一人暮らしと二人暮らしの不動産物件の選び方は?購入と賃貸で違う正しい物件の選び方!

   

家の絵を持っている男性と女性

不動産の購入や賃貸を検討している人の中には、何を基準に不動産選びをすればいいのか分からない人も少なくありません。

家族の人数が増えれば、条件が限定的となるため必然的に選ぶべき不動産も分かりやすくなりますが、家族の人数が少ない場合には「一人暮らしをする」「新婚なので二人暮らしをする」程度のことしか決まっていないため不動産の選び方も分からなくなってしまいます。

そこで今回は、一人暮らしと二人暮らしを検討している人のために、一人暮らしと二人暮らしの不動産物件の選び方をご紹介します。物件を購入するのと賃貸するのとでは基準も変わってくるため、ポイントを押さえて正しい物件選びをしてみましょう。




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不動産のあるエリアをチェック

どこにある不動産を選ぶかは、不動産選びにおいて非常に重要です。不動産のあるエリアをチェックしましょう。

駅までの距離

物件の価値を大きく左右するのが駅までの距離です。駅と比較されるバス停ですが、バス停までの距離は不動産価値にほとんど影響しません。

一般的に駅までの距離は、1分間に80m移動できることを前提として「徒歩○○分」として示されています。

駅までの距離が近いほど利便性が高くなり、物件の価値が上昇します。

特に、自動車などを持っておらず電車移動が主体となっている場合には、非常に重要な要素となります。

駅までの距離はもちろんのこと、駅自体の利便性も重要になります。

通勤や通学のために電車を利用するなら、駅は学校や職場の最寄り駅の沿線が最適となります。都市の中心部から離れるほど不動産の価格は下がるため、あえて郊外を選ぶのもいいでしょう。

またよく目にする「徒歩○○分」という表示ですが、距離を測る基準となる2つの地点は、物件の敷地から駅の敷地の最短距離。そのため広大な敷地を持つマンションと駅の場合、実際の自宅から駅の入り口までの距離と徒歩○○分に大きなズレが発生している場合があります。注意しましょう。

不動産情報を提供している不動産サイトや不動産業者が提供する情報の中には、正確ではなかったり誤ったものも含まれています。そのため地図上でもいいので大まかにでも実測することをオススメします。

一人暮らしの場合

一人暮らしの場合には、自分の生活を中心として必要となる不動産のエリアを決めましょう。

賃貸にしても購入にしても、身軽に動くことができるため利便性の高いエリアの不動産を選んでおけば間違いありません。

賃貸の場合には容易に引っ越しすることができ、不動産を購入した場合には利便性の高いエリアなら収益物件として運用することも売却してしまうことも可能です。

特に不動産を購入する場合には、多少、費用が高くなっても収益化や売却のことを考えると駅から近い利便性の高いエリアの不動産を狙うことをオススメします。

二人暮らしの場合

新婚夫婦など二人暮らしの場合には、双方の職場を念頭に置いて利便性の高い不動産を選ぶのが重要です。

二人ともに負担がかからない妥協できるエリアを選ぶことが大切になります。

賃貸の場合には、不満があれば引っ越しをすれば解消できますが、物件を購入する場合にはそう簡単にはいきません。

一方、もしくは両方が自動車など電車以外の移動手段を使うことができ、なおかつ不動産を手放す気がないなら駅から離れたエリアでも問題ありませんが、将来的な資産価値まで考えるなら駅の近くの不動産を購入しておくべきでしょう。

ポイントのまとめ

・物件から駅までの距離は不動産価値に大きく影響する
・物件からバス停までの距離は不動産価値にほとんど影響しない
・駅までの距離は1分間80mで計算されている
・徒歩○○分が間違っていることもある
・現実的に徒歩○○分で行けないことがある
・特に物件を購入する場合には駅までの距離は不動産価値に大きく影響するため注意を払う

自然的な環境要素

多くの人が、物件の新しさや利便性ばかりに目を奪われて、自然的な環境要素を考えずに物件を選んでしまいます。その結果、想像していなかった被害に遭う可能性も出てきます。

最も注意しなければならない自然的な環境要素は川と山です。

川の近くの物件を選ぶと、洪水などで川が氾濫したときには物件が水没する可能性があります。

また家の裏が山であったり、家の近くに崖があったりすると、土砂崩れなどで致命的な被害を被ることがあります。

このほかにも津波や火山、地震などさまざまな自然災害を考慮しなくてはいけません。

自然災害を予測するのは非常に難しく、また不動産は長期的に保有する資産であるため、リスクが非常に小さくても年月を重ねることで被害を被る可能性が高まります。

自然的な環境要素の危険性については、各災害のリスクを概算したハザードマップを見ることである程度、危険性を確認することができます。物件がある場所の潜在的な災害リスクをしっかりと理解した上で物件を選びましょう。

一人暮らしの場合

自然災害を被るリスクの高い物件を借りたり購入してしまうと、予想外の被害に巻き込まれてしまう可能性が高まります。

一方で自然災害のリスクが高い場所であっても、自然災害に対する対策が施されていれば、割安な物件となっていることもあります。

ただし安全性はお金には代え難いものであるため、不動産の購入時にはしっかりと自然災害のリスクを理解したうえで物件を購入しましょう。

二人暮らしの場合

物件の安全性は非常に重要で、それは一人暮らしでも二人暮らしでも変わりません。

ただし一人暮らしよりも二人暮らしの方が、選んだ物件と長く付き合う可能性が高いため特段の注意が必要となります。

二人暮らしをするために物件を購入する場合は特に重要で、長期的に購入した物件で暮らすことが想定されるため、安全性には特段、注意を払わなくてはいけません。

自然災害は、簡単に想像を超えてしまうため、山や川の近くの不動産を選ぶときには安全に配慮されていることを確かめておきましょう。

ポイントのまとめ

・一時的な災害リスクは低くても長期間にわたってリスクにさらされるためリスクは高くなる
・災害は致命的な問題となる
・お金よりも大事な安全の問題となる
・対策が施されていれば災害リスクは低くなる
・物件を購入する場合は特に注意が必要となる

人工的な環境要素

不動産を取り巻くのは自然的な環境要素だけではありません。日常的に問題になるのが人工的な環境要素です。

近隣の騒音が凄まじい、近隣住民に問題がある、治安が悪いなど、少し物件を見ただけでは分からないような問題が潜んでいます。

時間帯によって問題が変化するのも特徴で、夜は静かであっても昼はうるさくなったり、逆に夜はうるさいのに昼間は静かになるような周辺環境も存在します。

人工的な環境要素は、日常的な生活に被害を与えるため生活の質にも大きな影響を及ぼします。一方で、ライフスタイルの邪魔にならなければ、相場より安い物件を手に入れられる可能性もあります。

まずは環境要素の把握が重要。物件の周辺の環境もしっかりと確認しておきましょう。

一人暮らしの場合

一人暮らしの場合、仕事に出かけて長い時間、自宅に人がいないことも少なくありません。

近隣住民とのトラブルや治安の悪さなどは時間帯で避けることは難しいですが、騒音問題など時間帯に応じて欠点になるか否かが分かれる場合には、ライフスタイルによっては物件取得に関してプラスに働く可能性があります。

例えば、昼間に騒音が問題になるような環境であっても、昼間に職場に出かけていれば騒音の被害に遭うことはありません。

できる限り環境の良い場所で暮らすことが一番ですが、環境の悪い場所は不動産の相場も安くなる傾向にあるため、ライフスタイル的に問題とならないならあえて一般的には環境が悪いとされるような不動産を選ぶのもアリです。

二人暮らしの場合

二人暮らしの場合、周辺環境のトラブルは一人暮らし以上に避ける必要があります。

一人暮らしとは異なり、簡単に引っ越しをすることが難しく、さらに不動産を賃貸ではなく購入していた場合には、周辺環境による被害から逃れることが困難になります。

また子どもが生まれて家族が増えることまで考えると、できるだけ周辺環境が安定していてトラブルに巻き込まれない場所で不動産を取得するべきです。

二人暮らしの場合には、人工的な環境要素に起因するトラブルはメリットよりもデメリットの方が大きくなるため、少しでも不安な部分があるなら避けることをオススメします。

ポイントのまとめ

・人工的な環境要素は日常を蝕む
・時間が経過することで環境要素が変わる
・不動産を購入した場合には逃げるのが難しい
・時間帯を変えて不動産を確認することで正確な状態が把握できる

不動産の構造をチェック

生活をしていくときには、不動産の構造は非常に重要です。ライフスタイルを決定付ける可能性さえあります。

不動産の土地面積

不動産の状態は、不動産登記簿と呼ばれる記録帳に記載されています。不動産の土地面積や建物面積なども登記簿に記載されており、登記簿を確認することによって不動産の状態を把握することができます。

ただし不動産の状態が変更されたからといって必ず登記簿に記載しなければならないという決まりはありません。そのため登記簿の記載と不動産の現状が大きくかけ離れている場合があります。

登記簿に記載されているよりも土地面積が狭くなっていることもあり、登記簿に記載されている情報だけで土地面積を判断すると大失敗する可能性があります。

また土地面積の判断で失敗しやすいのが私道負担。土地面積の一部を私道としていることで、実際よりも活用できる土地面積が狭い場合があります。

不動産の土地面積は、現状をしっかりと把握しておくことが大切になります。

一人暮らしの場合

不動産を賃貸する場合には、土地面積はそれほど重要ではありませんが、不動産を資産として考えて売却することまで考えたときには、非常に重要な要素となります。

土地面積によって不動産の価値は決定され、さらに建物と異なり価値の低下が起こりにくい土地は、それだけで重要な資産となります。

そのため不動産を購入する際には、土地面積はしっかりとチェックしておきましょう。土地面積が曖昧なまま不動産を取得すると、近隣と土地を巡るトラブルの原因にもなる可能性があるため注意しましょう。

二人暮らしの場合

一人暮らしの場合と同じく、不動産を資産として購入する場合には土地面積は非常に重要です。

二人暮らしの場合、将来的に取得した不動産のうち建物だけを建て替えることも想定されます。その際、土地面積が広ければ建てられる建物の自由度も上がります。

不動産を売却するにしても建物を建て替えるにしても土地が基本となります。妥協せずにしっかりと確認しておきましょう。

ポイントのまとめ

・登記簿に記載された土地面積が必ず正しいわけではない
・土地面積の現状を把握することが重要
・土地の面積は資産価値に直結する
・土地の広さは不動産運用の自由度を決定する

不動産の建物面積

不動産の建物面積は、不動産の価値を決定づける非常に重要な要素であるとともに、不動産の実用性にも大きく影響します。

不動産の建物面積は、土地面積と同様に登記簿に記載されています。一方で、登記簿の情報と現状が一致していないことも多くあります。

また建物面積は、土地の何%まで建物を建てられるかという建ぺい率、土地の何%まで床面積を広げられるかという容積率などがあり、増築や土地の状態の変更によって建ぺい率や容積率が違法な状態になっている物件もあります。

そのため建物面積は、実用性と資産価値の両方に大きな影響を与えるため、物件を選ぶときには正確に現状を把握しておかなければいけません。

一人暮らしの場合

一人暮らしをするために必要な建物面積は異なり、ライフスタイルによって個人差があります。

自宅を寝る場所と考えるなら極小住宅でも問題がなく、逆に自宅が仕事場を兼ねるならある程度の広さの確保が必要です。

また賃貸の場合は引っ越しをすればライフスタイルに合わせた部屋を自由に選べますが、物件を購入するなら家族構成に変化や収益物件として運用することまで考えておかなくてはいけません。

そのため、極端なライフスタイルを送っていないのであれば、ある程度の広さを確保しておきましょう。特に収益化まで考えるなら、不動産があるエリアで需要のある部屋の広さに合わせておくようにしましょう。

二人暮らしの場合

一人暮らしと同じように二人暮らしの場合にも必要となる建物面積はライフスタイルによって個人差はありますが、二人の人間が生活することを考えればプライベートな空間なども考慮して、ある程度の広さが必要です。

子どもが生まれて家族が増える可能性まで考慮すれば、ある程度は応用できる建物面積の物件を選んだ方が便利です。

賃貸なら引っ越しに逃げることもできますが、物件を購入するなら建物面積の広さは融通が利かないため広めにしておくようにしましょう。

ポイントのまとめ

・登記簿に記載された建物面積が必ず正しいわけではない
・建物面積の現状を把握することが重要
・建物の面積は実用性に直結する
・建物の面積は資産価値にも直結する

瑕疵の有無

瑕疵とは建物の欠陥のこと。重大な瑕疵がある物件は、利用自体が難しくなることもあります。

耐震基準が満たされていなかったり、シロアリに柱を食べられていたりと、表面上は気づくことができない問題を抱えている物件も存在します。

通常は、瑕疵に対して買主が売主に損害賠償を求めることができる瑕疵担保責任が適用されますが、瑕疵担保責任はさまざまな制限があり、必ず補償してもらえるとも限りません。また法律的なトラブルの火種にもなります。

そのため、瑕疵担保責任が請求できる状態であっても値段が安いからといって瑕疵のありそうな物件を選ぶのはやめておきましょう。

瑕疵は物件に問題があることに気づけない場合に発生するものであるため、瑕疵のある物件をわざわざ選ぶことは論理的に不可能ですが、怪しいと思ったり違和感を感じたりした物件を避けることで、結果的に瑕疵に関するトラブルを回避することができます。

一人暮らしの場合

賃貸物件なら瑕疵のある物件であっても引っ越しすることができますが、購入した物件なら瑕疵トラブルから逃れることは困難になります。

瑕疵担保責任があるといっても、わざわざ面倒なトラブルを抱えた不動産を手に入れるのは金銭的にも精神的にも消耗するだけです。

瑕疵を抱えているような不動産は値段が割安になっていることも少なくありませんが、堅実に不動産を取得したい場合には不動産価格だけでなく、不動産を取得した後のトラブルのことまで考えて不動産購入を決めましょう。

二人暮らしの場合

一人暮らしと同様に、二人暮らしの場合にも瑕疵のある物件には警戒が必要です。

特に二人暮らしで物件を購入する場合には注意が必要。二人暮らしをするため物件は大きなものとなり、同時に不動産価格も高くなります。そのため物件に瑕疵があれば損失も大きくなります。

瑕疵を保護するための瑕疵担保責任があるからといって、安心せずに積極的に瑕疵がありそうな不動産は避けましょう。

ポイントのまとめ

・物件に瑕疵があると致命的な問題になることが多い
・瑕疵担保責任があるため損害賠償は請求できる
・ただし損害賠償の請求で買主と売主の間でトラブルになる可能性が高い
・怪しい物件を避けることで瑕疵のある物件を選ぶリスクを抑えられる
・購入する不動産の規模が大きいほど注意を払う必要がある

不動産の権利関係

法律的なトラブルを抱えている不動産も存在しており、特に中古物件の中にはややこしい権利関係を持つ物件もあります。

値段が安いからといって中古物件に飛びついてしまうと、予想外の法律的な問題に巻き込まれてしまうことがあります。

例えば、建物と土地の所有者が違ったり、借地の上に建物が建てられていたり、第三者が賃貸中の不動産を購入してしまったりすると、自分が考えていたような不動産の運用ができなくなってしまいます。

不動産や法律のプロであっても解決が難しい権利関係の問題は、初心者では太刀打ちすることはできません。

不動産の権利関係は、不動産価値だけでなく不動産の運用方法にも大きな影響を与えるため、できるだけ権利関係がややこしくない不動産を選ぶようにしましょう。

一人暮らしの場合

不動産の権利関係のトラブルは専門的な法律の知識だけでなく高い交渉能力が必要になります。権利関係のトラブルはプロの領域であり、初心者が付け焼刃の法律知識でどうにかできるものではありません。

そのため権利関係のトラブルを抱えている不動産は、どれだけ安くても取得しないようにしましょう。これは不動産を購入する場合だけでなく賃貸物件でも同じで、権利関係に関するトラブルに巻き込まれる可能性を避けるために面倒ごとには首を突っ込まないようにしましょう。

安く物件を借りたり買えたりしても、その後の権利関係の処理を考えれば損をする可能性が高くなります。

二人暮らしの場合

二人暮らしの場合は、一人暮らしの場合以上に権利関係のトラブルには注意が必要です。

物件の賃貸にしても不動産の購入にしても一人暮らしに比べて二人暮らしの方が取引する金額が大きくなる傾向にあるため、権利関係に巻き込まれた際の損失も大きくなります。

また不動産資産の運用の見通しがつかないため、計画的な資産運用や資産形成が難しくなります。

どれだけ値段が安くても素人は権利関係のトラブルを抱えている不動産に手を出してはいけません。わざわざ危ない橋は渡らず、堅実を第一としておきましょう。

ポイントのまとめ

・割安な物件には権利関係のトラブルが潜んでいる可能性がある
・中古物件は特に注意
・よく分からない権利関係の物件には手を出さない
・権利関係をうまく処理できても計画的な資産運用は難しくなる

不動産の築年数

不動産は築年数が短ければ短い方が新しい物件となります。使用できる期間も長くなります。

ただし築年数だけでは不動産の状態を把握することはできません。物件の規模、施工技術、建築確認の時期、建築場所の違いなどによって、不動産の状態は大きく変化するためです。

ただしポイントとなる年数があるのも事実です。それは1981年6月1日と2000年6月1日です。

1981年6月1日には耐震性が大きく見直されており、現在の新耐震基準が適用されました。さらに2000年6月1日には木造住宅の耐震基準をより強固にする法律改正が行われました。

そのため、1981年6月1日と2000年6月1日以降に建築確認済証が交付されている物件に関しては耐震性能が高く物件の価値が上昇します。

物件を選ぶ場合には、築年数もしっかりとチェックしておきましょう。

一人暮らしの場合

築年数だけで建物の状態を判断することはできませんが、安全性を考慮するならできるだけ新しい物件を選ぶようにしましょう。

一方で古い物件は割安となっていることもあり狙い目でもあります。

取得した物件をそのまま利用するのか、それとも耐震補強するのか、それとも建て直すことまで検討しているのかによって、ベストな築年数は変わります。

そのまま利用するなら新しい物件の方が向いており、耐震補強や建て直しまで考えているならあえて古い物件を取得するのもアリです。

取得した不動産をどのように運用するのかをじっくり考慮して選ぶようにしましょう。

二人暮らしの場合

二人暮らしの場合には、一人暮らしのようにフットワークが軽くないため購入した不動産の現状を簡単に変更することが難しくなります。

例えば一人暮らしの場合には可能かもしれない、古い物件を購入してとりあえず住んでみて、途中で気が向いたから建て直すというようなことは現実的には難しくなります。

そのためあらかじめ取得した不動産をどのように利用するかを決めておき、計画性を持って不動産を運用しましょう。

ポイントのまとめ

・1981年と2000年が耐震性能のターニングポイント
・耐震性能で建物の安全性と資産価値が変わる
・ただし必ずしも築年数だけで建物の安全性が決まるわけではない
・一人暮らしなら臨機応変に対応
・二人暮らしなら計画的に運用

不動産の内装や設備をチェック

不動産を選ぶときには、資産価値などを考えると立地や建物の構造が非常に重要であり、多くの人が気にする内装や設備についてはリフォームでどうにでもなることがほとんどです。内装や設備は想像以上に大幅な変更が可能です。

ただし取得時の不動産をそのまま利用したい場合には、内装や設備のチェックを欠かすことはできません。

間取り

不動産の内装や設備の中で最も重要なのか間取りです。

間取りもリフォームによって変更は可能ですが、間取り変更のリフォームには手間とお金がかかります。

新しい物件なら、個室が多くプライバシーを保っている空間設計となっていますが、古い物件になると部屋が続いているような現代の生活では非常に使いにくい間取りとなっている場合も少なくありません。

間取りは家の使い方に重大な影響を与えるため、家族構成によって部屋の使い方が決まっているなら、不動産選びにおいて間取りの重要性は高まります。

一人暮らしの場合

家全体をプライベートな空間として利用できる一人暮らしの場合、複数人で生活する場合に比べて間取りの自由度は高まります。

一方で物件の収益化を考えると間取りは重要な要素となります。

不動産があるエリアで人気のない間取りの物件を購入してしまうと、収益化するのが難しくなってしまいます。

収益化のことまで考えて物件を購入する場合には、できる限りその地域で需要のある間取りの物件を選びましょう。

二人暮らしの場合

必要となる間取りは家族構成に大きな影響を受けます。そのため間取りの選択を間違えると、非常に使いづらい不動産物件になってしまいます。

二人暮らしの場合、子どもが生まれるなどして家族構成が変化することも容易に想定できます。そのためあらかじめ、家族が増えても問題がない間取りの物件を選んでおきましょう。

ただし不動産を購入するのではなく賃貸する場合なら、引っ越しをすることで間取りを自由に変更できます。子どもが生まれてからプライベートな空間が必要となる年齢に成長するまでタイムラグがあるため、とりあえず現状の二人暮らしに即した物件を賃貸しておき、子どもに部屋が必要になった段階で引っ越しをするのもアリです。

ポイントのまとめ

・物件の間取りはリフォームで変更可能
・リフォームでも間取りが変更できない場合もある
・物件を購入するなら汎用性の高い間取りを選ぶ
・物件を賃貸するなら現状に即した間取りを選ぶ
・収益化を考えているなら、不動産のあるエリアで需要のある間取りを積極的に選ぶ

水回りの設備

リフォームの中で最も難しいのが水回りのリフォーム。部屋のリフォームよりもキッチン、風呂、トイレなど水回りのリフォームの方が難しいことを理解しておきましょう。

水回りをどのようにリフォームするかによって必要となる予算も変わりますが、基本的にはリフォームに必要となる予算も高くなります。

そのため物件を選ぶ場合には、部屋の内装や設備よりも水回りの設備を重視して選ぶようにしましょう。水回りの設備を変更しなければ、リフォームをするにしても予算を大幅に抑えることができます。

また見えない部分ですが、水道管もチェックしておかなくてはいけません。表面的にはキレイでも、隠れている水道管が老朽化していると思わぬトラブルの原因となります。

特に中古物件を購入する場合には、水回りの設備には注意を払いましょう。

一人暮らしの場合

水回りに関しては、物件の大小や賃貸購入に関わらずしっかりチェックする必要があります。

水回りにトラブルを抱えている物件を選んでしまうと、修理をするにしてもリフォームするにしても想定以上の予算がかかってしまいます。

水回りは、小手先のテクニックではどうすることもできないポイントであるため、予算をかけるなり水回りに問題のない新築物件を選ぶなりしましょう。

二人暮らしの場合

水回りに関しては、一人暮らしも二人暮らしも関係ありません。

しっかりとしている物件を選ぶことが大切です。

ポイントのまとめ

・物件の設備の中でも水回りは非常に重要
・リフォームや修理にも費用がかかる
・水回りさえしっかりしていれば、ほかのリフォームはどうにかなることが多い
・逆に水回りがしっかりしていないと致命的な問題になることもある

不動産の将来性をチェック

物件を選ぶときには、現在の状態だけでなく未来のことまで考えておく必要があります。不動産の将来性についても考えておかなくてはいけません。

資産価値の変動

不動産の価値は、状況に応じて刻々と変化しています。そのため、現在の不動産の価値が想定通りに変化するとは限りません。

一般的には、時間が経過すると建物は古くなり価値が低下します。

一方で、土地は時間が経過しても価値が低下するとは限りません。

ただし日本は人口が減り続けることが予想されているため、基本的には建物も土地も価値が下がり続けると予想されています。

一方で需要に応じて不動産価値は変動します。人気のエリアでは、建物が古くなっても購入時より売却時の方が価格が上がっている場合もあります。

例えば、家の近くに駅ができれば必然的に需要が増えて不動産価値は上昇します。

不動産は資産価値が変動するため、不動産を資産として考えている場合には、資産価値の変動まで考慮した不動産選びをしなければいけません。

一人暮らしの場合

物件を賃貸する場合には、資産価値の変動はそれほど気にする必要はありません。問題となるのは不動産を購入したときです。

一人暮らしのために購入した物件は、ライフスタイルが変化すると売却するか賃貸に出して収益化することになります。

その際、資産価値が変動して購入時よりも不動産の価値が上がっていれば、購入時よりも高い値段で売却できたり高利回りで収益化できる可能性があります。

不動産を最終的にお金に変えることを前提として不動産の取得を目指している人は、その不動産の資産価値が将来的に上がるか否かで物件購入を決めましょう。

二人暮らしの場合

物件を購入する場合には、二人暮らしでも資産価値の変動には敏感でなければいけません。

ただし二人暮らしで購入する不動産は、一人暮らしのために購入する不動産に比べて売却されたり収益化されたりする可能性は少なく、同じ物件で長く生活する可能性が高まります。

そのため、不動産の売却や収益化が前提ではないなら、それほど不動産価値の変動については重視する必要はありません。自分たちの使いやすさを重視すべきです。

ポイントのまとめ

・不動産価値は基本的には下がる
・不動産価値が上がる場合もある
・将来的な不動産価値の変動まで考慮すれば優れた資産運用となる
・不動産の売却や収益化を考えていないなら不動産価値の変動をそこまで重視する必要もない

家族構成の変化

家族構成が変化すれば、必要となる物件の広さや間取りも変わります。現場だけでなく将来的なことまで考えて不動産を選ぶ必要があります。

家族が増えることが想定されるなら、あらかじめ大きめの物件を選んでおきましょう。一方で家族が減ることが想定されるなら、あらかじめ小さめの物件を選んでおきましょう。

家族構成の変化は、想定通りには変わらないため、多少家族が増えても問題がないように、必要以上の大きめの物件を選んでおくのもいいかもしれません。

一人暮らしの場合

一人暮らしのために借りたり買ったりする物件は、基本的に複数人で暮らすことは前提としていません。そのため家族構成が変化した場合には、物件を変更する必要に迫られます。

一人暮らしの場合には、フットワークが軽いため引っ越しも比較的簡単に行えます。物件を購入している場合には、売却したり賃貸に出したりしましょう。

二人暮らしの場合

二人暮らしの場合、家族構成が変化する可能性が非常に高くなります。

そのため事前に家族構成が変化することを前提とした物件選びをしておくことをオススメします。

ポイントのまとめ

・物件選びは家族構成も重要
・将来的な家族構成を見据えておく
・大は小を兼ねるため、大きめの物件なら安心
・賃貸ならその時その時に合わせたものでも対応可能

不動産の購入や売却の一歩を踏み出す

不動産の選び方のポイントを押さえられれば、不動産の購入や売却に向けて一歩を踏み出しましょう。

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まとめ

不動産を選ぶ場合にも、一人暮らしか二人暮らしかによって選び方や基準が大きく変わります。

もちろん不動産選びには、個人的な事情が大きく関わってくるため、一概に「正しい不動産の選び方」 というものは存在しませんが、一般論としての不動産の選び方の基準があれば不動産選びも楽に進めることができます。

不動産の選び方は、賃貸と購入でも大きく異なるため、不動産を購入した後のことを頭の中でシミュレーションしてから、条件に合う最適な不動産を探すようにしましょう。

不動産の選び方がよく分からない場合には、その道のプロである不動産業者に相談するのが一番です。

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