会社のヒット商品や収益性から優良銘柄を見つけるときの5つの注意ポイントとは?ブームに流されるな!

   

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身近なところから大化けする株を見つけることができますが、その手掛かりとなるのがヒット商品や収益性です。多くの人が使っていたり知っていたりするヒット商品やサービスが高い収益性と結びつくとありふれた会社が一流企業になります。

一方でヒット商品や収益性だけを見ていては株が値上がりするかどうかは判断できません。

今回は、会社のヒット商品や収益性から優良銘柄を見つけるときの5つの注意ポイントをご紹介します。本当の10倍株(テンバガー)を見つけたいならブームに流されてはいけません。




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1.ファンダメンタルズ分析をするのが大前提

大前提として、企業の実力を確かめるためのファンダメンタルズ分析は必須です。ファンダメンタルズ分析をして企業の実力を見極めておかないと、そもそも大ヒット商品が収益性の向上に結び付くのかさえ判断することができません。

ファンダメンタルズ分析で企業の本質的価値を見極める

ファンダメンタルズ分析をしておくことで企業の本質的価値を見極めることができます。企業の本質的価値を見極めることで、お買い得な株であると判断することができます。

企業の貸借対照表や損益計算書を分析して財務状況に問題がないことを確かめておけば、安心して株を買うことができます。

逆に企業の財務状況を確かめずに株を買ってしまえば、株価の変動に一喜一憂してしまうことになり、その株を長期間にわたって保有することはほぼ不可能になります。

ファンダメンタルズ分析で企業の本質的価値を見極めることは絶対に必要です。

ヒット商品の収益性が株価に織り込まれていないことを確認

ヒット商品を見つけて、そこからヒット商品を生み出した企業の株を買おうとしても、すでにヒット商品の収益性が株価に織り込まれてしまっていては手遅れです。ヒット商品の収益性が株価に織り込まれていないことを確認しなければ株を買うことはできません。

ファンダメンタルズ分析をしておけば、ヒット商品の収益性が株価に反映されているか否かを判断することができます。

ヒット商品の収益性が株価に反映されれば、株価が大きく上昇することも珍しくありません。しかし株価が大きく上昇したからといって、ヒット商品の収益性が反映されたかどうか不明です。ヒット商品の収益性以外の要素で株価が上昇している可能性も十分にあります。

ファンダメンタルズ分析で企業の本質的価値を見極めた後には、ヒット商品の収益性が株価に反映されていないことを確認しましょう。

意外と投資家はヒット商品に気付かない

誰もが知っているようなヒット商品を売っている会社でも、意外とヒット商品の収益性が株価に反映されていないものです。

投資家は臆病であるためほかの投資家が買っていない株にはあまり興味を持ちません。注目が集まってから投資をすることも少なくありません。

また誰もが知っているようなヒット商品であっても、それを知っていることが常識であることは自分の周囲だけということも少なくありません。人間には属性があるため年齢や性別によって視点が大きく異なり、さらに情報は住んでいる地域にも限定されることがあります。全国的に知られるまでには時間がかかることもあります。

投資家は、あらゆる分野のあらゆる会社について深く理解しているわけではないため、投資家たちよりも先にヒット商品の収益性が織り込まれていない企業を見つけることは難しくありません。

2.ヒット商品が全体収益に占める割合を確認する

どれだけ大ヒットしている商品があっても、その収益が企業全体に占める収益のごく一部しかなければ、ヒット商品の収益性が企業価値の上昇にはなかなかつながりません。

ヒット商品が利益を生み出すか

どれだけ商品やサービスがヒットしていても、その収益性が低く大きな利益を生み出さないなら企業価値の上昇を見込むことはできません。

利益率が低く大きな収益を生み出さない商品やサービスが大人気になっても、知名度は上昇するかもしれませんが企業の本質的価値を急激に上昇させることは難しく、株価にも価値があまり反映されません。

一方で利益率の高い商品やサービスが大人気になれば、企業価値は大きく上昇する可能性も高まります。当然ながら株価が上昇する見込みも生まれます。

ヒット商品が利益を生み出すことは株価上昇の大きな条件になります。

企業の全体利益に対するヒット商品の貢献

利益率の高いヒット商品を見つけることができても、そのヒット商品を販売している企業が大企業なら株価の上昇を見込むことは難しくなります。

大企業は収益の総額が大きいため、ヒット商品が生まれても全体の収益に対してヒット商品の収益が小さくなる可能性が高くなります。

たとえば豆腐屋さんが主力商品の豆腐を大ヒット商品にすれば豆腐屋さん自体の価値は上昇しますが、八百屋さんが数ある野菜や果物の中からリンゴを大ヒット商品にしても、ほかの商品の数が多すぎるためあまりインパクトがありません。

企業の全体利益に対するヒット商品の貢献がどれくらいの程度なのかは確認しておかなくてはいけません。

主力商品が大ヒットすれば株価は上昇する

もし商品数が少ない企業の主力商品が大ヒットすれば、株価は大きく上昇することが予想されます。

商品数が少なければそれぞれの商品が利益の大きな部分を担っていることになり、企業全体の利益自体もそれほど大きくはないはずです。

そのため主力商品が大ヒットすることで株価は急激に上昇します。

分かりやすいのがスマートフォン向けのアプリゲーム会社です。スマートフォンが広がりアプリゲームが登場したときには、ほとんどのアプリゲーム会社は規模が小さく、リリースするいくつかのアプリゲームに利益を依存していました。

そのためアプリゲームの1つが大ヒットするだけで会社が大化けするということが起こりました。

主力商品が大ヒットすれば株価は上昇することを分かっておけば、さまざまな商品を展開している企業ではなく少数精鋭のビジネスを展開している企業こそ10倍株(テンバガー)となる可能性が高いことに気付くはずです。

3.ヒット商品が一過性のブームにならないことを見極める

商品やサービスが大ヒットしても、そのブームやトレンドが一過性のものになってしまうと継続的な利益を得ることができません。

一時的に株価が上昇して急激に株価が下落してしまう可能性もあり、株を手放す前に株価が戻ってしまうこともあります。

需要が一時的

トレンドやブームによって誕生したヒット商品は、トレンドやブームが過ぎ去ると見向きもされなくなってしまいます。

大ヒットしたタピオカも、今では多くの人が見向きもしません。それどころか反動によって本来の価値より低く見られてしまうことさえあります。

需要が一時的な商品やサービスは、どうしても流行り廃りに左右されてしまいます。多くの人が一度利用すれば満足してしまうような商品やサービスから株の上昇を予想するのは避けておく方が無難です。

継続的に使いたくなる商品やサービスか

継続的に使いたくなる商品やサービスなら、一過性のブームで終わらずにリピーターが何度も繰り返して使ってくれるため企業も高い収益性を維持することができます。

一方で一度使えば満足してしまう商品やサービスでは、継続的な使用を望むことはできません。一過性のブームとなってしまいます。

分かりやすいのが薬です。病気が完全に治る薬と継続的に使い続けることで症状を抑える薬では、病気が完全に治る薬の方が優れた薬であることは間違いありません。しかし病気が完全に治る薬は一過性の利益しか得られず、継続的に使い続けることで症状を抑える薬は安定的に利益を得続けることができます。

継続的に使いたくなる商品やサービスは、安定した利益を企業に与えるだけでなく大きな利益を約束してくれます。

同業他社がマネしにくい商品やサービス

どれほど優れていて継続的に多くの利用者を確保できる商品やサービスであったとしても、同業他社が簡単にマネできるような商品やサービスでは投資する企業の利益を約束してくれるかは分かりません。

技術的優位性や圧倒的知名度を築き上げる前に同業他社にマネされてしまえば、利益を横取りされて価格競争に陥ってしまうことになります。大ヒットした商品やサービスを独占することができず、利益を生み出すことがなくなってしまいます。

商品やサービスのクオリティやブランドがしっかりしているなら、継続的な利益にも期待することができます。

4.ヒット商品をほかのヒット商品につなげられるか検討する

1つのヒット商品だけでは一発屋になるため、いつか株価は低迷してしまいます。しかし継続的なヒット商品を生み出し続けることができれば、利益を増やし続けることは可能です。

縦や横への展開

ヒットした商品やサービスに柔軟性があれば、縦方向や横方向へと展開することができます。

同じ商品やサービスでも場所や時間を変えて販売できれば市場を大きく広げることができます。ちょっとした工夫でターゲットを変更できる商品やサービスも展開の幅を広げることができます。

1つの商品やサービスがヒットしていればリピーターも必ず存在します。リピーターを巻き込むことができれば、連続してヒット商品を生み出すことも容易です。

縦や横への展開が可能な商品やサービスをヒットさせた企業は、その後も連続して業績を上げ続けることができるかもしれません。

シリーズ化が可能か

シリーズ化できる商品やサービスならヒット商品を次のヒット商品に続けることが容易になります。

ゲームや映画などは分かりやすい例です。同じようなゲームや映画でもシリーズ化すること安定して集客することができます。集客予想もしやすくビジネスを安定させることができます。

シリーズ化して続けていくことでブランドイメージの強化にもつながっていきます。

シリーズ化できる商品やサービスは連続したヒットを飛ばすこともできます。

別ジャンルへの多角化は危険

ヒットした商品やサービスを生み出した企業の中には、潤沢な余剰資金を無意味に使って焦って別ジャンルへの多角化に挑戦してしまう企業があります。多くの場合、お金だけで別ジャンルへの多角化に挑戦しても失敗します。

別ジャンルへの多角化は地の利を生かせないだけでなく、潤沢な資金を無駄遣いする名目にもなります。お金に余裕があってもビジネスの核がしっかりしていなければ成功することはありません。

シンプルな商品やサービスが売りだった企業が、欲張ってあれこれと余計なものを増やして自滅するパターンは少なくありません。

もしヒット商品を生み出して株価が上昇したときに尖った強みを生かさずに別ジャンルへの多角化を始めたなら、少しずつ利益を確定しておくことをオススメします。

5.小型株の方が大型株よりヒット商品の影響が大きい

大型株は時価総額が大きいためヒット商品が1つや2つ出ても株価が大きく変化することはありませんが、小型株ならヒット商品が1つ出るだけでも大きく株価が跳ね上がることがあります。

大型株は値動きが鈍い

時価総額が大きく大量の株が放出されている大型株は、どれほど大ヒット商品を生み出しても簡単に株価が上昇することはありません。

時価総額が大きければ値動きが鈍くなるのも当然のことであり、大きなリターンを望むことはできません。

株価が非常に低いタイミングなら、株価が戻ることと大ヒット商品の効果によって株価が大きく上昇するかもしれませんが、10倍株(テンバガー)になるのは例外的です。

基本的には大型株は値動きが鈍く、少しくらいの商品やサービスのヒットでは大きなリターンを狙えないことを知っておきましょう。

小型株は値動きが激しい

時価総額が小さく大量の株が放出されていない小型株は、10倍株(テンバガー)を狙うにはうってつけです。小型株は大型株とは正反対で大きく値動きするためです。

規模が小さいため大ヒット商品の成果がそのまま株価に反映されます。株価が急激に上昇する可能性が高いのは大型株ではなく小型株です。

ただし小型株はボラティリティが高く安定感がないため、急激に株価が上昇してもすぐに株価が下落します。

小型株は非常に値動きが激しいもののヒット商品から優良銘柄を見つけ出すときには絶対に確認しておかなくていけません。

10倍株(テンバガー)を狙うなら小型株

大きく値上がりする株を狙うなら、大型株ではなく小型株を狙うことが定石となります。

大ヒットすると確信できるような商品やサービスを見つけたときに、もし小型株なら買っておいて損はありません。

商品やサービスが事業の収益の大きな割合を占めていれば、商品やサービスの伸びと連動して株価が急激に上昇するはずです。

まとめ

会社のヒット商品や収益性から優良銘柄を見つけるのは、一般の個人投資家がプロの機関投資家に勝てる方法の1つです。プロの機関投資家でも現場でヒット商品を見つけることはほぼ不可能であり、もし見つけることができても投資環境の影響で簡単に投資することができないからです。

個人投資家が見つけて注目された株は、時間が経てばプロの機関投資家が知るところになります。そして本格的に大きな資金が投入されるようになれば株価は急激に上昇します。

もし見る目があってこれまでにもヒット商品を早い段階で見つけてきたなら、ヒット商品を見つけたタイミングで提供している企業を調べて投資しておくだけで大きく儲けることができるかもしれません。

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