フローリング床のワックスがけの簡単な方法とは?掃除とワックス剥離のコツは?

   

フローリングの床を拭く女性

フローリングの床も長年使っているとワックスが剥がれてきます。フローリングのワックスが剥がれると、床材の光沢が失われるだけでなく床材の保護がなくなり痛める原因にもなります。

そこで今回は、フローリング床のワックスがけの簡単な方法とコツについてご紹介します。

ワックスとは?

フローリングの床の光沢を取り戻し保護する効果のあるワックスですが、そもそもワックスとは何なのでしょうか。またワックスには種類があるのでしょうか。

ワックス

ワックスとは、、フローリングの床に塗るコーティング剤のこと。ワックスを床に塗ることで、床に光沢が出て美しく見えるようになります。

ワックスには床材を保護する役目もあり、キズやへこみを抑える効果があります。また傷ついた床にワックスをかければ、床のキズが目立たなくなります。

ワックスには耐水性や抗菌性もあり、物件の基礎である床を防腐して長持ちさせます。

良いこと尽くめなワックスですが、塗るのが難しく失敗すると床を汚してしまう原因にもなります。塗るためには家具を移動させる必要もあるため、簡単に塗ることができません。

ワックスの種類

ワックスにはいくつかの種類があり、それぞれ性質が異なります。床の状態に合わせて使い分けられます。

ウレタン

ウレタンは耐久性の高さに特徴があるワックスで、一度塗れば約3年間持ちます。また耐水性も高く上品な艶を出すことから、新築のフローリングなどに用いられます。

アクリル

アクリルは塗り直しに用いられるもので、多くの人がワックスを塗るときにはアクリルを使います。耐久性が約1.5年ほどで、定期的なワックスがけや部分的な補修に用いられます。

ハイテクFC

ハイテクFCは耐久性が約1年程度のワックス。フローリングやシート系の床材に使われるものです。

ワックスがけの使用量

一般的に、ワックスは1畳当たり約25mlを使用します。ただしモップなどで塗り広げるため、モップに吸収される分はあらかじめ考慮しておかなくてはいけません。

またワックスがけは重ね塗りする場合があり、重ねれば重ねた回数だけ使用量が増えます。2度塗りすれば1畳当たり50ml、3度塗りすれば1畳当たり75mlを使用します。

ワックスがけを行う時期と日時

ワックスがけの成功に重要なのは気候。最適な時期と天候を選べば、失敗する確率を減らすことができます。

ワックスがけにオススメの時期

ワックスがけは、ワックスができるだけ早く乾くことが重要。そのため気温が高く湿度が低い時期を選びましょう。

真冬や梅雨どきを避けるのが一般的ですが、室温が10℃以下でなければ成功率を上げることができます。

ワックスがけにオススメの日時

時期と同じくらい重要なのが日時です。

できるだけ晴れた日に行うのがベスト。雨の日は湿度が下がるため避けましょう。

またワックスがけをしてから乾かすまでに時間が必要で、2度塗りや3度塗りとなるとさらに必要な時間が増えます。開始時刻は午前中にしましょう。

ワックスがけに必要な道具とオススメワックス

ワックスとモップがあればできそうなものですが、ほかにもいくつか道具を用意しておくとスムーズにワックスがけできます。

道具

・動きやすくて汚れもよい服:ワックスがかかる可能性があるため汚れてもよいものを選びます。また毛羽立ちが起こる服は床にホコリが落ちるため控えましょう。
・靴下:足の汗が床に付着するのを防ぎます。
・帽子:髪の毛が床に落ちるのを防ぎます。タオルなどを巻くのもアリ。
・ワックス:塗るためのワックス。
・モップ:ワックスを伸ばすための道具。
・マスキングテープ:一度に塗り切れない広い部屋の場合には、マスキングテープで仕切って区切りごとにワックスがけします。
・扇風機:ワックスが乾きにくいときに使用します。エアコンなどでも代用可能。

細々とした道具は家にあるものを使っても問題ありませんが、せっかくワックスがけをするならワックス剤にはこだわっておきましょう。

オススメのフローリングワックス剤

フローリングの床をワックスがけするときに使いやすいワックスをご紹介します。使いやすさ、耐久性、ペット向きなど、使用状況に合わせて選んでください。

マキシマム 高分子樹脂ワックスG

大人気のフローリングワックスで、市販の製品と違い有効成分が多いため抜群の高光沢が持続します。

薄く伸びやすいため初心者でも使いやすく、乾きが早いため乾燥時間も短縮することができるフロアコーティング用ワックスです。

シックハウス症候群対応で、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等化学物質を一切不使用。子どもやペットがいても安心して使えます。

市販の製品に満足できない人でも納得のいくプロのような仕上がりを実現してくれます。

マキシマム ウレタン樹脂ワックス

耐久性に優れたウレタン樹脂を使用したワックス。

シックハウス症候群対応で、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等化学物質を一切不使用。子どもやペットがいても安心して使えます。

市販や他社製品と比べ有効成分を高配合しているため、抜群の高光沢と防傷効果が持続。耐熱性や耐水性にも優れており、長期に渡り床を保護するワックスコーティング剤です。

光沢を出すタイプだけでなく、ツヤを抑えて自然な仕上がりにできるマットタイプもあるため、部屋の雰囲気合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

マキシマム ワンにゃんワックス

滑り止め入りのペット用ワックス。ワックスを塗り直すことで犬や猫は床で滑りやすくなり、足腰を傷めたり転倒してケガをすることがあります。

しかしこのワックスは滑り止めがふくまれているため、ペットが走っても安全。また弾力性のある塗膜を形成するため、ペットの足腰の負担を軽減します。

抗菌作用があるためフローリングを清潔に保つことができ、シックハウス症候群対応でホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等化学物質を一切不使用。子どもやペットがいても安心して使えます。

ペットを飼っている人にはオススメできるペット用のフローリングワックスです。

シーバイエス 光沢王エボリューション

シーバイエス 光沢王エボリューション

市販のフローリングワックスとしては大人気の製品。

高光沢、高濃度処方のため、塗り栄えする高級感のあるフロアに仕上がります。乾燥性と剥離性が高く、定期清掃や剥離作業の負担軽減ができます。

5リットルサイズで200畳のワックスがけが可能。二度塗り、三度塗りを考えれば、これくらいのサイズを用意しておきたいところです。

未晒し蜜ロウワックス

未晒し蜜ロウワックス

こちらも市販品としては大人気のワックス。ハチの巣から抽出した蜜蝋を原料にしている自然派のワックスです。

塗るの非常に簡単で、スポンジがあれば簡単に塗れるのが特徴。原料は国産蜜ロウと純正一番絞り荏ゴマ油のみで、安全性が非常に高く幼稚園などでも使われています。ホルムアルデヒドが検出されておらず、シックハウス症候群やアトピーの方にオススメ。

1リットルサイズで40畳程度塗れる量があり、作業中に足りなくなる危険性や二度塗りや三度塗りを考えれば多めに購入しておきたいところです。

ワックスがけ前の掃除と準備

道具がそろえば、ワックスがけの準備に入ります。

家具の移動

まずはワックスがけをする部屋の家具を移動させます。ワックスがけをするフローリングが露出した状態にしましょう。

一度に家具を移動させられない場合には、部屋を半分に区切って交互にワックスがけをします。区切りにはマスキングテープを貼っておきましょう。

窓を閉めてガラス窓を目隠し

窓を開けるとホコリが入ります。ワックスにホコリが付着するとそのまま固まってしまうため、ワックスがけにホコリは厳禁。対策をしておきましょう。

また日光が差し込みワックスに日光が当たると乾燥スピードにムラが出ます。ガラス窓は新聞紙で覆うなどして日光が差し込まないようにしましょう。

フローリングの掃除

フローリングをキレイに掃除し、ホコリを完全に除去します。

掃除機をかけて大まかなゴミやホコリを除去します。掃除機をかけた後には、洗剤を使ってキレイに床磨きをします。

床磨きを終えれば、水拭きと乾拭きをして洗剤と水分を完全に除去します。乾拭き後にも扇風機で風を当てるなどして乾燥させます。

床がしっかりと乾いたら、フローリングの掃除は終了です。マスキングテープは、このタイミングで貼ってもいいです。

ワックスの剥離方法

ワックス剥離剤

ワックスは重ね塗りすることもできますが、以前に塗ったワックスが汚れている場合には剥がして塗り直すこともできます。またワックスの塗りすぎで分厚くなってしまった場合にも使います。

剥がし方は簡単で、フローリングに剥離剤を塗ってワックスを溶かし拭き取るだけです。

ただしワックス剥がしはそれだけで相当な作業量のため、ワックスがけをする直前に行うのはやめましょう。まずはワックスを剥がし、日を改めてワックスがけをするのがベスト。

使い方は次の通りです。

1.天気のよい日を選んで窓を開け、よく換気します。
2.床1平方メートルに対して50ml程、剥離剤をたらし、付属のスポンジで塗り広げます。
3.1~2分間放置した後、付属のスポンジでこすり落とします。
4.きれいに水洗いした雑巾で3回以上、水拭きをくり返し完全に洗剤分を取り除き、乾かします。

この作業は大きな労力を要するため、ワックスがけをする前に終わらせておきましょう。

ワックスがけの方法

全ての準備が整えば、本番のワックスがけを行います。

ワックスがけをする部屋の順番

好き勝手にワックスがけを始めてしまうと逃げ場を失って床全面を塗ることができなくなってしまいます。また不用意に歩けば、塗ったワックスに足跡を残すことにもなります。

ワックスがけをする場合、できるだけ末端の部屋(奥の部屋)から塗るようにしてください。一般的な住宅なら、個室(寝室や子供部屋など)、リビングルーム、ダイニングルーム、廊下という順番になります。

またワックスは素早く均一に塗るのが重要で、もたつくとムラの原因にもなります。そのため広い部屋よりも狭い部屋のが簡単。狭い部屋から始めることでワックスがけが上手くできるようになります。

ワックスの塗り方

ワックスは低い位置から直接床に垂らし、モップを使って伸ばしていきます。

床に垂らすのが不安な場合や垂らしたワックスが壁に飛び散るのが心配な場合には、一度、ワックスをトレイなどの容器に入れてからモップを浸して塗っても構いません。

ただしワックスの付着したトレイは置き場を考えなくてはならず、余計に面倒になる可能性があります。

できれば大胆に床にワックスを垂らして塗ってください。ワックスの無駄も抑えることができます。

部屋の中でも末端から塗るのが基本で、部屋の置くから出入り口に向かって塗り進めます。あとずさりするイメージでモップを使って塗り広げていきます。

このときモップからワックスが切れないようにしましょう。常にモップがワックスで濡れているイメージです。また塗るスピードは一定で、スピーディーでありながら焦らず塗ることが大切です。

モップで床をこすりすぎると、ワックスが泡立ってしまい乾いたときに気泡が入り込む危険性があります。何度もゴシゴシとこするようなことはせず、ワックス剤を塗り広げることを意識します。

また塗っているときには、常に逃げ道を意識しておきましょう。逃げ道の確保に失敗すると塗ったワックスの上を歩かなければならなくなり、コーティングの仕上がりを台無しにすることになります。

ワックスがけ後

部屋に一通りワックスを塗れば、自然乾燥するのを待ちましょう。天候や塗ったワックスの量などにもよりますが、1時間ほどで皮膜が形成されて乾きます。

短時間で乾かしたい場合には、扇風機やドライヤーを使えば素早く乾かすことができます。

ただし周囲にホコリや細かなゴミが多いと風でワックスにホコリが付着してしまうため、扇風機やドライヤーを使うときには状況を見極めましょう。また乾き方にムラが発生すると仕上がりが均質にならない場合もあります。

急いで乾かす必要がないなら、乾かしている間に別の部屋をワックスがけしておきましょう。

2度がけ、3度がけ

せっかく準備してワックスがけをしたなら、2度がけ、3度がけはしておきたいものです。

2度がけ以降も1度目と同じ要領でワックスがけしていきます。日が差し込んで日光が当たる場所や人がよく通る場所は多めにワックスがけしておき、皮膜に厚さを持たせておきましょう。

2度がけ以降もワックスが乾けばワックスがけ完了です。

自分でワックスがけが面倒なら業者に頼るのもアリ

ワックスがけは用意をするのも実際に行うのも相当な労力と技術が必要になります。そのため業者に頼むのもひとつの方法です。

専門業者に頼めば、プロの技術で新築のフローリングを彷彿とさせる床に復活してくれます。

オススメの業者はフロアコーティング専門のCOLOR。自社の職人が施工を行うため低価格、短納期で仕上げてくれます。

また家の状況に合わせたフローリング剤を選んで必要となる場所に施工してくれるため、素人では分からない問題も解決してくれます。

施工後にもアフターフォローと長期保証もあるため安心。30年間の間に2回の無償補修があります。

作業量が多すぎて自分でワックスがけするのが無理そうだったり、失敗が怖い場合にはプロの技に頼りましょう。

まとめ

季節の変わり目には模様替えをしたくなるものですが、そんなときにはワックスがけでフローリングからキレイにしたいものです。

ワックスがけはそれほど難しいものではなく、事前にしっかりと準備をすれば誰でも簡単に行うことができます。ワックスがけをした床とそうでない床は、月日が経つとその光沢に雲泥の差ができます。数年に一度はワックスがけで美しいフローリングを守りましょう。

 - ライフハック・ノウハウ, 掃除, DIY , , , , , , , , ,