SIMフリーの格安スマホのメリットとデメリットのまとめ!

      2017/10/09

スマートフォン(スマホ)を見ている人

携帯会社の提供するスマートフォンやガラケーのサービスからSIMフリーの格安スマホへと乗り換える人が増えていますが、通信費が下がることが盛んに叫ばれるSIMフリーの格安スマホにはデメリットはないのでしょうか。

今回は、乗り換える前に知っておきたいSIMフリーの格安スマホのメリットとデメリットをまとめました。




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そもそもSIMフリーの格安スマホとは?

SIMフリーの格安スマホのメリットとデメリットを知る前に、そもそもSIMフリーの格安スマートフォンというものを理解しておかなくてはいけません。話題の格安スマホとはいったいどのようなものなのでしょうか。

スマートフォン本体とSIMカードを自分で用意して運用する

携帯会社(キャリア)の提供するスマートフォンやガラケーのサービスは、携帯電話本体と通信費がひとつにまとめられたパッケージを月賦払いで受けるというシステムです。

一方のSIMフリーの格安スマホは、通信するために必要な「SIMカード」と実際に通信に用いる端末「スマートフォン本体」をそれぞれ自分で用意して運用します。

キャリアのスマートフォンのように全てがひとまとめになっておらず、必要なもの全てを自分で用意しなくてはいけません。

スマートフォン本体とSIMカードは別々の契約

キャリアのサービスは全てをパッケージにしているため、携帯会社に行って「スマートフォンが欲しい」といえば全てを携帯会社側が行ってくれます。しかしSIMフリーの格安スマホでは、それらを自分で行います。

スマートフォン本体を購入するなどして調達し、そこに別途で契約したSIMカードを搭載することでスマートフォンが使えるようになります。

SIMフリーの格安スマホのメリットとは?

携帯会社に丸投げする既存のキャリアのサービスとSIMフリーの格安スマホには、どのような違いがあるのでしょうか。まずメリットから見ていきましょう。

通信費が抑えられる

SIMフリーの格安スマホに乗り換える人の多くは、通信費をできるだけ抑えたい人です。

キャリアのサービスは月賦の支払いが5000円~1万円にもなりますが、SIMフリーの格安スマホを使えば最低で1500円程度にまで抑えることができます。

キャリアのサービスには月々の通信料に加えてスマートフォン本体の価格が入っているため全体的に料金が上がります。また契約の選択肢が少なく使い切れない部分まで多めに通信費を支払うことがしばしばあります。

一方でSIMフリーの格安スマホなら、無駄を省いたシンプルな機能の海外メーカーのスマートフォンを選ぶことでスマートフォン本体の値段を抑え、さらにたくさんあるSIMカードの中から自分に合ったプランを選ぶことで本当に必要な支払いだけに抑えることができます。

またガラケーを使っている人がスマートフォンに乗り換えると、無料通信アプリが使えるようになるためスマホ同士の通信に電話代がかからなくなります。スマホからスマホへの乗り換えよりも、ガラケーからスマホへの乗り換えの方が大きな節約効果を発揮します。

その結果、キャリアのサービスに比べて総合的に通信費を1/3程度に抑えることも難しくありません。

料金体系がシンプルでプランが多く分かりやすい

SIMフリーのサービスを提供している企業のことをMNOやMVNOと呼びます。MNOは回線網を持っている移動体通信業者のことで、MVNOは回線網を借りている仮想移動体通信事業者のことです。

現在では、MNOとMVNOが乱立している状態で、各社がさまざまなプランとサービスを提供しています。その結果、プラン自体が分かりやすくてシンプルなものとなり、各社のプランを合算すると総合的なプランの数も爆発的に増えました。

その結果、特色のあるプランが提供されるようになり、さまざまなプランの中から自分に合ったプランを選べるようになりました。

キャリアが提供していたプランは複雑なうえに気付かないところでオプションを付けられて料金を吸い取られるようなことがありましたが、SIMフリーではそういった不足の事態が起こりにくくなっています。

電話番号をそのままに使える

電話番号が変わってしまうといちいち電話番号が変更されたことを相手に伝えなくてはいけませんが、そんな心配は不要。

モバイルナンバーポータビリティ(MNP)という仕組みがあるため、電話番号そのままに大手キャリアから格安SIMへと乗り換えることができます。

それまで通りの電話番号が使えるため安心して格安SIMへと乗り換えることができます。

契約の縛りがなく自由度が高い

大手キャリアの契約の多くが2年縛りなどの数年間の使用が義務付けられるものです。また解約のタイミングを間違えると、2年以上の使っていても解約する際に違約金を請求されることがあります。

しかし格安SIMの場合にはそのような契約の縛りがないプランや、縛りがあっても非常に緩いプランが多く、非常に自由度が高くなっています。

好きな時に契約を解除して別の格安SIMに乗り換えることができるため、安心してSIMカードを試すことができます。

プランやSIMカードを簡単に変えられる

キャリアの場合、契約先を変更したりプランを変更するのに手間がかかりましたが、格安SIMではそのような変更が非常に簡単にできます。

プランの変更は格安SIM各社のサイト上で行うことができます。また格安SIMを乗り換えることも容易です。

海外でも簡単に自分のスマートフォンが使える

SIMカードを差し替えればスマートフォンで通信できるため、海外に行っても海外用のSIMカードを購入して使えば自分のスマートフォンを海外で使用することが可能です。

複数のSIMカードを使える

2枚のSIMカードが使えるスマートフォンもあるため、スマートフォンの設定で契約しているSIMカードを切り替えることができます。

そのため通信用のSIMカードと通話用のSIMカードなど使い分けも自由自在。他人のSIMカードを借りるなんてこともできます。

好みのスマートフォンが選べる

キャリアの場合には、キャリアが指定したスマートフォンの中から好きなものを選ぶ必要がありますが、格安SIMの場合にはSIMフリーのスマートフォンならどんなものでも使うことができるため、海外メーカーを含めた自分が好きなスマートフォンを選ぶことができます。

格安SIMで通信費を抑えられるポイントの1つがこの部分にあり、無駄のないシンプルな機能で低価格の海外製スマートフォンを選ぶことでスマートフォンの本体代を減らすことができます。

スマートフォンを簡単に変えられる

SIMカードを簡単に変えられるということは、スマートフォンを簡単に変えられるということでもあります。

キャリアの場合にはスマートフォンが故障してしまうと買い替えや修理などが必要となり面倒になりました。しかし格安SIMなら、SIMカードを別のスマートフォンに差し替えるだけで、新しいスマートフォンをすぐに使うことができます。

中古のスマートフォンが使える

キャリアのスマートフォンと異なりSIMカードを差し替えるだけで使える格安スマホは、中古品も大量に売り出されています。

中古品は高性能や高機能であっても比較的安い値段で購入することができるため、使い方次第ではお得になります。

使い終わったスマートフォンを再利用できる

キャリアのスマートフォンは使い終えれば用済みとなってしまいましたが、格安スマホは再利用も可能です。

使っていた古いスマホを中古品として売り出すもよし、家族や友人に与えるもよし、新しいスマホと古いスマホを2台持ちして用途に応じて使い分けるもよし。無駄がありません。

SIMフリーの格安スマホのデメリットとは?

良いことずくめのSIMフリーの格安スマホにもデメリットは存在します。

初期費用がかかる

キャリアのスマートフォンの場合、スマホ本体の価格が月賦に含まれているため初期費用が掛からないことが少なくありません。

一方でSIMフリーの格安スマホを使う場合には、まずスマホ本体を購入しなければならず、月賦が少ない代わりに最初に数万円の出費が必要となります。

ただし格安SIMの中にはスマホ本体とSIMカードをセット販売し、通信費にスマホ本体代を含めるというプラン「格安スマホ(一般的に格安SIMとスマホ本体のセットを格安スマホという)」もあるため、そういったものを選ぶことで初期費用を減らすことは可能です。

キャリアのメールアドレスが使えない

末尾が「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」「@docomo.ne.jp」などのメールアドレスは、大手キャリアが提供していたもの。そのため格安SIMでは使うことができません。

ただし格安SIMでもメール自体は使うことができ、ヤフーが提供するYahoo!メールやグーグルが提供するGmailなどのフリーメールを使うのが一般的です。

ガラケーからの乗り換える場合には、慣れるのに時間がかかるかもしれません。

モバイルナンバーポータビリティ(MNP)に制限がある

電話番号を変えずにキャリアから格安SIMに乗り換えられるモバイルナンバーポータビリティ(MNP)ですが、条件がそろわなければ乗り換えることができません。

その条件は

1.音声通話機能対応のSIMプランであること
2.MNPに対応したMVNO(格安SIM会社)であること

の2点です。電話番号を変えずにキャリアから格安SIMに乗り換えられるためには、この条件を満たす必要があります。

通信速度が不安な場合も

MNOやMVNOが提供しているサービスですが、MVNOは通信会社から借りた通信網を細分化して分け与えることで低価格を実現しています。

そのため通信速度が低い格安SIMもあり、MVNOが契約している通信網や使っている状態などによって通信状態が変わります。

最近では、どの格安SIMも通信速度のアップに力を入れていますが、それでも不安な部分は完全には払しょくされていません。

通話料金が高くなる可能性がある

格安SIMは基本的に「使った分だけ支払う」ということが前提となっています。そのため電話での通話が増えるとプランの容量をオーバーして通話料金が高くなる危険性があります。

最近では、通話を重視した格安SIMのプランがあるため通話料金を気にせず安心して電話できるものもあります。

またLINEなどの無料通話アプリを使うことでネット回線による通話を行い、電話料金を発生させないという使い方で通話料金を軽減するという方法があります。

全ての契約を自分で行う必要がある

格安SIMを使う場合には、基本的に全ての契約を自分で行う必要があります。

プランの決定、申し込み、切り替えなどの雑務をこなさなければならず、全てを任せれば自動的にやってくれるキャリアとは異なります。

初期設定をする必要がある

スマートフォンを購入してSIMカードを契約しても、SIMカードとスマートフォンを同期させるなどの初期設定が必要不可欠です。

簡単にSIMカードを認識してくれるスマートフォンもあれば、あれこれ操作が必要なスマートフォンもあります。

契約の申し込みや初期設定の面倒さが、格安SIMのスマホの最大の難関となります。

切り替え時に電話が使えない空白期間ができる

キャリアから格安SIMへと切り替える際には、切り替え時の空白期間ができます。

切り替え中には電話を使うことができなくなるため、仕事などで電話を使う人には大きな問題となります。

切り替え時間は数十分~数日で、期間の長さは契約している格安SIMによって異なります。

切り替え時間が短く、切り替えるタイミングを自分で選べる格安SIMもあるため、空白期間をなくしたい人はそちらを選びましょう。

キャリアの手厚いサポートを受けられない

ここまで読めば分かるように、格安SIMはほとんどのことを自力で行うことを前提としています。そのためキャリアでは困ったときに受けられた手厚いサポートも受けられなくなります。

複雑な契約が苦手な人や機械に弱い人はちんぷんかんぷんになってしまい、何をすればいいのか分からなくなります。

支払いがほとんどクレジットカード

格安SIMの支払いには、ほとんどがクレジットカードが必要となります。ただし一部にはデビットカードが使えるものや口座振替が可能なものもあります。

クレジットカードを持っていない人は格安SIMが限定されてしまいます。

まとめ

お得になることがうたわれている格安SIMですが、メリットとデメリットをしっかりと把握しておくことで乗り換えの失敗を防ぐことができます。

メリットが大きい代わりにデメリットもたくさんあり、特に契約や機械が苦手な人にとっては全てを自分で解決しなければならないことは大きなハードルとなっています。

メリットとデメリットを比べて、格安SIMに乗り換えるのかをじっくり検討しましょう。

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