ぶことと考えれば納得できるはずです。

10年後まで結婚生活を続けているかは別として、結婚するときに10年後も結婚していたいと思えないような相手とは今すぐにでも結婚したいとは思えないはずです。

10年後も持ち続けたいと思えるほど魅力的な株ではないなら、衝動的に無理に株を買う必要はありません。

3.他人に自慢できない株か?

株は資産を増やすために買うものであり、他人に自慢するために買うものではありません。また多くの人が羨ましがるような他人に自慢できる株は、その時点で投資先として不適合な可能性が高まります。

人気の株は割高傾向にある

人気の株は人気の株というだけの理由で割高傾向にあります。

人気の株ということは、有名な企業で誰でも知っていて商品やサービスを使っている会社ということになります。

なじみのある会社に投資したくなるのが人間の心理であり、名前を知っているならなおさら安心して投資することができます。

株を買うときに経営状況や株価の水準は関係なく、とりあえず知っていて自慢できそうだという理由だけで買ってしまう人も多く、株が割高になってしまう傾向にあります。

自慢したいという理由から派手なブランド品のように株を買うなら人気の株を買うのも間違いではありませんが、資産を増やしたいという理由で株を買おうと考えているなら人気の株を買うときには細心の注意が必要です。

最先端の企業は栄枯盛衰が激しい

人気の株は最先端技術を持っている企業であることが少なくありません。

最先端の企業は成長株に分類されるものが多く、その株価には現在の業績よりも未来の業績が織り込まれているものです。中には、 売り上げがなく研究開発で赤字を垂れ流しているにもかかわらず将来性に期待されて高値で取引されている株もあります。

もちろん多くの投資家の期待に応えて爆発的な成長すれば大きなリターンを手にすることはできますが、ベンチャーのような小さな最先端企業の中で大きく成長できる企業はごくわずかです。

また最先端技術は進歩が早く栄枯盛衰が激しいものです。数年前までは大人気だった消費やサービスがすぐに時代遅れになってしまうことも少なくありません。

最先端の企業は栄枯盛衰が激しく安定的な投資を実現するために理想的な投資先とはなりにくいものです。

資産を増やす助けになる株であることを確認する

投資家の中には、人類の輝かしい未来の手助けしたいという気持ちで最先端技術を持っている企業に投資する人もいます。そして最先端技術の発展に寄与することで大きなリターンを得られると信じているものです。

しかし現実には、最先端技術を持っている企業に投資して儲かるのは最先端技術を持っている企業や消費者です。

最先端技術を持っている企業が投資された資金で発展し、さらに最先端技術が普及することによって一般の消費者が大きな利益を享受します。投資家が儲けられることはあまりありません。

株を買うときには、その株が自分の資産を増やす助けになる株であることを確認する必要があります。人類の輝かしい未来の手助けをすることはすばらしいことですが、まずは自分の輝かしい未来を手に入れることを優先すべきです。

4.株を買うべきタイミングか?

どの株を買うのかは重要ですが、いつ株を買うのかも同じくらい重要です。株を買うべきタイミングではないなら株を買う必要はありません。

全体的な相場の状況

まずは全体的な相場がどのような状況にあるのか確認しましょう。

暴落期などは相場全体が値下がりしているため、株を買うには絶好のタイミングとなります。

一方でバブル期には、ファンダメンタルズ的に本質的価値より株価の方が高い可能性が高く、割高で株を買ってしまう可能性もあります。

全体的な相場の状況を確認して、株を買うのにうってつけのタイミングなのかを考えてみましょう。

個別銘柄の状況

全体的な相場の状況だけでなく個別銘柄の状況についてもチェックしておく必要があります。

個別の企業に問題が発生していれば株価は大きく下がります。

問題を乗り越えることができない企業ならどれだけ株価が下がっていてもさらに株価が下がる可能性がありますが、もし問題を乗り越えることができる企業なら株価は上昇に転じる可能性が高くなります。

個別銘柄の状況を確認してファンダメンタルズ的に割安になっていると判断できるなら、株を買う絶好のチャンスとなります。

テクニカル的なタイミング

株が割安になっているからといってすぐに株を買うべきだとは判断できません。テクニカル的にさらに株価が下落する傾向にあるなら、十分に株価が下がってから買っても遅くありません。

株はできるだけ安く買うことでリスクを抑えつつリターンを高めることができます。状況に変化がないならできるだけ安く買うことが重要になります。

テクニカル分析をすることで、確実ではないものの株価がどのように変動するのかを予想することは可能です。まだまだ安くなりそうなら、もっと安くなってから株を買うようにしましょう。

5.さらに安くなったら買い増したいか?

もし株を買った後に、さらに株価が下落したなら株を買い増したいと思えるでしょうか。もし買い増したいと思えないなら、そもそも投資すべき株ではないかもしれません。

株を買いたいと思ったタイミングが割安

株を買いたいと思っているということは、その株が十分に割安だと判断したということです。

買いたいと思っている株に支払うお金以上の価値があるからこそ株を買うという決断を下すことになるためです。

株を買いたいと思ったタイミングの株価が十分に割安だと認識して株を買っていることを自覚しましょう。

さらに値下がりしたならお得なはず

もし株を買った後にさらに株価が下落すれば、それはさらにお買い得になっているということになります。

株価が下落したということは含み損を抱えているという状況ですが、含み損を抱えていても十分に割安だと思って株を買っているなら気にならないはずです。

それどころかさらに株価が下落しているため割安になっていると判断できるため、お得な株を買いたいとさえ思えるはずです。

たとえば1万円札が5000円で売っていれば買いたいと思うはずです。そして1万円札を5000円で買った後にさらに1万円札が安くなって1000円で売られていたとしたら、1万円札を5000円で買ったことを後悔するよりもさらに安くなっていることを喜んで1万円札を1000円で買うはずです。

株が安くなっているときも同じであり、株価がさらに下落すればお得だと感じるはずです。

買い増したいと思えないなら買う価値はない

もし株を買った後にさらに安くなったら買い増したいと思えないなら、そもそもその株にはそれほど魅力がないということになります。

1万円札が5000円で売られて、さらに安くなって1000円で売られている状況を想像すれば、1万円札を5000円で買っても1000円で買っても満足できるはずです。

株が買ったときよりもさらに安くなってしまったときに不安を抱えるということは、しっかりとファンダメンタルズ分析をしておらず株に対する正当な価値を見極められていない証拠。また株価が少し動くだけで気持ちが揺れるくらい薄っぺらい確信で株を買ったということにほかなりません。

株を買うときに、その株がさらに安くなったタイミングで買い増したいと思えないなら、その株にはあまり魅力がないのかもしれません。

まとめ

レストランのメニューを選んだり日用品を買うときにはしっかり調べて何度も自問自答するような慎重な人でも、株を買うときには大胆になることは少なくありません。

レストランを選ぶときには事前にしっかり調査し、日用品を買うときには最安値のサイトを利用しようとするのに、高額の株を買うときに慎重さが欠けるのは大きな矛盾があります。

株を買うときには興奮していることが多く感情的に判断してしまいがちなものです。そんなときこそ自問自答です。

もしこれら5つの自問自答で引っかかるところがあるなら、とりあえず株を買わずに冷静になるのを待ちましょう。株を買うチャンスは何度でもやってくるはずです。

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