絶対に投資してはいけない個別銘柄を見極めるの5つのチェックポイントとは?割安株を見つけ出せ!

   

上昇するチャートにペンで線を引く女性

投資信託やETFなどのパッケージ化された金融商品で手軽に投資すれば簡単に確実に儲けられるのが株式投資の醍醐味です。特にインデックス投資は非常に優秀で、プロの機関投資家が運用しているほとんどのアクティブ投資を打ち負かす成績を残しています。

一方で株式投資をしていると、個別に銘柄を選定して投資したくなるものです。個別銘柄を買っていけばインデックス投資では絶対に不可能な市場平均を超える成績を残す可能性も可能になります。

しかし株式投資で重要なのが、大きく儲けられる個別銘柄に投資することではなく大きな損失を発生させる個別銘柄に投資しないことになります。

そこで今回は、絶対に投資してはいけない個別銘柄を見極めるの5つのチェックポイントをご紹介します。割安株を見つけ出すことができれば、大きなリターンを得ることも不可能ではありません。




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1.上場間もない企業の銘柄

上場間もない企業やインデックスに選ばれたばかりの銘柄には手を出してはいけません。多くの人が注目するところには拾うべきものはありません。

期待から値上がりしている

上場間もない企業やインデックスに選ばれたばかりの銘柄は、多くの人の期待を背負っています。注目されることも多く興味を持つ人も少なくありません。

たとえどれだけ魅力的な企業であっても、すでに株価が割高になっている可能性があります。

株式投資では、稼ぐ企業の銘柄をできるだけ安く買うことが重要であり、どれだけ稼ぐ企業の銘柄であっても安く買うことができないなら手を出してはいけません。

安定性がない

上場して50年以上が経つ企業が、今後数年間においてどれくらいの利益を発生させるかは比較的簡単に予想できます。おそらく爆発的に稼ぐことはないでしょうが、急激に売り上げが落ち込むこともありません。

一方で上場したばかりの企業が、今後数年間においてどれくらいの利益を発生させるかを予想するのは困難です。急成長して上場した企業は、そのまま持続的に急成長する可能性がある一方で急激に縮小する可能性もあるためです。

多くの人が上り調子のパフォーマンスに期待して新興企業の株を買いますが、急激に上昇しているということは急激に下落する可能性もあるということはあまり心配しておらず楽観的に株を買ってしまいます。

もし安定性がない企業の銘柄を購入するなら、それは投資ではなく投機でありただギャンブルをやっているだけになってしまいます。

爆発的に成長することもある

上場したばかりの企業は、不安定であるため爆発的に成長することもあります。そして莫大なリターンを投資家にもたらすこともあります。

ただし上場したばかりの企業が莫大なリターンを投資家にもたらすのは稀なことです。

上場したばかりの企業が莫大なリターンを投資家にもたらす可能性があるという事実は投資家を惹きつける要因になっており、上場したばかりの企業が莫大なリターンを投資家にもたらす可能性が極めて小さいという印象を打ち消してしまいます。

上場したばかりの企業が莫大なリターンを投資家にもたらすというのはウソではないものの不可能に近いため、多くの投資家が高い確率で失敗してしまいます。

上場したばかりの企業が爆発的に成長して莫大なリターンを投資家にもたらすという事実があることには注意しなくてはいけません。

2.コモディティ化した商品を売る企業の銘柄

圧倒的なブランドを築き上げて多くの熱狂的なファンを抱え込んでいる企業は長く大きく稼ぐことに期待できますが、他の企業と遜色ない商品を売っているような企業は継続的に大きく稼ぎ続けることはできません。

泥仕合になる

他の企業と大して変わらない商品を売っている会社は、商品の質ではなく値段で勝負することになってしまいます。すると他の企業も値段を下げることになり、泥仕合へと発展していきます。

値下げ競争が激化すれば収益力が低下するのはもちろんのこと、他の企業にシェアを奪われて衰退することさえ十分に考えられます。

現時点では大きなシェアを獲得しているため大きな利益も確保しているかもしれませんが、時間の経過とともに商品力の弱さがボディブローのように利益にダメージを与えてきます。

利益率が下がる

コモディティ化した商品しか売っていない企業は、他の企業の類似品に対抗するため価格競争を仕掛けることになります。

商品の値段が下がっていけば、それだけ利益も下がっていくということになります。

利益が大きくならなければ株価が上昇することも企業が成長することもありません。つまり大きなリターンをもたらすことができない銘柄になってしまいます。

株価が下落する

株価が上昇せずに維持されればまだいいですが、優位性のないビジネスを続けながら思わぬ失敗を冒してしまった企業の銘柄は大きく株価が下落してしまいます。

株価が上昇しなければ利益を出せないだけで済みますが、株価が下落してしまえば損失が発生してしまいます。

販売している商品に優位性がない企業の銘柄は、長期的には大きな利益を出すことが難しいためわざわざ選ぶ必要はありません。

3.将来が有望で人気のある企業の銘柄

株価が上昇する銘柄を選ぼうとすれば、誰もが選びたくなるのが将来が有望で人気のある企業の銘柄です。しかしそんな誰もが選びたくなる銘柄は、すでに割高になっている可能性があります。

結果以上の期待

株式投資で利益を上げるためには、多くの投資家の期待を結果が上回らなくてはいけません。そのため優れた結果を残すことが株式投資の利益を増やすとは限りません。

将来が有望で人気のある企業は、多くの人が予想する通りに優れた結果を残す可能性があります。しかし予想通りの結果しか出せないとすれば、それは利益には結びつきません。

それどころか結果以上に期待の方が大きければ、株を購入した時点で割高になっている可能性が高く大したリターンをもたらさない可能性さえあります。

将来が有望で人気のある企業はそれだけで注目を集めるため期待以上の結果を出すのが非常に難しくなり、会社がどれだけ大きな利益を出しても投資家のリターンに結びつかない可能性があります。

結果が悪ければ最悪の結末を迎える

将来が有望で人気のある企業は、優れた結果を残してもそれ以上に大きな期待が集まっているためなかなかリターンには結びつきません。

それどころか結果を出せなかった場合には、恐ろしいほどの損失を発生させる可能性さえあります。

大きな期待が集まる銘柄はその時点でバブル気味になっていることも多く、その企業の実力以上に株価が上昇していることも少なくありません。

そして将来が有望で人気のある企業の多くは新興企業であるため、業績が安定していない可能性もあります。

つまり悪い結果が発生した場合には、稼ぐことができない会社の株を比較にならないくらい高い値段で買ってしまったことになります。

優秀な結果を残しても大きなリターンを得られず、惨憺たる結果を残した場合には破滅的な損失を生み出す可能性さえあります。

拡大するセクターにも注意が必要

業界自体が好調で今後、シェアが拡大する可能性のあるセクターでビジネスをしている会社なら大きな伸びしろがあります。そのため投資に最適な会社の銘柄になりそうです。

しかしあなたがセクターのシェアの拡大を予想できるということは、ほとんどの投資家も同じような予想ができるということです。つまりほとんどの投資家もあなたと同じ予想に基づいてあなたと同じように投資しており、その結果、会社の株価は割高になっている可能性があります。

シェアが拡大するセクターにある企業の株価は、それだけで高くなる傾向にあるため注意が必要になります。本来の実力以上に株価が上昇している可能性が高いためです。

多くの人が普通に考えて分かることは、株の世界では間違っている可能性があります。もしあなたが傑出した人間ではないと自覚しているなら、あなたが儲かりそうだと思った方法は間違えている可能性が非常に高くなります。

4.誰も知らない企業の銘柄

誰もが知っている企業の銘柄は人気を集めて妥当な株価を上回っている可能性が高いですが、一方で誰も知らないような企業の銘柄でありながら株価だけが上がっているならそれも大きな問題を抱えているかもしれません。

投資家だけに人気の銘柄

多くの投資家が投資目的で企業を調べるのに対し、一般の人々は生活の中で企業名に接して企業を知っていきます。

そのため投資家だけが知っていて投資家だけに人気の銘柄は注意が必要です。なぜなら投資家しか知らないということは投資目的でしか影響力がない銘柄ということになり、つまりは投機の材料になっている可能性があるからです。

たとえば企業名とは少し異なりますが、仮想通貨バブルの際にビットコインが大流行したのは記憶に新しく、投資家の間だけでビットコインという名称が有名になりました。

一方でビットコインは実用性がなかったため実生活では活用する機会がなく、投資をしていない一般の人はビットコインを知りませんでした。

その結果、投資家の間で有名になったビットコインは急激に価格が上昇してバブルとなり、最終的に下落しました。

もし誰も知らない企業の銘柄が投資家だけに人気である場合には注意が必要です。

事業内容が不透明

世の中には多くの人が知らないものの実力を兼ね備えた企業が存在します。

一般的に知名度がないものの実力のある企業の多くのBtoB事業を展開しており、企業向けに商品を販売しているため一般消費者には耳なじみがないことがほとんどです。

誰も知らない企業の銘柄であっても、事業内容がしっかりしていて業界では有名な企業なら全く問題はありません。

ところが誰も知らないことに加えて事業内容も不透明になってしまうと非常に怪しい企業ということになります。

たとえばビットコインでいえば、ビットコインを知っている投資家であっても、ビットコインがどのような技術でどのように使えるかを理解している人はほとんどいませんでした。実態が分からない場合には、評価することも困難になります。

事業内容が不透明で、どのようにして稼いでいるのか分からない企業の銘柄はわざわざ選ぶべきではありません。

5.配当金が少ない企業の銘柄

配当金が少ない企業の多くは、配当金は出さずに再投資して事業を拡大することで株価を上昇させていますが、企業が大きくなるには優れた方法であっても投資家へのリターンとなると話が違ってきます。

配当金による再投資で複利効果が生まれる

キャピタルゲインを狙うときには配当金の少ない企業の銘柄に投資するのが一般的です。しかし配当金が生まれなければ配当金による再投資が行えなくなります。

配当金による再投資では税金が引かれたり再投資のための手数料が必要だったりと損をするイメージがありますが、それ以上に複利効果によって得られるリターンの方が大きくなります。

特に長期投資においては複利効果は雪だるま式に拡大していくため、複利効果によって元本をはるかに上回る利益を実現することができます。

持ち株が2倍になれば株価が2倍になったのと同じ

配当利回りによって生まれた原資を再投資することで得られる複利効果。投資期間が長くなればなるほど持ち株数が増えていきます。

非常に単純な話ですが、手持ちの株の数が2倍になれば株価が2倍になったのと同じだけの利益を得ることができます。そして手持ちの株の数が2倍になり、株価も2倍になれば、利益は4倍になります。

配当金の再投資は、株価の上昇に加えて株数を上昇させることができるため、想像を超える大きな利益を生み出すことができます。

配当金を出さない企業の銘柄は割高になりがち

もし成長性のある企業の銘柄を妥当な株価で購入することができれば、成長によって十分な利益を得ることができます。その利益は、配当金による再投資による複利効果を超えるものかもしれません。

しかし一般的に配当金の少ない成長性のある企業の銘柄は、新興企業の銘柄であることが多く株価は割高になる傾向があります。そのため割高の株価を購入してしまうと、どれだけ成長性が高くて企業が大きくなっても、投資家に対するリターンには結びつかなくなります。

一方で配当金を出している企業は斜陽産業も多く人気がありません。そのため株価が割安になる傾向にあります。

一般的に大きな利益を狙うためには、配当金の少ない企業の銘柄を選ぶことが多いですが、多くの人が大きな利益を狙うために配当金の少ない企業の銘柄を優先して選んでいるということは、大きな利益を得られない可能性があります。

まとめ

個別銘柄の選定は非常に難しく、どれだけ好条件の銘柄を選んでも事件や事故などの予想していない出来事が発生すれば大きな損失に直結することもあります。

また全ての企業の情報をしっかりと把握して投資すること自体が非常に難しく、企業分析に失敗すれば絶対に投資してはいけない個別銘柄にも投資してしまう可能性があります。

そのため個別銘柄に投資する場合でも、できるだけ多くの企業に分散して投資したり、投資信託やETFを織り交ぜて資産を分散させることが非常に大切です。

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