簡潔にストーリーを説明できる株だけに投資すべき5つの理由とは?ストーリーを語れないなら理解不足!

   

開いた本の上で展開される物語

株を買うときにはその株について深く理解していなければいけません。特に個別銘柄になるとリターンが大きい反面リスクも大きくなるため、その企業がどのようなビジネスを展開していてどのように業績を上げていくのか簡潔にストーリーを説明できるような状態でなくてはいけません。

ところが多くの投資家は、思い付きで株を買ってしまうことが多く、企業の業績が変動すると狼狽してしまうものです。

今回は、株を買った後に後悔しないように簡潔にストーリーを説明できる株だけに投資すべき5つの理由をご紹介します。ストーリーを語れないなら理解不足であるため株を買うのはやめておきましょう。




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1.ストーリーで企業の将来像が明確になる

企業の今後の展開についてストーリーが明確なら、企業の将来像も明確になります。その企業がどのようなビジネスを展開してどのように業績がアップしていくのかリアルに想像できるはずです。

ストーリーは明確で細かいほどいい

企業の今後の展開についてのストーリーは、明確で細かいほど優れています。

どのようなビジネスを展開していて、どのような新商品が発売されて、どれくらい売り上げがアップしているのかを語れるなら、その企業についてしっかり分析できているということです。

また実際に投資する企業の商品やサービスを利用していれば、ストーリーはさらに明確で詳細なものになります。その企業の商品にどのようなものがあり、どのように改善されているのかまで分かればしっかりと企業分析できていると確信できるはずです。

ストーリーによって企業の将来像は明確になりますが、そのストーリーが明確で細かいほど信ぴょう性が増していきます。

現実的なストーリーが需要

どれだけ明確で細かいストーリーであっても、非現実的なら意味がありません。

企業について深く理解しているなら、現実的で実現可能と思えるリアルなストーリーを作ることができます。

荒唐無稽なストーリーに基づいて投資をしても実現する可能性は非常に低くなります。また荒唐無稽なストーリーはどこかで論理が破綻しているため突っ込みどころが満載なおかしなストーリーになります。

誰に説明しても納得させられるような現実的なストーリーを練り上げなくてはいけません。

過去を理解する必要がある

明確で現実的なストーリーを構築するのは非常に困難です。ストーリーを構築するためには、企業の過去についても理解する必要があります。

たとえばコカ・コーラの今後のストーリーを考えてみましょう。

ソフトドリンクを販売しているコカ・コーラは、これまで通り今後もブランドを強化していくはずです。グローバル展開をしており、強化されたブランドはこれから豊かになっていく国でも受け入れられるはずです。

商品自体が安価な消耗品であるため、新興国において消費量が増えることはあっても減ることはなさそうです。資本力もありグローバル展開のノウハウもあるため、競合他社に負けないスピードで大規模に展開できるでしょう。

商品を展開している既存の国においても売り上げが伸びる余地はあります。若い世代の志向に合わせた新商品を販売することができるコカ・コーラは、過去にダイエットコークを開発しています。健康志向の消費者のニーズもとらえることでしょう。

またソフトドリンク以外にも本格的にアルコール飲料にも展開しており、ソフトドリンクのノウハウと流通網を生かして売り上げを大きく伸ばす可能性を秘めています。

このようにコカ・コーラのストーリーを構築するためには、これまでのコカ・コーラの歴史を頭に入れておく必要があり、企業の歴史を頭に入れることが企業分析をしていることになります。

2.ストーリーを信じれば株を持ち続けられる

信じるに値するストーリーを構築してから投資をしていれば、思わぬ出来事が発生しても株を信じて持ち続けることができます。株を持ち続けることができるかどうかは、どれほどしっかりとストーリーを構築していたかが重要になってきます。

ストーリーがあやふやなら狼狽売りをしてしまう

もしストーリーがしっかりと構築できていなければ、思わぬ出来事にも動揺してしまうことになります。

発生した出来事がストーリーを脅かすようなものでなければ、一時的に業績は悪化してしまって再び回復することが想定できます。

しかしストーリーが構築されていなければ、発生した出来事がどのような影響を与えるのか想像することができず、最後には諦めて狼狽売りに走ってしまう可能性が高まります。

ストーリーをどれだけしっかりと構築して投資していたかが、いざというときの投資判断に大きく影響してきます。

ストーリーが崩れなければ耐えられる

企業がビジネスをしていれば予想外の出来事が起こるのは当たり前です。予想外の出来事が起こるたびにビクビクしていれば、長期投資をすることなんて不可能です。

基本的なストーリーが崩れなければ、企業は耐えることができます。一時的に業績は落ち込んでも回復を信じて待ち続けることができます。

一方でストーリーが崩れてしまえば、そのときには損切りをするべきかどうかの判断を下すこともできます。

ストーリーが崩れなければ耐えられると判断することができます。

業績回復のストーリーも構築できる

しっかりとしたストーリーを構築できるなら、業績が悪化したときにも業績回復のストーリーも構築することができます。

その企業について深く理解していれば、状況の変化に応じてストーリーを組み立てることもできます。

業績回復のストーリーが軌道に乗れば継続して投資を続け、ストーリーから外れていくようなら損切りを決断することもできます。

3.子どもにストーリーを簡潔に説明できないなら理解不足

ストーリーは複雑なものではなく簡単で分かりやすいものではなければいけません。複雑なストーリーは、その時点で実現可能性が非常に低い可能性があります。

複雑なストーリーは崩れやすい

あまりにも複雑すぎるストーリーが実現する可能性は非常に低く、もし複雑なストーリーを当てることができるならそれは予測ではなく予言です。

投資で大切なのは儲かるかどうかであり、大雑把であっても儲かるなら問題ありません。

簡単に崩れてしまうようなストーリーでは投資では使い物にならず、過去の数値や実績などは細かく精査しても問題ありませんが、今後の売り上げなどがあまりにも細かすぎるストーリーは避けなくていけません。

子どもでも分かるシンプルさが重要

子どもに説明できるようなストーリーなら、企業が展開しているビジネスの主軸に絞ったストーリーになります。

企業の発展に大切なのは本業であり副業ではありません。副業がどれだけ派手でも売り上げに貢献せず、売り上げの大部分を占めている本業が失敗していれば企業の業績は上がりません。

子どもでも分かるシンプルなストーリーなら、ビジネス自体がシンプルなため誰にでも分かりやすく投資判断も簡単に下せます。

難しい理屈でごまかせない

難しい理屈を並べたからといって投資した企業が優れた業績を叩き出してくれるわけではありません。

難しい言葉や複雑な理屈に騙される投資家は少なくありません。よく分からない略語や最先端の用語を織り交ぜてビジネスを説明している企業は非常に危険で、理解が難しい言葉を使っているだけで儲かりそうな雰囲気を漂わせているだけという場合も少なくありません。

大人なら騙されてしまう難しい理屈も子どもには通用しません。

子どもに難しい理屈をかみ砕いて説明できないということは、その時点でビジネスを理解していない証拠となります。

4.思い付きや衝動による株式投資を防げる

ストーリーを構築するためには、その企業の業績を確認してから過去についても調べなくていけません。必要なら商品やサービスを試す必要もあります。

そのためストーリーを構築してから投資をすることを決めれば、思い付きや衝動による株式投資を防ぐことができます。

株式投資には事前準備が必要

株式投資をする場合には、事前準備が欠かせません。事前準備をしていない株式投資は失敗する可能性が高くなります。

株を買うときには、どの株をどの値段で買うのかを決定することになりますが、事前準備をしていなければ投資するのに妥当な株であるのかやどれくらいの値段で投資すれば妥当なのかも判断することができません。

優良企業でも高すぎる値段で買えば投資は失敗するものであり、危うい企業でも十分に安く買うことができれば投資が成功することはあります。

ストーリーを構築することは、株式投資に必要となる事前準備をすることになります。

衝動的な株の購入を思いとどまらせる

株価は常に変動しているため、思わぬタイミングで投資タイミングがやってくることもあります。よく分からない投資先でも儲かりそうなら思わず飛びついてしまうのが人間です。

よく分からない投資先に投資することは非常に危険であっても、今しか買うチャンスがないと思ってしまえば買ってしまうものです。

しかしストーリーの構築を前提にしておけば、買うチャンスだと思っても納得できるストーリーがなければ買うことができません。衝動的な株の購入を思いとどまらせることができます。

株を購入する前にストーリーを考えるだけでも落ち着いて投資判断を下すことができます。

感情に振り回されない

株式投資では感情に振り回されずに冷静に判断する必要があります。

ストーリーを構築してから株を購入すれば、感情を切り離して理屈によって判断を下したことになります。

また株を売却するときにもストーリーを構築してから株を買ったことが生かされます。株を売却するときにも感情に振り回されることは少なくありませんが、理性的に株を買ったことが分かっていれば売るときにも理性的に判断できます。

感情的に株を買っていると、その後も明確な根拠を持たずに株を持ち続けることになるため感情に振り回されて狼狽売りをする危険がありますが、ストーリーによって感情と論理を切り離して思い付きや衝動による株式投資を防ぐことができます。

5.ストーリーの破綻で引き際が分かる

しっかりとしたストーリーを構築してから株を買っていれば、狼狽売りを避けながら損切りはできるようになります。損切りをするかどうかは、ストーリーの破綻から察することができます。

ストーリーの根幹が崩れれば損切り

投資した企業のビジネスの展開に陰りが見えてきても、それだけで株を手放す理由にはなりません。景気の状況や突発的な出来事によって業績が低迷するのはどのような企業にもあり得ることだからです。

重要なのはストーリーの根幹です。もしストーリーの根幹が崩れるようなことがあれば、それは損切りをするときです。

たとえばソフトドリンクの販売が拡大するというストーリーを構築してコカ・コーラに投資した場合、コカ・コーラが突然、ソフトドリンクの販売を停止して自動車会社になってしまうなら、それはストーリーの破綻を意味します。

コカ・コーラに投資したのは、コカ・コーラのソフトドリンクに利益の源泉を見出したためであり、自動車会社としての手腕を評価したものではないからです。

もしコカ・コーラが自動車会社として一流になるとしても、ストーリーが崩れた時点で損切りをするべきです。もし自動車会社として評価できるなら、あらためて投資判断を下すべきです。

ストーリーが崩れなければ保持

もし業績が悪化してもストーリーが崩れていないなら、株を手放す必要はありません。狼狽売りを避けて保持を続けましょう。

大暴落をすれば株価が急激に下がることもあります。不景気になれば売り上げが低迷することもあります。

それでもストーリーが崩れておらず、今後の展開に期待できるなら業績は回復していくはずです。

コカ・コーラであっても、大暴落で株価が下落したり異物混入によって売り上げが低迷したことがあります。それでも基本的にはソフトドリンクを販売し、ブランドを強化し続けたため、苦難を乗り越えることができました。

ストーリーが崩れていないなら、無理に株を手放す必要はありません。パニックに陥らずに様子を見る余裕を持つことができます。

狼狽売りを防いで損切りができる

ストーリーの破綻に着目することで、狼狽売りを防ぎながら損切りをすることができるようになります。

狼狽売りと損切りは紙一重であり、何が狼狽売りで何が損切りなのかを判断することはなかなかできません。

ただし決断を下すときに賢明な判断ができているならそれは損切りであり、賢明ではない判断をしたなら狼狽売りということになるのは間違いありません。

企業の業績を数値だけでなくビジネス全体として俯瞰できるストーリーは、賢明な判断には必要不可欠です。

まとめ

株を買うときには、その企業のストーリーを構築することで理解を深めることができます。むしろ企業について詳しく調べていれば、自然とストーリーが生まれてくるものです。

もし構築されたストーリーに説得力があり実現可能性が高いように思えるなら、思い切って投資するだけの価値はありません。

ストーリーの構築は、優良企業に投資する判断の根拠となるだけでなく、将来性のない企業への投資を避けるための根拠にもなります。

株に投資する前にストーリーを構築してみましょう。時間も手間もかかる作業になりますが、必ず有力な投資先を見つけ出すことができるはずです。

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