5年後を見通すことが難しい銘柄に株式投資すべきではない5つの理由とは?業績が投資結果に影響!

   

双眼鏡で遠くを見ている男性

もし計画的に株式投資を実践したいなら、業績を予想しやすい銘柄に投資することが重要です。投資しようと考えている企業の5年後が想像できないなら、計画通りに投資することは困難です。

5年後に潰れてしまうほど業績が低迷する企業だけでなく、驚くべき業績を上げる可能性のある企業に投資するのも計画的な投資にはなりません。

今回は、5年後を見通すことが難しい銘柄に株式投資すべきではない5つの理由をご紹介します。業績が投資結果に影響することを理解していれば、5年後も見通せない企業には計画的には投資できないため手を出すのが難しくなります。




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1.株価は企業の業績と連動するから

大前提として株価は企業の業績に連動します。そのため5年後の状態が分からない企業は、5年後の株価すら予想することが困難になります。

10年先まで予想できる企業を探す

5年後には、その企業がどのような状態になっているのか判断できなければ、10年先まで見据えた投資はできません。

景気循環が約10年周期であることと出口戦略を考えれば、10年後に相場環境が現在と同じかそれ以上に良くなっている必要があります。

もし株を買ったタイミングが暴落直前であっても、10年経てば暴落してから再び景気が上向いて株価が上昇している局面である可能性があります。

そのため本来は10年先まで予想できる企業を選びたいところですが、状況の変化が激しい現代においてはとりあえず5年先まで見通せる企業をピックアップしましょう。

景気循環が約10年周期であるなら、株を買ったタイミングが暴落直前でも5年で底を打って株価が上昇する好景気の局面に入っている可能性があります。

景気循環を考えたときには、安定した状態で10年経営されるであろう企業を見つけたいですが、そのために最低でも5年は経営されている企業を選ぶ必要があります。

業績が不安定なら株価も不安定になる

当たり前のことですが、株価と企業の業績が連動しているなら、業績が不安定な場合には株価も不安定になります。

株を買うのではなく企業のオーナーになると考えれば、業績が不安定な企業ではなく安定している企業に投資したいと考えるはずです。

特に資産運用として株式投資をしているなら、できるだけ安定感が欲しくなるとこです。

業績が不安定なら株価も不安定になることを考えれば、5年後にはどうなるか分からない企業の株を買うのは無謀としか言えません。

不測の事態は発生する

たった5年先さえ見通せない企業は、多くの不測の事態に襲われることになります。なぜなら5年先どころか10年先まで見通せるような安定した企業であっても、10年も経てば不測の事態に何度も直面するためです。

5年先や10年先がどのようになっているか見通せるような安定した企業であっても、どのようになっているのか分からないのが現実です。

つまり5年先すら見通せないならさまざまな不測の事態に襲われるため、予想外の状態になってしまうことになります。

予想外の状態とは、没落して倒産することもあれば、大化けして大儲けしていることもありますが、どちらにしても予想外の状態です。

予想しようとしても予想できないのに、最初から予想できない企業に投資するということはもはや投資ではなくギャンブルです。

2.5年後が想像できない銘柄は不安定だから

5年後が想像できない銘柄は、非常に不安定な銘柄ということになります。つまり投資に対してどれくらいのリターンを得られるのか予想するために必要不可欠な安定という要素がすっぽりと抜け落ちてしまっています。

ハイテク企業は難しい

一世を風靡するサービスを提供しているハイテク企業。最新技術でこれまでにない斬新な製品を発表しています。

多くの人が飛びつきたくなるハイテク企業の銘柄ですが、5年先を見通すことは困難です。

順風満帆に思えたサービスを提供していたハイテク企業であっても、5年も経てば見向きもされなくなる場合があります。

一方で予想を超える売り上げによって、想像以上に業績を伸ばすハイテク企業もあります。

業績が落ちるにしても上がるにしても、予想通りにならなければ不安定であることに違いありません。損得勘定を無視すれば、予想通りの結果にならなければ損をすることだけでなく儲かりすぎることも投資の失敗です。

移り変わりが激しすぎるハイテク企業への投資の難しさは不安定さにあります。

基本はローテク企業になる

ハイテク企業と比べてもパッとしないローテク企業。昔から変わらないような製品を作っている企業なら5年後がどのようになっているか想像するのも簡単です。

たとえばハイテク企業のアップルやグーグルが5年後にどのような新製品を提供してビジネスを展開しているのかは想像できません。

しかしローテク企業のコカ・コーラやマクドナルドが5年後にどのような新製品を提供してビジネスを展開しているのかは想像できます。おそらくカロリー控えめの新しい風味の炭酸飲料や季節限定の変わったハンバーガーを売っていることでしょう。

誰もが想像できるためハイテク企業に比べて夢のないローテク企業の銘柄ですが、5年後が想像できるという点ではハイテク企業を圧倒しています。

不安定は不安につながる

株式投資においては株の売買を最小限に抑えることが重要です。株の売買を最小限に抑えるためには安心して株を持ち続ける根拠が必要になります。

ところが不安定な銘柄を持ち続けることは困難です。不安材料が出てきたときに手放さずに持ち続ける根拠がすぐに崩れてしまうためです。

不安定であることは爆発的な利益を生む可能性だけでなく驚くほどの不利益を生む可能性も秘めています。そして不安定は不安につながるため、5年後すら分からない銘柄には投資しないようにしましょう。

3.5年後が見通せるなら業績を予想しやすいから

もし5年後を見通すことができる銘柄なら、業績も簡単に予想することができます。業績が予想できれば株価も予想できます。

過去の財務諸表から将来の業績を予想

ここからは完全にファンダメンタルズ分析になります。

企業が長く安定して経営されているなら、膨大な過去の財務諸表も確認できます。その中から直近10年の財務諸表を確認すれば、今後10年の企業の業績を予想することができます。

企業の経営が安定していて5年後が容易に想像できる企業なら、5年後の業績についてもかなり高い精度で予想することも難しくはありません。

企業の将来の業績が分かるということは、始まる前の競馬のレースの結果が分かるようなものです。

将来の業績から株価を予想

企業の業績は株価と連動しています。そのため将来の業績から株価を予想することもできます。

もし5年後に業績が2倍になっているなら、株価も2倍になっているというのは自然なことです。

もちろん企業経営には不確定要素が多いだけでなく、株価についても不確定要素が多く、理由もなく上がる株もあれば下がる株もあるため業績が2倍になったからといって株価が2倍になるとは限りません。

しかし長期的に見れば業績と株価は連動するため、企業の将来の業績から株価を予想することもある程度は可能です。

将来の株価から妥当な現在の株価を予想

企業の将来の業績が分かり、その業績から将来の株価が判断できたなら、今度は将来の株価から逆算することで現在の株価を予想することができます。

どれだけ将来の業績や株価が分かっても、現在の株価が妥当でなければ買う意味がないからです。

将来の株価から妥当な現在の株価を予想できれば、現在の株価と比較して株を買うべきか判断できます。もし計算した現在の妥当な株価よりも現在の株価が安ければ、それは絶好の買い時ということになります。

もちろん予想の上に予想を積み重ねて導き出した結論であるため確実なものとはいえませんが、何も考えずに思い付きで銘柄を選ぶよりもはるかに優れた結果を残してくれるはずです。

4.将来性がありすぎる株は割高になりやすいから

5年後という将来を見通すことができない株の中には、どこまで成長するか分からないような超優良な銘柄も含まれています。グーグル、アップル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフトのような企業です。

これらの企業は将来性がバラ色であることは間違いありませんが、過度な期待によって割高になってしまう可能性があります。

期待を織り込んだ株価

基本的に企業の株価は、その企業の現在だけでなく未来までも織り込んだものになっています。

たとえば今年は1億円の利益なのに、来年は100億円の利益になる企業があるとします。この企業の株価は、今年の1億円の利益だけでなく来年の利益まで計算に入れた株価まで上昇します。

それどころか利益が分からない再来年の予想まで織り込んだ株価となってしまう可能性さえあります。

株価は、現時点の企業の価値だけでなく将来的な企業の価値まで含めたものとなります。当然ながら期待が大きくなれば株価も期待と同じくらい大きくなります。

将来性がありすぎる企業の株は期待が集まりやすい

グーグル、アップル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフトなどの企業は、今後も大きく成長していくことが予想される将来性がありすぎる企業です。多くの人がこれら将来性がありすぎる企業の製品やサービスを使っており、生活の中で欠かせないものだと実感しているはずです。

そのため将来性がありすぎる企業の今後については、期待していない人はいないはずです。

その結果、将来性がありすぎる企業の株は期待が集まってしまい株価が上昇していきます。業績が好調で株価が上昇しているなら、明らかに割高と思われる水準であっても株を買うだけの理由は無限に用意することができます。

そのため妥当な株価を見失ってしまい、割高な株を喜んで買い集めることになってしまいます。

企業の業績と投資家の期待の差が重要

株式投資で重要なのは、成長する企業に投資することではありません。成長しないと思われていた成長する企業に投資することです。

つまり企業の業績と投資家の期待の差が投資効率を決定付けます。

将来性のある企業で将来的に業績が伸び続けていても、株価が高すぎるなら投資効率は落ちてしまいます。

死ぬまで絶対に毎年1億円がもらえるというすばらしい権利であっても、100億円を払わなくては手に入れることができないなら買うべきではないのと同じです。

一方で死ぬまで絶対に毎年1万円がもらえるという微妙な権利でも、10万円で手に入るなら買うべきでしょう。

あまりにも業績が良すぎて、良い意味で5年後を予想することができないような超優良企業の場合、その時点で株価が上がりすぎている可能性に注意する必要があります。

もちろん株価が割安だと判断できるなら、超優良企業に投資することで大成功を収めることができるはずです。

5.業績と株価の関連性にはタイムラグがあるから

業績と株価の関連性にはタイムラグがあるため、最低でも5年は見通しが立てられない株価の上昇を待つことができません。状況次第では5年でも短い場合があります。

業績が上がっても株価が上がらないことはある

業績が上がったからといって株価がすぐに上がるとは限りません。もちろん逆もあり、業績が下がっても株価が下がらないどころか上がっていくことがあります。

業績と株価は密接に関係していますが、業績とは異なり株価は投資家の思惑が入り込みます。どのような株であっても投資家が価値を見出せば株価は上がり、価値を見出せなければ株価は下がります。

そのため業績が上がったからといって株価が上がるとは限りません。

時間が経つと業績と株価はシンクロする

乖離していた企業の業績と株価も、時間が経つと収斂して最後にはシンクロします。

株価が業績を先行する場合もあれば、株価が業績に遅れることもありますが、基本的に業績と株価は同じように推移します。

つまり業績が上がる企業の株を持っていれば、後はただ待ち続けるしかありません。待ち続けていればいつかは業績の動きに株価が近づいてきます。

まとめ

企業の業績を予想できることは非常に重要です。企業の業績を予想できなければ、将来の株価が予想できないだけでなく妥当な株価を見極めることもできないからです。

多くの人が業績を予想することが難しい人気の株に投資するため、多くの人と異なる戦略を採用すれば大きなリターンを手にする可能性も高まります。

長期投資ではファンダメンタルズ分析が重要になってくるため、ファンダメンタルズ分析とセットにすれば5年後を見通すことが難しい銘柄に株式投資すべきではない理由にも納得できるはずです。

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