短期投資より長期投資を実践する5つの理由とは?時間と手間をかけず失敗したくないなら株式の長期投資!

      2019/12/25

積まれたコインから生える草

投資の中でも株式投資に挑戦しようと考えたとき、投資スタイルの選択で迷うのが短期投資と長期投資です。

1日で株式を売買するデイトレードのような短期投資もあれば、数十年という長い期間、株式を保有し続ける長期投資もあり、短期投資と長期投資では同じ株式投資でも全く異なる性質の投資となります。

今回は、短期投手よりも長期投資を実践すべき5つの理由をご紹介します。株式投資をギャンブルだと思っている人こそ短期投資ではなく長期投資に挑戦すべきです。




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1.忍耐力があれば初心者でも成功するから

長期投資は株式投資の初心者でも必ず成功することができる投資方法です。ただし長期投資には忍耐力が求められます。

短期投資は一発逆転を狙えるギャンブル

短期投資は、投資というより投機に近い性質を兼ね備えたもので、一発逆転を狙うギャンブルのようなものです。

株価の変動は短期的には予想するのが難しく、激しく乱高下しています。短期投資では、この短期間で激しい株価の変動を利用して株の売買を行い利益を得ることを目指します。

当然ながら短期間で大きく利益を上げることができる場合もあれば、大きく損をしてしまう場合もあります。

そのため短期投資は一発逆転を狙えるギャンブルのような性質を兼ね備えています。

長期投資は確実に利益を得られる真の投資

株式投資をギャンブルのように考えている人の多くは、デイトレードなどの短期投資を株式投資だと考えているためです。

もちろんデイトレードなどの短期投資も短期間で爆発的に利益を確保できるという大きなメリットがありますが、一方で大きな損失を出してしまうデメリットもあります。

ところが長期投資は短期投資とは全く異なる性質を兼ね備えています。

長期投資では、数日や数週間という単位ではなく数十年という単位で株式に投資をします。そのため日々の株価の変動は全く気にする必要がありません。

米国においては、過去200年で株価は右肩上がりを続けており、その上昇率は年率7%程度になっています。つまり利回りは7%です。

株価は短期的に見ると激しく乱高下していますが、長期的に見ると右肩上がりで成長を続けているため、長期間にわたって投資をすれば確実に利益を得ることができます。

投資期間は最低10年以上

それでは長期投資とはどれくらいの期間投資を続ければいいのでしょうか。

答えは長期投資に必要となる期間は最低でも10年は必要となります。

これまで経済は、好景気と不景気の循環を繰り返して緩やかに右肩上がりで成長していますが、好景気と不景気の波は10年ほどで繰り返されています。

そのため好景気と不景気の波を最低は1回循環しなければ、平均的な右肩上がりの成長の恩恵を享受できない可能性が発生します。

例えば好景気のピークに株式投資を開始してしまうと、すぐに不景気で株価が下落。そして次の好景気に到達する前に株式投資を止めると好景気による株価の上昇の恩恵を得ることができず、利益を確保できなくなってしまいます。

この10年という期間は長期投資においては最低期間となり、実際にはさらに長い期間がなければ安定的に利益を享受することができません。

しっかりと長期投資で利益を確保したいなら25年以上の投資期間が目安となります。

長期投資の場合、株式投資について何も知らない株式投資初心者どころか、字が読めないチンパンジーに適当にいくつかの銘柄を選定させても確実に利益を得ることができますが、一方で想像を超える長い投資期間が必要になります。

2.含み損も失敗も存在しないから

投資期間が25年以上という長期にわたる長期投資においては、過去200年の実績から必ず成功することが約束されています。

また必ず成功するということは絶対に失敗することもないということです。

失敗しないという重要性

株式投資においては、投資家のほとんどが失敗します。株式投資の成功者は、成功しているのではなく失敗していないというのが正しい見方です。

頻繁に株式の売買を繰り返し、あの手この手で少しでも大きな利益を得ようとすれば、その分、手数料や税金で損失が膨らんでいき、最終的に投資家のほとんどが市場平均を下回る利回りとなってしまいます。

資産運用においては、攻めと守りを明確にする必要があります。攻めの資産運用で大きく稼ぎたいならリスクを取って大きなリターンを狙うのが正解ですが、守りの資産運用で大事な資産を減らしたくないなら、資産を増やすことよりも資産を減らさないことがより重視されます。

株式投資の長期投資は、確実に成功するということよりも絶対に失敗しないということが守りの資産運用に最適である理由となっています。

長期投資では含み損は存在しない

長期投資においては、リスクを最小限に抑えるため分散投資を行います。そして市場平均などの指数と連動させたインデックス投資で資産を運用します。

そして投資期間は非常に長く、株価が上がろうが下がろうが売り時を見計らうこともありません。

つまり含み損のことは考える必要がなく存在しないものと思うことができます。

実際には、株式投資をしている以上、長期投資においても含み損を発生します。

しかしどれだけ含み損が発生しても売却するのは数十年先。気にする必要ありません。

長期投資では基本的に右肩上がりの株価の値動きを信じるため、一時的に含み損が発生していても最終的には利益に転じているはずです。

短期的な株式投資においては、売り時を見計らい損切りをして含み損を減らすことが大切になりますが、長期的な株式投資においては基本的には全てを放置します。

むしろほったらかしにしておくことが大切です。

長期投資において一時的な含み損を気にするというのは、42.195kmを走るマラソンでスタートからの100mの順位を気にするようなものです。

マラソンでスタートからの100mの順位で一喜一憂して、そのランナーがゴールに到達できるかできないかを判断する人がいないように長期投資では含み損を気にする必要はありません。

3.手間も時間もかからないから

デイトレードのような短期投資においては、とにかく手間と時間がかかります。チャートの変動から常に判断が求められ、凄まじい集中力と労力を費やして株式の売買を繰り返す必要があります。

しかし長期投資は全くの逆。手間も時間もかからないどころか、手間と時間をかけてはいけない投資です。

とにかくいじくらずほったらかし

長期投資では、株式の売買を最小限に抑えることが重要です。株式を売買する回数が増えれば、利益拡大のチャンスを逃し、同時に手数料と税金で損失が拡大するためです。

そのため長期投資では何があってもできる限り株式を売買してはいけません。配当狙いの場合には、株式を売らずに永久保有することさえあります。

インデックス投資においても、死ぬまでお金が必要なければ株式を売却せずに保有し続けることが裁量の決断となります。

あまりにもやることがなさすぎて、逆に株式を売買したいという誘惑に負けないことが重要になってくるのが長期投資です。

株価の変動に一喜一憂しない

長期投資で大切なことは、現在の株価ではなく将来の株価です。

コイントスで賭けをしてコインを1回投げるとき、コインは表か裏のどちらかが1回しか出ません。そのためコインの表が出るか裏が出るかは非常に重要な関心事になるはずです。

ところが同じコイントスの賭けであっても、コインを1000回投げるときには1回投げたコインの表と裏に興奮することは間違いです。なぜなら残り999回もコインを投げることになるためです。

そしてコイントスでは、コインを投げる回数が増えると平均回帰性という性質に従い、表と裏の割合は50%ずつに収束していきます。コイントスの回数を増やせば、表と裏の差は限りなく0に近づきます。

コインを1回投げて表と裏を選ぶ賭けのような短期投資とは異なり、長期投資はコインを1000回投げて表と裏を選ぶ賭けのようなものです。株価の変動に一喜一憂すること自体がおかしなことであり、長期投資を続けていると株価の変動も気にならなくなってきます。

投資していることを忘れることが大切

長期投資においては、とにかく株価に対して無関心なことが大切になります。株価について考えてしまうと売買したいという欲求に襲われるからです。

そのため長期投資では、手間も時間もかからないところか投資していることを忘れるくらいの心持ちが大切になります。

もちろん投資していることを完全に忘れてしまうのは論外ですが、バブルや大暴落が起こっても心が揺れないほど投資していることを気にしないようにしなくてはいけません。

片手間で投資できて仕事に集中できる

短期投資では、常に株式投資について考えておかなくてはいけません。ちょっとしたタイミングもよって利益も損失も大きく変動するためです。

しかし長期投資は、株式投資のことを考えなくてもいい投資方法です。片手間で投資できて、時間や労力を割かなくてはいけない本業に集中することができます。

長期投資では短期間で爆発的な利益を期待できない一方、本業に専念しながら着実に資産を増やすことができます。

4.利回りが計算できるから

長期投資はとにかく安定性に優れています。安定しているということは利回りを計算することができるということであり、将来を予測しやすいということです。

予測できない利益は予測できない損失と同じくらい危険

株式投資で大きな利益を得ることは素晴らしいことのように思いますが、実は非常に恐ろしいことでもあります。

なぜなら予想を超える大きな利益は、狙って得られた利益ではないためです。

株式投資による成功とは、目標通りに利益を出すことです。

ここで大切なのが、期待値を上回っても下回ってもいけないということです。

利回り10%を狙っているのに利回り20%だったなら、それは利回りが目標よりも10%もズレているということ。リターンとリスクは表裏一体であるため、大きすぎるリターンは単なる結果であり想定以上のリスクを負いながら、たまたま結果が良かっただけということになります。

別の言い方をすれば、利回り10%を狙っていたのに利回りが狙いよりも10%も高い利回り20%だったということは、利回りが狙いよりも10%も低い利回り0%だった可能性もあるということになります。

短期投資においては、とにかく狙い通りの利回りを実現することが非常に難しく、短期間で大きく利益を出せることもあれば、長期間かけても利益を出せないどころか損をしてしまうこともあります。

資産運用においては利益を出すことと同じくらい将来の状況を想定できることが大切になりますが、短期投資では利益も損失も予測することができません。

長期投資は将来の利回りを高精度で予測できる

利益も損失も予測できない短期投資に対して長期投資は将来的な利益も損失も予測することが容易です。

投資期間が長くなればなるほど予測の精度も上昇し、期待する利回りを実現しやすくなります。

期待する利回りが実現しやすいということは、どれくらいのリスクを負っていて、どれくらいのリターンを得られるかがはっきりと分かっているということです。資産運用には非常に重要な要素です。

長期投資は短期投資のように短期間で爆発的に儲けることは出来ませんが、儲けすぎないことで利回りが予測しやすく将来設計がしやすくなる投資方法ともいえます。

5.米国ETFなど長期投資が簡単に実現できる環境が整ったから

誰でも確実に資産を増やせるインデックス投資ですが、その大前提として手軽に投資できる環境が必要です。

実は長期投資ができる投資環境は、つい最近整ったものです。そのため誰もが長期投資という選択肢を選べるようになりました。

長期投資を成功させる条件

安定した長期投資を実現するためには、資本主義の歴史が長く底堅い経済力を兼ね備えている米国に投資する必要があります。

また安定した投資に必要不可欠となるリスク分散を考慮すれば、日本だけではなく世界中に分散投資することが最適解です。

しかしこれまでの投資環境では、米国や世界への分散投資は環境が整備されておらず非常に難しい投資方法でした。

ところが徐々に投資環境が整ったことで、誰でも簡単に長期投資ができる条件が揃いました。そのため長期投資という選択肢を手軽に選択できるようになりました。

長期投資が優れた投資方法なら、多くの人が採用していそうなものですが、現実的に投資環境が整っておらず情報も少なかったため選ぶことができなかったというのが現実です。

米国ETFの隆盛

ETFとは上場投資信託のことであり、投資信託の中でも上場している銘柄だけを集めた投資信託ということです。そのため米国ETFとは、米国企業のETFということになります。

米国ETFを分かりやすく説明すると、たくさんの銘柄を寄せ集めたパッケージされた株式のようなものです。

長期の株式投資をするときには、リスク分散のために業種(セクター)や銘柄を十分に分散させます。

しかし株式投資の初心者では、セクターや銘柄の選定が難しいだけでなく、株価の変動によって変化する銘柄の割合を示すポートフォリオの調整をするのが非常に困難です。

ところが米国ETFなら、複数の銘柄を組み合わせたバランスの良いポートフォリオが最初から構成されおり、米国ETFを選ぶだけで好みのポートフォリオを選ぶことができるようになっています。

食べ物で例えると、材料を寄せ集めてバランスの良い料理や食事を作る必要があるところ、さまざまな材料を使ったお惣菜を選ぶことで手間を省きながらバランスの偏りを確実に防ぐことができるということと同じです。

非常に便利な米国ETFへの投資は拡大していますが、この米国ETFに投資できる環境が整ったことで誰でも簡単に確実な長期投資ができるようになりました。

まとめ

長期投資が優れていることは理論的にも明らかになっており、長期的に資産を増やしたい人にとっては有力な選択肢であることは間違いありません。

またここ数年で失敗しない長期投資が誰でもできる環境が整ったのも大きなポイントです。

資産運用する際には、株式への長期投資以外にもさまざまな選択肢は存在しますが、手間や時間をかけずに確実に資産運用をしたいなら資産の一部を株式で長期投資しておくことをオススメします。

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