絶対に避けたい株の5つの特徴とは?他人が欲しがる株を選ぶな!

      2020/03/18

アイスクリームを落として絶望する女性

株式投資で個別銘柄に投資するときには、選びたい株もあれば避けたい株もあります。特に絶対に避けたい株には明確な特徴があり、儲けることが難しい株を避けることで大きな損失を避けることができます。

しかし多くの投資家は避けたい株を積極的に選びがちで、ついつい避けるべき株を選んでしまい大失敗するものです。

そこで今回は、絶対に避けたい株の5つの特徴をご紹介します。他人が欲しがる株を選ばないことが基本になります。




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1.人気産業の人気企業

人気産業に属する人気企業の株は絶対に避けておきましょう。人気産業というだけでも過大評価されている可能性が高く、さらに人気企業となると割高になっている可能性が非常に高くなります。

割高な株を避けるのが株式投資の基本

株式投資では、とにかく割高な株を避けることが絶対です。割高な株をつかんでしまうと、株価の上昇に期待できないだけでなく急激に株価が下落して大きな損失が発生する可能性さえあります。

割高な株を買ってもさらに値段が高くなったタイミングで売ることができれば大儲けすることもできます。しかし確信もなく運に頼って儲けを得ようとするのは投資ではなくギャンブルです。

割高な株を避けるのが株式投資の基本であり、割高になっている可能性が高い人気産業の人気企業の株には手を出すべきではありません。

人気産業の人気企業の株は成長性が織り込まれている

人気産業の人気企業の株は、優れた成長性を秘めています。そのため成長性が期待されており人気となっています。

ところがこの成長性や期待によって、すでに株価が上昇している可能性があります。株価に成長性や期待が織り込まれている場合に大きく儲けるためには、成長性や期待を超える結果を出さなくていけません。

しかしほとんどの企業は、長期間にわたって好調が続くことはありません。いつかは成長性に陰りが見え始め、成長もどこかで止まってしまいます。

もし株価に成長性や期待が織り込まれていないなら、今後の成長を見越して株を買っておけば大きく稼ぐことができますが、人気産業の人気企業の株となっていれば株価に成長性や期待が織り込まれていないはずがありません。

ライバル企業を招く

人気産業の人気企業の株は、投資家だけでなくライバル企業まで招いてしまいます。

どれだけ成長性に期待できる分野であっても競合他社が多すぎては利益を上げることはできません。無数のライバル企業が出現すれば価格競争を強いられることになり、大きな利益を見込むことはできなくなってしまいます。

先行者利益によって強いブランドや独自の技術などで優位性を確保できていれば問題はありませんが、まだ成長途中の段階なら優位性を確保するのは困難です。

人気産業の人気企業はそれだけで目立ってしまうため、投資家だけでなくライバル企業まで惹きつけて過当競争の餌食になります。

2.「第二の」がつく会社

有名企業が登場すれば、それに続く「第二の」を冠した企業が登場するものです。2匹目のどじょうを狙っている投資家たちはついつい「第二の」を冠した企業に飛びついてしまいますが、2匹目のどじょうを得ることは1匹目のどじょうを得ることよりも困難です。

本家が衰退するときに登場する

「第二の」がつく会社は、本家の業績が悪化したタイミングで登場します。そして本家に代わって注目を集めようとします。

ところが本家の業績が悪化しているということは、そもそもその産業や分野が衰退期に突入している可能性があります。「第二の」がつく会社も本家と同じように衰退していく可能性があります。

本家は資本力や技術力があるため乗り越えることができるかもしれませんが、「第二の」がつく会社は資本力や技術力が不足している可能性も高く乗り越えられずに撃沈してしまう可能性が本家以上に高まります。

本家の劣化版である「第二の」がつく会社にわざわざ投資する意味はありません。

競合他社がひしめている

「第二の」がつく会社が登場したということは、本家が大きな注目を集めたということです。つまり「第二の」がつく会社が出てくるような業界はまさに人気産業ということになります。

人気産業は過当競争に陥りやすく、「第二の」がつく会社が出てきたということは雨後の筍のように同じような会社が乱立している可能性があります。

本家が過当競争で衰退するかもしれない状態では、「第二の」がつく会社たちには過酷な状態が続くこととなります。

「第二の」がつく会社が登場している時点で、その産業自体が過当競争に陥っている可能性があります。

「第二の」がつく会社は成長しない

「第二の」がつく会社が成長して大会社になっていることはほとんどありません。

「第二の」がつく会社は、その時点でビジネスモデルが本家に酷似しているということです。言い換えれば独自性がないということです。

もし本家を脅かして大きく成長したとしても、独自のビジネスモデルを持っていない「第二の」がつく会社は他社のマネしかできず単独では成長することができません。

「第二の」がつく会社は、本家があってこそ成長できます。本家を追い越して成長することはできません。

3.専門分野以外に進出して多角化している会社

優良企業であっても専門分野以外に進出して多角化してしまうと利益率が低下して企業自体の収益性が下がってしまうことがあります。収益性が下がってしまった企業は業績が悪化して株価も下落してしまいます。

儲かると多角化したくなる

ある分野で大きな成功を収めて独占的なビジネスを展開すると高い収益率を実現できるようになります。コツコツと自分の得意分野を守れば高収益の状態を維持できますが、お金が余ってくると無駄遣いしたくなるのが人間です。

経営者は、利益よりも売り上げの拡大を求めて余ったお金を多角化に活用します。新規事業を立ち上げたい他社を買収したりすることで事業の拡大を図ります。

余剰資金を無理に使うことで収益性が悪化してしまい、さらに本業をおろそかにすることで足元をすくわれてしまうことがあります。

儲かると規模を大きくするために多角化したくなるのが人間であり会社です。多角化には大きなリスクを伴います。

専門分野以外に多角化する

多角化の中にも良い多角化と悪い多角化があります。

良い多角化は同業他社の買収です。同業他社を買収すれば規模が拡大するため大きく成長できる可能性が高まります。同業他社なら買うべきか否かの判断もしやすくなります。

新規事業においても本業と親和性が高ければ成功する確率が上がるだけでなく本業との相乗効果を発揮できます。

ところが多角化の中には、未知の分野に飛び込むような悪い多角化もあります。勝手を知らない分野で新規事業を立ち上げることは難しく、会社を買収しても上手に経営できるかは分かりません。

加えて本業と新規事業に親和性がなければ相乗効果は得られず、ただの烏合の衆になってしまいます。

多角化をしている企業の株を見るときには、専門分野以外に多角化しているしているかどうかを確認しましょう。

大きな損失を出しながら規模が小さくなる

多角化に失敗してしまうと大きな損失を出すだけでなく規模まで小さくなってしまいます。

多角化に失敗した場合には、企業は高値で買収した企業を安値で投げ売りすることになります。不採算事業を整理してリストラを断行します。

その結果、企業の買収と売却で損失が発生するだけでなく事業自体を縮小するため規模が小さくなってしまいます。売り上げや利益も減ってしまいます。

多角化に失敗すると大きな損失を被るため株価も大きく下落します。

4.下請けで特定の企業に依存している会社

どれだけ大きくても下請け企業であれば価格決定権を持っていないため高い収益率を維持するのが難しくなります。また特定の企業に大きく依存している企業は、特定の企業からの仕事の受注が途絶えると途端に経営難になってしまいます。

儲かっていてもリスクが高い

下請け企業の中には大きく儲けている高収益企業も存在します。安定して成長を続けていれば優良企業のようにも思えます。

ところが特定の企業に大きく依存しているなら、いつ経営が傾いてもおかしくありません。元請け会社が必要な製品やサービスを自社で賄うようになれば契約が打ち切られてしまうことになります。

特定の企業に依存している下請け会社は、元請け会社に特化しているため代替の元請け会社を探すことも自社製品を販売することもほとんどできません。

元請け会社は、儲かっていても大きなリスクを抱えている可能性が非常に高くなります。

価格交渉力がない

元請け会社が不況のあおりを受けてしまえば、下請け会社は消費価格の引き下げを要求されることになります。

大口の顧客は価格決定権を持っているため、下請け会社には価格交渉力がほとんどありません。元請け会社が決めた価格で商品を売らなければならず大きな損失を被る可能性は十分にあります。

下請け会社は価格交渉力がないためいつ利益を圧迫されるのか分かりません。投資しても収益性の低下に怯え続けることになります。

元請け会社に投資するべき

立場が弱い下請け会社に投資するくらいなら元請け会社に投資した方が合理的です。

下請け会社よりも元請け会社の方が大きな利益を得ている可能性が高く、価格交渉力もあるためいざというときには下請け会社に損失を押し付けることも可能です。

わざわざ立場が不利な下請け会社に投資せずに、立場が有利な元請け会社に投資しておいた方が無難です。

5.名前が立派な会社

名前だけが立派で業績はいまいちという会社は少なくありません。名前が立派なだけで会社は注目を集めて不当に株価が釣り上げられます。

ドットコムバブルのドットコム

会社の名前が株価に大きな影響を与える例として知られているのがドットコムバブルです。

インターネット関連銘柄の株価が大きく上昇したドットコムバブルでは、企業名にドットコムとついているだけで株価が暴騰するという現象が発生しました。

事業内容がインターネットとは関係ないどころか、そもそも何も事業をしておらず今後も事業をする予定がないと発表された会社まで株価が暴騰するという異様な状況になりました。

もちろんドットコムバブルは弾けて崩壊し、企業の名前だけで投資をしていた多くの投資家が損失を被ることになりました。

名前が最先端だと不当に株価が上昇する

ドットコムバブルの例から分かるように、名前が最先端の場合にはそれだけで株価が上昇しやすくなります。

よく分からない単語や略語が使われている社名は危険で、業績はいまいちにもかかわらず投資家を惹きつけることになります。

一方で業績はしっかりしているのに名前がダサい会社は魅力的です。名前がダサいことで気付かれにくく多くの投資家に見つかる前に割安で株を買うことができるかもしれません。

名前が最先端だと不当に株価が上昇することを知っておきましょう。

誰もが知っている会社を避ける

大化けするような10倍株(テンバガー)を狙う場合には、知名度が高く誰もが知っているような会社の株は避けましょう。

誰もが知っている会社は大企業の大型株である可能性が高く値動きが鈍くなってしまいます。

また名前が有名であるため投資家を集めやすく、不当に株価が高い可能性も否めません。

一方で誰も知らないような会社は大化けする可能性があります。誰も知らない会社の株を買うことは不安ですが、不安だからこそ株価が上昇する前の早いタイミングで株を仕込むことができます。

誰もが知っている会社を避けるのも大切なポイントです。

まとめ

絶対に避けたい株の5つの特徴を知っておけば、株を探すときに効率よく優良な株を探せるようになります。

太っている人が太っているかどうかを判断するためには体重計が必要ないように、パッと見ただけで買うべきではない株を見分けられるようになれば時間と労力を本当に優良な銘柄の分析に振り分けることができます。

絶対に避けたい株の5つの特徴をしっかりと頭に叩き込んでから、銘柄選定に挑んでみましょう。これまでとは違った株を見つけられるかもしれません。

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