株式投資で高配当株投資すべき5つの理由とは?お金のなる木を増やして不労所得を得る!
株式投資で確実に利益を得るためには長期保有するのが最も効率的であると考えられていますが、長期保有前提の株式投資の中でも魅力的なのが高配当株投資です。
配当金を多く支払う株式を購入することで安定的な配当金を得ることができる投資手法であり、株価の値上がりによる利益であるキャピタルゲインではなく、配当金によるインカムゲインを狙います。
そんな高配当株投資をするべき5つの理由をご紹介していきます。高配当株投資のことを理解することで、資産運用の結果に大きな違いが発生するはずです。
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1.キャッシュフローが増えて生活が安定する
高配当株投資はキャピタルゲインではなくインカムゲインを狙う投資手法ですが、安定したインカムゲインを手に入れることでキャッシュフローが増えて生活が安定します。
生活していく中でキャッシュフローが増える意味が理解できれば、どれほどの豊かさを手に入れることができるかが分かるはずです。
破産や倒産はお金がなくなるからではなく財布のお金がなくなるから起こる
個人が破産したり会社が倒産したりする理由について、多くの人が勘違いしていることがあります。
多くの人は、お金がなくなって貧乏になることで破産したり倒産したりすると考えていますが、その考え方は正確ではありません。
正確には、お金を支払うことができなくなることで破産したり倒産したりします。
つまりお金持ちがあっても破産したり倒産したりすることはあります。
例えば、1億円を持っていても誰かに1億円を貸していれば財布の中のお金は0円です。そして貸した1億円を返してもらう前に、何かを購入して1億円でも請求されてしまえば支払うことができないため破産してしまいます。
一方で貧乏で1億円の借金を背負っていても、財布の中に借りている1億円があれば、何かを買って1億円を請求されても支払うことができるため破産を免れることができます。
つまりお金に困ることがないという状態は、お金もを持っているということではなく、自由に使えるお金が多いことを意味します。
高配当株投資は安定したキャッシュフローを生み出す
高配当株投資の大きな強みが安定したキャッシュフローです。
キャッシュフローとは、一定期間のお金の流れであり収入と支出を合わせたものです。
高配当株投資をすると、定期的に配当金を受け取ることができます。すると財布に安定的にお金が入ってくることになります。
財布に入ってきたお金は自由に使うことができるため、支払い能力が高まりお金に困らない状態となります。
配当金は精神的な豊かさを生み出す
定期的にお金が自動的に入ってくる状態を作り出すことができるのが高配当株投資ですが、高配当株投資によって安定したインカムゲインとキャッシュフローの増加を実現できれば、経済的な豊かさ以上に精神的な豊かさを手に入れることができます。
10億円という大金を手に入れて一時的にお金持ちになった状況を考えてみましょう。10億円の貯金があり贅沢ができそうですが、生活を続けていくと精神的には辛い状態が待っています。
まず多くの人が死ぬまでにお金を使い切りたいと考えるはずです。お金を残してしまえば損をしたと考えてしまうためです。
そのため自分の寿命に合わせて無理やりお金を使っていくことになりますが、自分がいつ死ぬかを知っている人はいません。お金を使いすぎれば寿命が尽きる前にお金を使い果たしてしまい、お金を使わなければお金を残すことになります。
こうなると生きるためにお金を使っているのか、お金を使うために生きているのか分からなくなります。
また10億円は使い続けれ減っていきます。資産が減り続けるのは大きなストレスになることでしょう。資産が減れば自分の行使できる力や可能性が狭まることにもなります。
そのため豊かに生きるためのはずの10億円が、いつの間にか人生を苦しめるものに変わります。
一方で継続な配当金は精神的な豊かさを与えてくれます。
1カ月100万円、年間1200万円の配当金を83年間受け取り続ければ約10億円となります。同じ大金である10億円を受け取るとしても0歳~83歳まで毎月100万円をもらい続けることを想像しましょう。
もはや生まれてきただけで勝ち組です。
働かなくても自動的に毎月100万円の収入があれば生きているだけで楽しくなりそうです。100万円で豪遊することもできれば、節約して貯金を増やしていくこともできます。必死になってお金を使うこともせず、本当に必要なときにお金を使う正しいお金の使い方を実践できるはずです。
論理的かつ合理的に考えれば、一度に10億円をもらった方が明らかに有利ですが、人間の性質を考えると定期的な収入として分割で受け取る方が有意義に使える場合もあります。
定期的に配当金が支払われる高配当株投資では、経済的豊かさだけでなく精神的な豊かさを得ることができます。
不労所得で仕事を辞めることも可能
高配当株は不労所得となり、安定的に配当金を与えてくれます。まるでお金のなる木や金の卵を産むニワトリのようなものです。
安定した収入を得ることができれば仕事を辞めても生活していくことが可能です。生活に必要な資金を配当金が上回れば、お金に困るようなことはなくなります。
配当金が少ない場合でも、給料以外の収入を得ることができるため経済的にも精神的にも生活を力強く支えてくれます。食費、光熱費、家賃などの具体的な費用が配当金で補填されれば、ありがたさを実感できるはずです。
2.株価の上がり下がりを気にする必要がない
株式投資をする人の多くが、株価の上がり下がりに振り回されることになります。長期投資であっても株価の上下に一喜一憂してしまうのが人間です。
ところが高配当株投資では、配当金を目的としているため株価の上がり下がりを気にすることがなくなります。それどころか株価が上がっても下がっても嬉しくなります。
株価が上がれば嬉しい
高配当株投資であるため、配当金を目的として高配当株を購入しています。しかし株価が上がれば、高配当株を売却して利益確定することで、インカムゲインではなくキャピタルゲインを手に入れることも可能となります。
実際に高配当株を売却するか否かは別として、株価が上がることで資産が増加して選択肢も増えるため投資家にとって嬉しいことしかありません。
株価の上昇は一般的な投資家にとっては魅力的なことですが、それは高配当株投資においても同じです。
株価が下がっても嬉しい
高配当株投資をしている場合、株価が下がっても喜ばしい状況になります。
まず高配当株は配当金によって断続的に利益確定をしているような状態であるため、株価が下がってもすでに下がった株価以上に配当金を得ている場合があります。そのため株価の下落がそれほど気になりません。
次に高配当株自体、株価が下がりにくいため安心感があります。高配当株以上に下がっている株式を見てホッとすることができます。
そして高配当株の株価下落の最大の魅力が配当金利回りの増加です。優良な高配当株の場合、株価が下がっても配当金が下がりません。つまり1株あたりの配当金が減るため配当金の利回りが増加します。
配当金の利回りが増加すればまさに買い時。高配当株の株価が下がったタイミングで高配当株を買い増すことで、さらに配当金を増やすことができます。
多くの投資家が絶望的な表情で苦悶しているときにも、高配当株に投資している人はニヤニヤすることができます。
株式投資に時間と労力を奪われない
株価の上がり下がりを凝視し、連日のニュースをチェックして情報を収集し、売り買いを繰り返している株式投資家も多いですが、例え株式投資で利益を得ることができても、利益以上の時間や労力を使えば意味がありません。
1時間頑張って株式投資で1000円の利益を出すことができても、それは時給1000円のアルバイトをしていることと基本的には変わりません。
高配当株投資は、株式を売却しない長期投資が基本となります。また株価の上がり下がりをそれほど気にする必要もありません。
そのため高配当株投資では、高配当株を購入すれば何もする必要がありません。時間と労力を奪われないため、本業の仕事に集中することもできます。
忙しい人や時間や労力を省きたい人には高配当株投資がピッタリです。
3.増配当で配当金が自動的に増える
高配当株投資の魅力は、安定した配当金を受け取ることができるだけではありません。配当金は増加することもあり、放置していても増配当によって配当金が自動的に増えていきます。
株価の上昇に合わせて配当金が増加
株式の配当利回りは、1株あたりの株価に対する配当金によって決定します。そのため株価が上昇して1株あたりの株価が増加した場合、配当金がそのままでは配当利回りは低下してしまいます。
そこで企業は、株価が上昇すれば配当金も増加します。実際には、業績が上がり企業の利益が増えることで株価が上昇し、その株価の上昇に合わせて配当金が増加することになります。
つまり配当金は増加することがあるということです。
配当金を増やし続けている連続増配企業も存在しており、優良な高配当株を手に入れることができれば安定的に配当金が増え続けます。
そのため高配当株を購入すれば、安定した配当金を受け取り続けられるだけでなく、受け取る配当金自体が増え続けることも少なくありません。
配当金の増加は想像以上に大きい
配当金の増加は、基本的には株価の増加に合わせて上昇していきます。そのため多くの人が想像する以上に配当金の増加は大きいものとなります。
なぜなら配当金が一定割合で増えていくということは複利効果が発揮されるためです。
例えば配当金が年間5%ずつ増加すれば、単利なら20年で2倍になりますが複利なら14年で2倍になります。支払われる配当金に複利効果が発揮されるため、想像以上に短期間で配当金が増加していくことになります。
もちろん配当金が増加しないこともあれば減配してしまうこともありますが、30年以上連続増配している高配当株もあるため配当金の大きな増加には十分期待することができます。
高配当株でも複利効果が得られる
一般的に高配当株で複利効果を得るためには、配当金を再投資する必要があるため効率が悪いとされています。なぜなら配当金には税金がかけられ、再投資するときにも手数料が必要になるためです。
そのため高配当株の配当金を再投資するためには効率が悪く、複利効果を最大限に発揮できないとされています。
しかし実際には、配当金自体の増加に複利効果が発揮されるため、想像以上に高配当株にも複利効果が期待できます。
また効率は悪くなってしまうものの、再投資することでも複利効果を得ることができます。
高配当株でも投資において重要になる複利効果を十分に得ることは可能です。
4.買い増し続けて売り時を考える必要がない
株式投資で大きな利益を得たいと考えている人は、株式の購入だけでなく売却のタイミングも見計らう必要があります。そして株式の売却は購入よりもはるかに難しいものです。
しかし高配当株投資なら株式の売却を考える必要はありません。
最大のリターンを得るためにはリターンを得ないことが正解になる
株式投資で大きな利益を得たいと考えている人も多いはずです。ところが株式投資で現実的に大きな利益を得ようと考えると利益を得られないという結論に至ります。
長い株式市場の歴史を持つアメリカでは、株価は過去200年以上にわたって右肩上がりとなっています。つまり株式を保有し続けることでリターンを最大化できるということになります。
現実的には株価の増加が見込めない株式を売却してから株価の増加を見込める株式を購入することになりますが、基本的には資産を現金ではなく株式に投資し続けることになります。
そのため最大リターンを得るためには株式投資を続けなければならず、いつまでたっても利益確定できなくなってしまいます。
株式投資の効率が優れているため、大きな利益を狙えば狙うほどどこかで利益を確定しないということが正解となります。
株式を売却すれば機会損失する
株価を購入し、値上がりしたタイミングで株式を売却することを想定してみましょう。
十分に値上がりしたと思って株式を売却しても、さらに値上がりする可能性は十分にあります。過去200年以上も株価が上昇し続けていることを考えれば、株式を売却したとき以上に株価が上昇することが想定されます。
そのため株価売却後に株価が上昇すれば機会損失をしたことになってしまいます。株価が上昇して利益を得られていてもさらに利益を増やせた可能性を捨てたことになります。
また株価が上昇したタイミングで売却する必要があるため、株価の推移を確認し続ける必要もあります。
そのため株式は購入よりも売却の方が難しいとされています。
高配当株なら売却する必要がない
一方で高配当株の場合、株価を売却する必要ありません。なぜならキャピタルゲインではなくインカムゲインを狙って投資しているためです。
キャピタルゲイン狙いなら、株式の購入時と売却時の差額が利益となるため株式を購入した以上は売却する必要に迫られます。
一方で高配当株はキャピタルゲインではなくインカムゲインを狙っているため、配当金が出ている時点で利益が確定していきます。そのため高配当株は売却するのではなく持ち続けることで利益を確定していくことになります。
株式投資では株式の売買の回数をできるだけ減らすことで税金や手数料を免れることができるため、利益を最大化させることができますが、高配当株投資なら株式の売買を最小限に抑えつつ株式投資で非常に難しい株式の売却という問題をクリアすることができます。
高配当株を買い増して利益が最大化していく
配当金狙いの高配当株では、高配当株をたくさん持っていれば配当金が増えていきます。つまり高配当株を買い増していくことが利益を最大化することにつながります。
成長株の売買で利益を狙う場合、キャピタルゲインを手に入れるためにはひたすら株式を売買する必要があります。
しかし高配当株投資の場合、ただ単純に高配当株を購入し続ければインカムゲインが増えていきます。
もちろん高配当株であっても、配当金が減配したり配当金以上に株価が下がり続けるようなら売却する必要にも迫られますが、基本的には高配当株は買い続けるという単純さが魅力となっています。
高配当株はお金のなる木や金の卵を産むニワトリと同じです。お金のなる木や金の卵を産むニワトリが増えるほど収益も大きくなっていきます。
死んでも売らない
高配当株で最大利益を上げようとすれば、自分が死ぬ直前で高配当株をすべて売却するのが一番です。ただしほとんどの人は死ぬ直前に大金を得たいとは考えないはずです。
高配当株を相続させることも可能となるため、無理にお金にする必要もありません。
そのため高配当株投資では、高配当株を死ぬまで売らないどころか高配当株を死んでも売らないという戦略を採用することができます。
インカムゲイン狙いの高配当株投資ではなく、キャピタルゲイン狙いの成長株投資では絶対に不可能な戦略です。
自分が死んでも売らない家宝にできるのが高配当株です。
5.安定した不労所得になる
高配当株投資をする人の多くは不労所得を夢見ているものですが、高配当株はまさに不労所得にピッタリです。
収益を得るのが楽
高配当株で収益を得るのは非常に簡単です。高配当株を買うだけで配当金を得ることができるためです。
ほかの株式投資のように株式を売買することによってキャピタルゲインを得るのではなく、配当金というインカムゲインを得ることが目的であるため、とにかく高配当株を購入して保有しておくだけで配当金は入ることができます。
株式投資というと難しいイメージもありますが、高配当株なら多くの人が簡単に収益を得ることができます。
安定した配当金に期待できる
高配当株の中でも連続増配株などの安定した配当金を出し続けている高配当株を選べば、安定した配当金に期待することができます。
決まった配当金が配当されるだけでなく配当金が上昇する可能性もあります。
不労所得では、大きな利益を一時的に得るのではなく安定した利益を定期的に得ることが重要になりますが、その点、配当金を定期的に出し続けている高配当株は最適です。
配当金の収益には大きな波が発生しにくいため、不労所得によって生活したいと考える人にもピッタリです。
不労所得としては最適
手間や時間をかけることなく安定した配当金を得られる高配当株投資は、質の高い不労所得に必要となる条件を満たしています。
不労所得の中には、利益が一時的なものや継続性に問題のあるものもあります。継続性のない不労所得は最終的に減ってしまうため、不労所得ではなくなってしまいます。
しかし株式投資による配当金は伝統的な資産のひとつであり、古くから続いてきたという実績もあります。
不労所得を得ることができる方法はさまざまですが、多くの人が求める何もしなくても安定的に一定以上の収益を得続けることができる真の不労所得に高配当株は最適です。
まとめ
株式投資にチャレンジしない人の中には、株式投資では一時的な収益しか得ることができず、最大リターンを得ることを考えるとゴールを設定することが難しいことを理由にしている人も少なくありません。
ところが高配当株投資は非常にシンプルでゴールも明確。ただ高配当株を買い続けていくだけで利益を最大化することができます。
そのため多くの人が求める安定した収益を得るという理想を実現することができます。
株式投資どころか投資自体に不信感があり、貯金することで確実に資産を守れると信じ込んでいた人にこそ高配当株投資は最適です。できるだけ早い段階で高配当株投資を知るだけで、その後の人生は大きく変わるはずです。