AIRSIMモバイル(エアシム)の格安SIMのメリットとデメリットは?料金プランを速度と評判で比較
2017/10/09
格安SIMを選ぶ際には、各サービスのメリットとデメリットを比較検討することがとても重要となります。
そこで今回は、AIRSIMモバイル(エアシム)の格安SIMの料金プランのメリットとデメリットをまとめてみました。ゲームで遊ぶだけで月額無料になるというユニークなAIRSIMモバイル(エアシム)とは、どのような特徴を持った格安SIMなのでしょうか。
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AIRSIMモバイル(エアシム)の運営会社ってどんなSIM会社?
AIRSIMモバイル(エアシム)を運営しているのは、どのような会社なのでしょうか。
AIRSIMモバイル(エアシム)はエア・コミュニケーションが運営
あまり聞き慣れない格安SIM「AIRSIMモバイル(エアシム)」ですが、運営しているのは株式会社エア・コミュニケーションです。
エア・コミュニケーションは、2016年4月1日に設立された会社で言わばベンチャー企業。運営の安定性には不安があるものの、ベンチャーならではのユニークなサービスが持ち味です。
回線網はNTTドコモの回線を利用
回線網については、NTTドコモの回線を利用して運営されているため安心。つながる範囲が広く安定した通信を可能にしています。
ベンチャー企業の格安SIMであっても、しっかりつながるため問題ありません。
AIRSIMモバイル(エアシム)の格安SIMの料金プラン
エアシムの料金プランはどのようになっているのでしょうか。
AIRSIMモバイル(エアシム)の料金プラン
月額基本料金 | データ通信SIM | SMS付きデータSIM | 最大通信速度 |
1GB | 590円/月 | 740円/月 | 375Mbps |
3GB | 820円/月 | 970円/月 | 375Mbps |
5GB | 1,180円/月 | 1,330円/月 | 375Mbps |
7GB | 1,800円/月 | 1,950円/月 | 375Mbps |
10GB | 2,050円/月 | 2,200円/月 | 375Mbps |
25GB | 5,000円/月 | 5,150円/月 | 375Mbps |
エアシムには音声通話SIMは用意されておらず、データ通信SIMのみの取り扱いとなっています。SMS付きデータSIMについては、データ通信SIM+150円という価格設定です。
プランは1GB~25GBまで用意されています。1GBあたりのデータ通信容量の料金は、他社の格安SIMと比較しても決して負けない安さに設定されています。
通話SIMはないが音声通話も可能
スマホ用IP電話アプリを利用することで、データ通信SIMであっても音声通話を利用することは可能です。
公式サイトでは、「050 plus」や「SMARTalk」といったアプリが紹介されているため利用しましょう。
基本的にオプションはない
エアシムにはオプションが用意されておらず、料金プランを選ぶだけで全体のプランを決定することになります。
オプションで自分に合わせて料金プランに変えるようなことはできません。
動作確認済み端末
動作確認済み端末については、公式サイトの「よくあるご質問」の中にある「利用できる機器(端末)を知りたい」の中の対応機器一覧で確認することができます。
AIRSIMモバイル(エアシム)のメリット
非常にシンプルなエアシムですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
料金プランがシンプル
複雑なオプションなどがないため、料金プランから好みのプランを選ぶだけで簡単に決めることができます。
シンプルな料金プランの構造になっているため、迷うことがありません。
料金プランの幅が広い
1GB~25GBまで幅広い料金プランが用意されているため、自分の利用状況に合わせたプランを選ぶことができます。
無理にデータ通信容量が多すぎるプランや少なすぎるプランを選らぶ必要がありません。
ゲームで遊ぶだけで月額料金が無料になる
エアシムの最もユニークなポイントが、ゲームで遊ぶだけで月額料金が無料になるというキャンペーンです。
対象キャンペーンにあるゲームをプレイし、一定の条件を満たすことで月額基本料金が割引となります。
プランとキャンペーンによっては、500円以上の割引も実施されているため、月額料金を無料にすることも可能です。
データ通信容量は安い
1GBあたりのデータ通信容量は低価格に設定されています。
他社の格安SIMと比較しても業界最安値クラスとなっており、割安でデータ通信SIMを利用することができます。
最低利用期間が短い
大手キャリアは2年に設定されている最低利用期間ですが、多くの格安SIMと同じようにエアシムでは12カ月となっています。
ただしエアシムでは解約金が最低利用期間終了月までの残り月数×590円となっているため、他社の格安SIMに比べて解約金が低く設定されており、さらに途中で解約しても安く済む工夫が凝らされています。
AIRSIMモバイル(エアシム)のデメリット
低価格のデータ通信SIMでありながらゲームをするだけで月額料金が下がるエアシムですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
音声通話SIMが選べない
音声通話SIMを選びたい人にとっては、音声通話SIMのプランがそもそもないためエアシムでの契約は非常に難しくなります。
他社で通話専用の音声通話SIMを購入し、エアシムでデータ通信を行うという解決法くらいしかありません。
ナンバーポータビリティ(NMP)に対応していない
エアシムは、NMPに対応していません。これはデータ通信SIMしかプランが存在せず、音声通話SIMを取り扱っていないためでもあります。
混雑時に通信速度が低下する
どんな通信サービスでも混雑すれば通信速度は低下してしまうものですが、AIRSIMモバイル(エアシム)も通信速度は下がります。
特に12時~13時の昼時、19時~21時の夜時にはどうしても回線が混み合うためネットの閲覧に時間がかかる場合があります。
シェアプランがない
ひとつの料金プランを複数人で分け合えるシャアSIMプランがないため、複数回線契約するメリットがありません。
シェアSIMを使って複数回線の契約ができれば、タブレット用のデータ通信SIMや家族で利用することもできますが、そういったプランがないためお得に利用することができません。
キャリアメールが使えない
AIRSIMモバイル(エアシム)に限らず、ガラケーで利用されている「docomo.co.jp」「ezweb.ne.jp」「softbank.ne.jp」といったキャリアメールのアドレスは格安SIMでは利用することができません。
代替としてヤフーやグーグルが提供しているフリーメールを利用しましょう。
AIRSIMモバイル(エアシム)がオススメの人
かなりクセの強いエアシムですが、こんな人にオススメできる格安SIMです。
2枚目の格安SIMを探している人
他で音声通話SIMを探し、エアシムをデータ通信用に契約するというのが最もエアシムをうまく利用できる方法です。
2枚目のデータ通信SIMとして活用するにはピッタリなのがエアシムです。
低価格でデータ通信SIMが欲しい人
データ通信SIMとしては低価格で割安なため、できるだけデータ通信SIMを安くで手に入れたい人はオススメの格安SIMです。
業界最安値レベルの低価格データ通信SIMであるため、契約しても失敗はありません。
ゲームが大好きな人
ゲーム関連のキャンペーンで条件を達成することで月額料金を下げることができる非常に珍しい格安SIMであるエアシム。このエアシムの強みにピッタリと合っているのがゲーム好きの人です。
他にもキャンペーンを行うことで月額料金を下げることができる格安SIMはありますが、エアシムはゲームに特化しているためゲーム好きな人に苦労せず楽しんで月額料金を下げることが可能です。
まとめ
ゲームをすることで月額料金を下げるというユニークなキャンペーンが注目を集めているエアシムですが、データ通信SIMとしても割安なためデータ通信SIMが欲しい人には候補にできる格安SIMです。
一方で音声通話SIMがないため、電話が外せない人にはあまりオススメできない格安SIMですが、スマホ用IP電話アプリで通話を代用できるなら候補に入れることもできます。