理解できる範囲内で投資判断するべき5つの理由とは?分からないときには動くな!

      2020/03/29

顔を手で覆って悩む女性

株式投資は不確実性に満ちており、分からないことがたくさんあります。また短期的には株価が動く理由は分からず、何を根拠にして投資すればいいのか分からないものです。

不確実性に満ちている株式投資では、理解できる範囲内で投資判断を下すことが非常に重要になります。しっかり理解せずに気分で投資すると恐ろしい結末を迎えることになります。

今回は、理解できる範囲内で投資判断するべき5つの理由をご紹介します。分からないときには動くないのが原則です。




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1.理解できないものに投資するのはギャンブル

理解できる範囲内で投資判断をしなくてはいけない最大の理由は、理解できないものに投資するのはギャンブルになってしまうからです。

もし投機ではなく投資をするつもりなら、理解できるものにだけ投資しましょう。

状況を把握できない

理解できないものに投資をすれば、状況が変化したときに何が起こっているのか分からなくなります。

たとえば株価が上昇したときに株価が上昇した理由が分からなければ、株を売るべきか買うべきか持ち続けるべきか判断することができません。

状況が把握できない場合には、判断がすべて直観に沿ったものになります。論理的に判断することができなくなります。

理解できないものに投資をすれば、投資環境が変化してさらに状況が複雑になったときに対応できなくなります。

よく分からず売買することになる

根拠のある投資判断ができないとなると、判断基準を持たずに株を売買することになります。

理解できないものに投資している場合であってもすべてが理解できないわけではありません。部分的に理解しているものの全体を理解していないことが多く、部分的な理解に基づいて投資をしています。

ところが状況が変化してしまうと理解できていた部分まで理解できなくなってしまいます。その結果、何も分からずに売買の判断を下さなくていけなくなります。

たとえば家を売買するときに、その家のことを何も分からずに売ったり買ったりしていればそれは無謀なことです。家の売買では絶対にやらないことも株式ではやってしまうものです。

儲けても損しても運になる

もし理解できない投資先に投資して儲けても、お金以外に何も得られるものはありません。損をした場合にもお金を失うだけで何も得られません。

分からないものに投資をするということは運に任せているだけです。運が良ければ儲けることができ、運が悪ければ損をすることになるということです。

理解できるものを見極めて株式投資をしていれば、儲かっても損をしても投資の経験と知識を手に入れることができるため次の投資の成功率を高めることができますが、運に任せている限りはお金の損得以外に何も得られません。

長く投資を続けていれば、投資から学んだものの大きさが投資の成果を左右するようになります。

2.投資姿勢を貫くことができない

理解できないものに投資をしていれば、投資姿勢を貫くことができなくなってしまいます。当初の投資方針が二転三転して最後には狼狽売りすることになってしまいます。

状況の変化で当初の投資方針がグラつく

投資をするときには、明確な投資方針を持って株を購入することになります。自分なりのルールに基づいて投資をしているはずです。

買った株がルールから外れるとそこで投資判断を下すことになります。ルールから外れた株を売却するのか、それとも柔軟な対応で持ち続けるのかなどの判断を下します。

ところがそもそもよく分からない株を買っていれば明確なルールを持たずに投資している可能性が高く、状況が変化したときに判断を下すための基準がないため決断できなくなります。

投資方針を持っていたとしても、投資方針自体があやふやなため簡単にグラついてしまいます。

当初の投資方針とはかけ離れた投資になる

投資方針が簡単にグラついてしまえば、あとは惰性で投資をすることになります。

株をどのタイミングで売却するのかやどれくらいまで損失が膨らんだら損切りするのかなど、何にも分からずにひたすら投資を続けることになります。

その結果、当初の投資方針とはかけ離れた投資になってしまい計画通りの投資ができなくなってしまいます。

分からないものに投資をしていれば当初の投資方針とはかけ離れた投資になることを避けることはできません。

投資が失敗に終わる

株式投資は、期間を限定していればスタートとゴールがあるため成功するにしても失敗するにしてもどこかで投資を終わらせることができます。しかし期間が限定されていなければいつまでも投資を続けることになります。

よく分からないものに投資をして判断も下せない状態が継続すれば、一時的に大儲けすることができてもいつかは利益を失うほどの損失を被ることになります。つまり遅かれ早かれ損失を被り投資が失敗に終わることになります。

ルールがない状況では自分でルールを確立しなければいけませんが、ルールを確立できなければ最後は失敗になってしまいます。

3.他人の意見に振り回される

理解できる範囲内で投資判断していなければ、気分や感情で投資をすることになります。明確な根拠を持ち合わせておらず常に不安な状態になります。

不安に苛まれる投資家は、すぐに他人に意見を求めてしまいます。そして他人の意見に振り回されてしまいます。

他人の意見を鵜呑みにするなら投資すべきではない

株式投資をしていると、他人に意見を求める人が必ず現れます。

他人の意見を参考にして自分なりに判断を下すことができるなら問題はありませんが、他人の意見を鵜呑みにして投資判断を下しているなら、それは自分が理解できる範囲内で投資判断をしていないということになります。

いつ何にどれだけ投資するべきか自分で判断できないなら、投資はすべきではありません。

投資家によって持っているものも状況も異なるため、特性や立場や将来に求めるものが異なれば判断も異なるはずです。そのため基本的には自分以外に自分の投資に対して的確な判断を下すことはできません。

他人の意見を鵜呑みにするなら投資すべきではないことを肝に銘じておきましょう。

投資判断を下すのは自分自身しかいない

最終的に投資判断を下すことができるのは自分自身しかいません。

他人の意見を鵜呑みにして他人に意見に振り回されていれば、自分で投資判断を下すことができなくなってしまいます。

また株を買うタイミングを教えてもらっても、その株をどのタイミングで売るのかまで教えてもらうことはできません。同じ株を同じタイミングで買っても、売却のタイミングが違うだけでまったく違った投資結果になるのは明白です。

どのような状況でも投資判断を下すことができるのは自分自身しかいないため、他人の意見に振り回されないためにも理解できるものだけに投資をするようにしましょう。

投資判断の責任をとれるのも自分自身しかいない

投資判断ができるのは自分自身しかいませんが、投資判断の責任をとれるのも自分自身しかいません。

他人の意見に振り回された結果、大きな損失を被ってもそれは自分の責任です。意見をくれた他人に八つ当たりするのは大きな間違いです。

自分で投資判断ができないなら最初から最後まで他人に振り回されることになります。投資判断の責任でさえも他人になすりつけることになってしまいます。

4.儲けることより損失を出さないことが重要

理解できる範囲内で投資判断すれば、投資に慎重になるはずです。投資したいと思っても理解できていない部分があるなら投資を控えることができるはずです。

株式投資では儲けることよりも損失を出さないことが重要ですが、理解できる範囲内で投資判断をすることで慎重になるため損失を抑えることができます。

損しなければ儲かる

株式投資では、とにかく損することを徹底的に避けなくてはいけません。

基本的に株式投資はほかの投資に比べて収益性に優れているため、損をしなければ儲けることができます。

損失を徹底的に避け続けて絶対に儲けることができると思ったタイミングでのみ投資をすることで、手堅く利益を得ることができます。

損しなければ儲けることができる株式投資では、とにかく慎重に絶対に儲かると思えるものにだけ投資をすることが大切です。

理解できない投資先は絶対に儲かると確信できない

投資をすることで絶対に儲かると確信できるということは、その投資先のことを十分に理解している必要があります。理解していなければ儲かるとは確信できないためです。

そのため損失を抑えるための投資を実践するためには、自分が理解できる範囲内での投資をせざるを得ないということです。自分の理解の範囲の外で投資をすれば、それは絶対に儲かると確信できる投資にはならず投資対象から外さなくていけません。

絶対に儲かると確信できる投資先に投資するということを前提にすれば、その時点で理解できない投資先には投資はできなくなります。

徹底的に慎重になれば損失は抑えられる

株式投資で避けるべきなのは大きな損失です。損失は徹底的に慎重になることで抑えることができます。

徹底的に投資先を調べ上げて時間をかけて慎重に判断すれば、損失が発生するような状況になってもダメージを最小限に抑えることができます。しっかりと調べていれば損失が発生する可能性まで織り込んで判断しているはずで、投資方針もブレないため的確に損切りできるはずです。

もし徹底的に慎重になって投資をしていれば、損失が発生した場合にも最小限に抑えることができるため再起不能な大きな損失を防ぐことができます。

5.理解できる範囲内でも見落としは発生する

理解できる範囲内で投資をしていたとしても、見落としは必ず発生します。どんなものにも予測できないリスクというものは存在しており、予測できないリスクは予測することができません。

ただし理解できる範囲内で投資をすれば、リスクが顕在化したときに予測していなかったものであるか否かをすばやく判断して対処することができます。

予測できないリスクは顕在化する

株式投資をしていれば予測できないリスクが必ず顕在化する場面があります。

株式投資の結果は大きな不確実性に左右されており、不確実性まで理解して投資判断を下すことは人間にはできないためです。

また単純に予測不可能なリスクもあればリスクを見落としている場合もありますが、見落としているリスクはやはり予測できないリスクとなります。

株式投資をしている以上、分からないことがたくさんあるため、少なくても分かることについてはしっかりと理解しておくという姿勢がより重要になります。

予測できないリスクの顕在化も予測する

予測できないリスクは予測できないため予測できないリスクとなりますが、予測できないリスクの顕在化は予測することができます。

この概念は、安全域や誤りの許容範囲と呼ばれるものです。

たとえば9トンのトラックが走る橋を設計するときに、10トンの重さしか耐えられない橋にすることはありません。もし何かが起こっても大丈夫なように十分な余裕を持って20トンの重さに耐えられる橋を設計するものです。

株式投資でも同じで、予測できないリスクが顕在化したときにも状況が破綻しないように予測できないリスクの顕在化まで織り込んで投資をすることは可能です。

予測できないリスクの顕在化まで織り込んで投資をするためには、予測できるリスクの顕在化についても織り込んで投資をすることが必須となります。

リスクの顕在化に迅速に対応できる

もしリスクが顕在化しても、投資先についての理解が深ければリスクの顕在化にもすばやく対応できます。

しっかりと理解した投資先に投資をしていれば、発生したリスクが致命的なものなのか、それとも一時的なもので十分に乗り越えられるものなのかを判断することが容易になります。

致命的なリスクの顕在化ならすぐに損切りをすることもでき、乗り越えることができると判断できるなら狼狽売りを避けることができます。

理解できる範囲内で投資判断をしている限りは、いざというときにも迅速な判断も容易に下すことができます。

まとめ

理解できる範囲内で投資判断をするということは非常に重要です。知っているものに投資することと知らないものに投資することの違いは、レストランで食べたことのある知っている料理を注文することと食べたことのない知らない料理を注文することの違いと同じようなものです。

食べたことのある知っている料理ならおいしいのかまずいのかやどれくらいの値段がするのかも分かりますが、知らない料理ならおいしい場合にもまずい場合にもそういう味なのか判断できないだけでなく量や値段まで分かりません。

レストランで料理を食べるときには時間をかけて調べるのに株を買うときには調べもせず買うということがどれほどバカげているのか分かるはずです。

株を購入するときには、自分が投資しようとしている株がどのような株なのかしっかりと理解していることを確認してから投資をしましょう。

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