リスクを理解して株式投資すべき5つの重要性とは?リターンよりもリスクを重視しよう!

      2020/02/24

吊り橋を渡る足元と街

株式投資でお金を儲けたいと思う人は、リスクよりリターンを重視します。しかし多くの人がリターンを求めるあまりリスクを軽視して大きな損失を出してしまいます。

株式投資においてまず確認しなくてはいけないのがリターンではなくリスクです。長く株式投資で利益を得たいならリスクを理解しなければ最後には破滅することになります。

今回は、リスクを理解して株式投資すべき5つの重要性をご紹介します。リスクを理解すればリターンよりもリスクを重視することがどれほど大切か理解できるはずです。




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1.リスクを理解しないと自分が許容できるリスクか判断できない

どれほど大きなリターンを得る可能性があっても許容できないリスクを負ってしまうなら投資することはできません。大前提としてリスクを理解していないと自分が許容できるリスクか判断することがそもそもできなくなってしまいます。

許容できないリスクは許容できない

リスクが大きすぎて許容できないリスクの場合、当たり前ですが最悪の事態が発生するとどうすることもできなくなってしまいます。

株式投資においては、全財産を失うどころか借金を抱えるようなリスクも存在します。そして全財産を失ったり借金を抱えてしまえば、株式投資どころではなくなります。

当然ながら多くの人は許容できないほどのリスクを抱えて投資はしません。許容できるリスクの範囲内で投資するのが基本です。

リスクを理解していないと許容量を超える

通常は許容範囲内のリスクで投票するものですが、リスクが顕在化したときに許容できないような損失を抱える投資家は少なくありません。つまり投資家の中には許容できないリスクを抱えて投資している人が確実に存在するということです。

なぜ許容できないリスクを抱えて投資するのでしょうか。

答えは簡単で、リスクを理解していないからです。

誰もがどれだけリターンが大きくても危険だと分かっていれば挑戦しないはずです。しかしリスクが顕在化して初めて許容できないリスクを抱えていたことを理解する人は、リスクを理解していなかったことになります。

リスクを知っておかなければリスクの許容範囲内で投資するということができなくなります。

リスクとは損失を被る可能性のこと

リスクということは非常に曖昧で、株式投資をするときには多くの投資家が使っているものの、その意味を本当には理解していません。

市場が効率的な場合、株価に応じてリスクがあると考えられますが、リスクとは損失を被る可能性のことにほかなりません。

多くの投資家は、大きなリスクを負えば大きなリターンを得られると考えていますが、大きなリスクを負って大きなリターンを得られるならリスクは存在しないことになります。なぜならリスクに対応したリターンがあるならリスクがリスクにならないためです。

たとえば100円の株が値動きせずに100円のままの場合と100円の株が50%ずつの確率で0円か200円になる場合を考えてみましょう。

100円の株が値動きせずに100円のままの場合はリターンもなければリスクもありません。

肝心なのは100円の株が50%ずつの確率で0円か200円になる場合ですが、こちらも期待値は100円となるのでリターンもなければリスクもないことになります。

つまりリスクについて理解するとき、リターンを含めて損失が発生する可能性をリスクと考えなくてはいけません。

2.リスクを理解しなければリターンが正当なのか分からない

リスクを理解することが重要なのは、リターンとリスクが深く関係しているからでもあります。リスクを理解していなければリターンが正当なのかは判断できません。

リスクに対してリターンが見合っているか分からない

株式投資で短期的にリターンを得ることはそれほど難しくありません。試行回数が少なければリスクが顕在化する可能性が低く、運によってリターンだけが顕在化する可能性も十分にあるからです。

しかし試行回数が増えて長期的に投資を行っていれば、本質的なリターンとリスクは顕在化してリターンに対して妥当なリスクを負っていたか分かるはずです。

しかしリターンとリスクを理解せずに投資を行い、リターンに対して大きなリスクを取っていたことが分かったときにはすでに大きな損失が出ているためどうすることもできません。

リスクを理解しておかなければ、リターンに対して妥当なリスクを取っていたのは判断でできないということになります。

投資の結果、運が良かっただけなのか実力なのかはリスクを理解することで始めて分かることです。

リターンとリスクが分からないと投資成績が分からない

投資の結果、大きな利益を得たとしてもリスクとリターンが見合っていない投資ならただ運が良かっただけということになります。同じことを続けていればいつか破綻します。

また投資の結果、大きな損失が発生したとしてもリスクとリターンが見合っている投資なら運が悪かっただけということになります。同じことを続けることでいつかは大きな利益を手にすることができるはずです。

投資成績を考えるとき、リターンとリスクが分かっていなければ本当の投手成績は分からないということになります。手法も分からず結果も分からない投資で一時的に成功しても長期的に成功することはできません。

特にリスクの理解は重要です。リターンについて理解できなくても利益を得られないだけで済みますが、リスクについて理解できなければ損失を防ぐことはできません。

リスクとリターンの関係性が理解できない

大きなリスクを取ることが大きなリターンを得ることにつながるなら、投資は単純明快です。とにかく大きなリスクを負えば大きなリターンが手に入るということになるからです。そして株式投資において成功している人はただ運が良かっただけということになります。

しかし現実は異なります。

リスクに対してリターンが大きい投資もあれば、リスクに対してリターンが小さな投資もあります。

特に上昇相場では、大きなリターンを得るためには大きなリスクを取る必要があるとされますが、もしリスクに応じてリターンが大きくなるなら、それはリスクにはなりません。

リスクについて理解していないとリターンに対しても理解することができず、リスクとリターンが不釣り合いな状態でも投資してしまう可能性が高まります。

投資において運に頼らず利益を増やすためには、リスクに対してリターンが大きい投資にのみ取り組むしかありません。

3.リスクは人によって異なる

リスクというものは非常に個人的で主観的なものです。人によってリスクと思えるものもリスクではない場合があり、逆にリスクではないと思えるものもリスクになる場合があります。

自分にとっていったい何がリスクなのか理解しておく必要があります。

年利7%はリスクか

年間リターンが7%の投資について考えてみましょう。

年間リターンが7%の投資はリスクになるでしょうか。

たとえば不動産投資においては一般的に年間リターンは5%とされています。物件を購入すれば、20年後に減価償却が完了する計算になります。

不動産投資の観点から見ると7%のリターンは非常に優秀なように思えます。

株式投資の中でもインデックス投資なら平均年間リターンは7%となっています。7%のリターンが必ずしも優秀な投資結果になるとは限りません。

しかしインデックス投資の場合は平均した年間リターンが7%というだけで毎年着実に7%の安定したリターンを得られる保証はありません。

不動産投資の場合は、家賃がリターンとなるためインデックス投資に比べて年間リターンが低くても安定感があります。

さらに優秀な投資家の中には年間リターンで7%以上の投資成績を実現している人もいます。優秀な投資家にとっては年間リターン7%は低い評価となり、年間リターン7%の投資はリスクということになります。

7%という年間リターンであっても、その中にあるリスクはさまざまで評価は投資家によって分かれます。年間リターン7%で大満足できる人も納得できない人もいるということになります。

リスクを決めるのは投資家

何がリスクで何がリスクではないかという判断については、一般論はあっても個別の事情に対応したものはありません。

リスクを決めるのは投資家次第ということになります。

多くの人が10%のリターンを達成する中で5%のリターンしか達成できないということはリスクである一方、多くの投資家が0%のリターンにもかかわらず5%のリターンを達成していればリスクにはならないはずです。

リスクとなる基準は人によって大きく異なります。

個別の事情によるリスク

投資リスクは投資結果が及ぼすさまざまな面に波及します。個別の事情によるリスクも存在します。

たとえばバブル期には、リスクを取らないことがリスクになる可能性さえあります。リスクを取って投資しないことで乗り遅れてリターンを最大化できないというリスクを負います。

また機関投資家は、投資成果が評価に直結しています。サラリーマンである機関投資家は極端な損失が発生すれば職を失う可能性があるため、儲かることが確信できていてもリスクを回避して無難な投資先を選ぼうとします。

周囲と異なる投資をすることにもリスクが隠れています。多くの投資家と同じ投資先に投資すれば、失敗しても恥をかくことはありません。多くの投資家と異なる投資先に投資すれば、隠れているリスクを見落としているリスクを負うだけでなく、失敗すれば恥の上塗りとなります。気楽に投資できないというだけで損失になります。

私生活もリスクになります。株式投資とは直接関係のないマイホームの購入、子どもの学費、結婚費用、離婚費用、事故、病気、失業などで急にお金が必要になれば、株を現金化しなくてはいけません。株を現金化するときに妥当な価格で現金化できない可能性があるというだけでリスクは増加します。

個別の事情によるリスクは広範囲に広がります。そして広範囲のリスクまで考えて投資をしなくてはいけません。

4.長期的な投資ではリスクは必ず顕在化する

投資を始めて間もない人は、リスクに軽視します。それどころか積極的にリスクを負うことが大きなリターンにつながると考えているかもしれません。

しかし短期的には顕在化しない可能性もあるリスクも、長期的には必ず顕在化することになります。

多くの投資家が大暴落を知らない

投資を始める人の多くが、周囲で投資によって利益が発生していることを知ることがきっかけとなります。つまりバブル期に投資を始める人が多いということです。

相場が上昇するなかでは、とりあえず何かに投資しておけばリターンを得ることができます。そして自分の投資の才能に酔いしれます。

そして徐々にリスクを冒してリターンを最大化することを目指すようになります。バブル期の終盤では、どの株も高くなりすぎていて満足できるリターンを得るためには大きなリスクを取る必要があるからです。

ところがバブル期はいつまでも続きません。大暴落が発生するとリスクを軽視していた投資家は積み上げた利益がすべて失われてしまいます。そして投資を止辞めてしまいます。

そのため大暴落を経験した投資家は次の大暴落のときまで生き残っておらず、新たなバブルと大暴落は若い投資家によって生み出されます。そのため熱狂している多くの投資家は大暴落を知らないということになります。

大暴落でリスクが顕在化

長期的に投資で利益を得るためには、必ず大暴落を乗り越える必要があります。そしてバブル期にリターンを最大化するポートフォリオを組んでいると大暴落でリスクが顕在化して大きな損失を抱えることになります。

リスクを理解して許容範囲内のリスクに抑えていれば、大暴落を乗り越えることも可能ですが、上昇相場の中でリターンを最大化することを目指していれば許容できない過大なリスクを取っているため大暴落を乗り越えることができません。

長期投資ではいつかリスクが顕在化し、特に大暴落ではリスクが顕在化することを知っておかなくてはいけません。

長期的な投資ではリスクコントロールが必須

長期的な投資で利益を得るためには、リスクをコントロールすることが必須となります。

リスクを十分に理解した上で許容できるリスク範囲で投資を続けることが求められます。

当たり前で基本的なことのように思えるリスクコントロールですが、そもそもリスクについて理解を深めておかなければ自分ではリスクをコントロールしているつもりでもリスクをコントロールできていない可能性が出てきます。

隠れたリスクについて警戒しなければいつかは大きな損失に頭を抱えることになります。

5.リスクは誰にも分からない

リスクはさまざまな範囲に広がるだけでなく個人によっても大きく異なり、状況によっても変化していきます。そのため究極的にはリスクは誰にも分かりません。

リスク相応のリターンは存在しない

どれだけファンダメンタルズを分析してもリスク相応のリターンは存在しないことになります。なぜならリスクが分からないためです。

ある人にとってはリスクになるものが別の人にとってはリスクにならない可能性があります。そして多くの投資家が低リスクとされる投資先に群がればリスクに対してリターンは小さくなり、逆に高リスクとされる投資先を敬遠すればリスクに対するリターンは大きくなるはずです。

客観的にリスク相応のリターンが存在しないということは、株式投資で儲けることもできれば損することもあるということの裏返しになります。

リスクをある程度は限定することは可能

完璧にリスクを把握することは絶対にできませんが、リスクをある程度の範囲に限定することは可能です。

リスクについて理解を深めておけば、リスクに対してリターンが大きいのか小さいのかは判断することが可能になります。

そして許容範囲内のリスクでありながら、リスクに対して大きなリターンを得られる投資先に投資することを続ければ長期的にはリターンを大きくすることができるはずです。

リスクをある程度は限定することが可能であり、リスクを理解してリスクを限定することによって長期的にリターンを得ることができるようになります。

リスクの不確実性に向き合えないなら株式投資はすべきではない

株式投資のリスクを理解すれば、株式投資におけるリスクは完全にコントロールできないものの注意深く避けることは可能であることが分かるはずです。

一方でリスクの不確実性に向き合い続けるのは非常に疲れる作業です。分からないものを分からないなりに考え続ける必要があり、分からないからといって投げ出してしまえば完全にリスクを理解できなくなり投資失敗するからです。

リスクの不確実性に向き合うということは、どれだけ努力しても無駄のように思えることを続けることになるため、リスクの不確実性に向き合えないならそもそも株式投資はすべきではないかもしれません。

まとめ

株式投資を語るときに必ず出てくるリスクとリターンという言葉ですか、そもそもリスクとリターンについて深く理解している人はほとんどいません。

多くの人がリスクという言葉を使いながら、リスクの本当の意味を理解していないため自分が大きなリスクを負っていることにすら気付かず投資を続けている場合さえあります。

株式投資で長期的にリターンを得たいなら、リスクについて理解を深めておきましょう。

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