加湿器の効果や種類を徹底解説!使い方、置き方、人気メーカーを知ろう!

      2017/09/19

人気の加湿器

冬のトラブルを解決してくれる家電といえば加湿器。部屋の湿度を上げることで、思わぬトラブルから体を守ってくれます。

今回は、快適に冬を過ごすには欠かせない加湿器について徹底解説します。加湿器の効果や種類、そのほか使い方や置き方、人気となっているメーカーまでご紹介します。

加湿器の効果

加湿器が湿度を上げるのは知られていますが、いったいどのような効果があるのでしょうか。またどんな種類の加湿器があるのでしょうか。

病気予防

部屋が乾燥した状態になると、菌やウイルスが活発になることは知られています。その結果、乾燥した部屋で過ごせば病気になりやすくなります。

冬場に暖房をつけた状態で加湿器を設置しなれけば、部屋の湿度は20%以下に低下します。適切な湿度が40%~70%であることを考えると、どれほど湿度が低くなるのか分かります。

乾燥状態の部屋では、菌やウイルスが空気中に舞い上がり活発に動くだけでなく、ホコリやハウスダストも舞い上がりやすくなります。

加湿器を設置して湿度を上げることで防げるのは、風邪などの軽微な病気からインフルエンザなどの重篤な症状を引き起こす病気までさまざまです。

体調管理をするためにも、加湿器は設置しておきたいところです。

肌荒れ予防

空気が乾燥していると、肌の水分も失われます。そして乾燥肌を引き起こします。

肌が白い粉を吹いたような状態になり、さまざまな肌トラブルの原因にもなります。

また乾燥によって水分を失うのは肌だけでなく髪の毛も同様。乾燥した部屋で眠れば髪の毛がバサバサになることもしばしばです。

湿度を上げることで、乾燥肌や肌荒れを防ぐことができます。

鼻や喉を守る

湿度に敏感なのが鼻や喉です。

空気が乾燥していれば、呼吸の際に空気が通る鼻や喉の粘膜から水分が失われます。

特に眠っている間には、気付かないうちに大量の水分が奪われてしまい、目覚めたときには鼻や喉が痛くなってしまうこともあります。

翌日に喉がガラガラになっている、なんてことになりたくなければ加湿器は必須です。

静電気の予防

乾燥した状態になると静電気が発生しやすくなります。

冬場にバチッと静電気で痛い思いをするのは湿度の低下が要因です。

部屋の湿度を上げておけば、そんな痛い思いもしなくて済みます。

加湿器の種類

加湿器は大きく分けて4種類存在しており、それぞれで湿度を上げる方法が異なります。それぞれのメリットとデメリットについてご説明します。

スチーム式

お湯を沸かせば湯気が出て部屋の湿度が上がることは容易に想像することができますが、そんな水分の蒸発を利用することで部屋の湿度を上げる方式です。

仕組み自体は電気ポットのようなもので、加熱することで湯気を生み出して部屋の湿度を上げます。

メリット

・加湿力が非常に高い
・衛生的
・手入れの頻度が少ない(2ヶ月に1回)

やかんでお湯を沸かすのと基本的に同じような仕組みのため、大量の湯気を生み出して湿度を一気に上げることができます。

水を沸かすため殺菌効果があり衛生的で、手入れの頻度が少なくても問題がありません。

デメリット

・熱が出る
・蒸気がすぐに出ない
・電気代が高い(約1300円/月)

デメリットとしては、蒸気が熱いということ。部屋の温度を上げることになり、蒸気が熱いため危険性も伴います。

また水を沸騰させるまでに時間がかかるため、すぐに蒸気を出せるわけではありません。水を沸騰させるエネルギーが必要なため電気代も高くなります。

気化式

気化式は、水を含ませたフィルターにファンの風を当てることで蒸発を促すという仕組みです。

気化熱で扇風機の風を涼しくする冷風扇と構造的には同じで、湿度が高く涼しい空気を生み出します。

メリット

・蒸気が出ない
・熱くない
・電気代が安い(150円/月)
・手入れの頻度が少ない(1ヶ月に1回)

蒸気が出ることも熱が出ることもないため非常に安全。やけどをするような心配がありません。

また水をファンの風で蒸発させるため電気代が安く、手入れが必要なもののフィルターを清潔に保つことができれば問題が起こりません。

デメリット

・加湿力が低い
・不衛生になる場合がある
・フィルター寿命がある

水に風を当てるという方式のため、一度にたくさんの蒸気を発生させることができません。そのため加湿力は高くありません。

水やフィルターに雑菌が繁殖すると臭いが出ることがあり、フィルターにカビが発生するとカビの胞子をまき散らすことになります。またフィルターを使用するため、フィルターが劣化すると交換する必要があります。

超音波式

超音波式は、超音波によって水を細かくしてファンで風を送り飛散させることで部屋の湿度を上げるという方式です。

メリット

・小型の製品が多い
・静音性に優れている
・熱くないため安全性が高い
・加湿能力が高い
・電気代が安い(150円/月)

構造的にコンパクトな製品にしやすく置き場に困りません。またファンの回転音がするものの、それ以外に音が出る要素がないため静音性に優れています。

熱くならないため安全性も高く、水を空気に舞い上げるため加湿能力の高くなっています。電気代の安さもポイント。

デメリット

・不衛生になりやすい
・手入れの頻度が多い(1週間に1回)

水を加熱することがないため、雑菌が繁殖しやすく不衛生な状態になりやすいのが問題点です。

水を飛散させるという仕組み上、水が汚れていると雑菌などを部屋にまき散らすということになってしまいます。

また水に含まれるミネラル分まで空気中に舞い散るため、部屋にミネラル分による白い粉(水垢のようなもの)が付着することになります。

ハイブリッド式

ハイブリッド式は、スチーム式と気化式を融合したような仕組みの加湿器です。

湿度が低い状態ではスチーム式のようにお湯を作り出してフィルターに含ませてファンの風で蒸発させ素早く湿度を上げます。湿度が上がるとセンサーで水の加熱を止めて、気化式に切り替えることで低電力で湿度を保ちます。

メリット

・熱くならない
・加湿力が非常に高い
・手入れの頻度が少ない(1ヶ月に1回)

スチーム式と気化式の良い部分を使えるため、多くのメリットがあります。

吹き出し口が熱くなることがないうえに、加熱するため衛生的。また加湿したいときに一気に加湿することができます。

手入れの頻度も比較的少なくて済むのも良い点です。

デメリット

・電気代が高い(1000円/月)
・手入れが面倒

加熱するという仕組みのため、スチーム式ほどではないといってもある程度は電気代が必要になります。

また構造や機能が複雑なため手入れが面倒になるのも欠点です。加熱するとはいえってもスチーム式ほど衛生的ではないため雑菌が繁殖する余地もあります。

加湿器のメーカー

加湿器メーカーは多く、その仕組み上さまざまな企業が製造しています。

代表的なメーカーは以下のようになっています。

・ドウシシャ
・ダイニチ
・スリーアップ
・三菱重工
・パナソニック
・アイリスオーヤマ
・ツインバード
・テクノス
・コロナ
・ダイソン
・FIFTY
・わがんせ
・山善
・象印

製造メーカーによって、得意とする除湿器の方式が異なります。

また実用性を重視するメーカーから、デザイン性を重視するメーカーまでさまざまで、価格にも大きな幅があります。

迷ったときには、製造メーカーを参考にして製品選びをしてみましょう。

加湿器の置き方と使い方

意外に間違えて使っていることがある加湿器。置き方と使い方について知りましょう。

部屋の中心に置く

ついつい部屋の隅に置いてしまいがちな加湿器。効果的に使うには部屋の中央に置くべきです。

部屋の隅に置いておくと、壁や窓に湿度の高い空気が当たり結露やカビの原因になります。また効果的に部屋全体の湿度を上げることもできません。

できるだけ部屋の中心近くにおいて、部屋全体の湿度が上がるようにしましょう。

外壁近くに置かない

どうしても部屋の構造上、部屋の壁近くに加湿器を置かなくてはいけない場合もあります。

そんなときには、外壁近くではなく内壁近くに起きましょう。

外壁は外気の影響を大きく受けるため室内との温度差が大きくなります。一方の内壁は屋内のため温度が安定しています。

そのため外壁よりも内壁に近い方が結露が発生しづらくなります。

エアコンの風を利用する

エアコンの風が当たる場所に加湿器を設置するのも効果的。エアコンの風によって湿度が上がっている空気が部屋全体に流れるためです。

ただしエアコンの真下に加湿器を置くのは厳禁。湿度の高い空気がエアコンにあたり、エアコンの加湿器センサーに狂いが生じます。

またエアコンに湿度の高い空気があるとエアコンにカビが生えたり故障する原因にもなります。

エアコンの風が当たる場所で、なおかつエアコンから離れた場所に加湿器を設置しましょう。

換気扇や出入り口付近に加湿器を置かない

換気扇や出入り口付近は空気が外へと流れる場所。そのため加湿器を置いても、湿度の高い空気が部屋に広がる前に外へと出ていってしまい効果を半減させてします。

加湿器は換気扇や出入り口から離れた場所に設置するようにしましょう。

暖房器具次第では不要

石油ストーブやガスストーブなど水蒸気を出す暖房器具を使用する場合には、暖房器具自体が加湿器の役割を果たすため加湿器が不要になる場合もあります。

適度な湿度は必要ですが、湿度が高すぎると部屋が不快な環境になってしまうため気を付けましょう。

エアコンの暖房やヒーターを使って部屋を暖めるときには、加湿器を併用すると効果的です。

眠るときは加湿器を止める

寝ている間も加湿器をつけっぱなしにしている人がいますが、気温が下がると湿度は上がるため加湿器は不要です。

寝る時間までに加湿しておけば、エアコンを切って気温を下げれば湿度を保ったまま朝まで過ごすことができます。

ただしそれでも湿度が気になるという人や鼻や喉を守りたいという人は、マスクをして眠ると鼻や喉を守ることができます。

加湿器の蒸気には直接当たらない

加湿器の蒸気には直接当たらないようにしましょう。蒸気に当たったからといって、特別に保湿できるというわけではありません。

蒸気に当たるのは、水で体を濡らすのと何も変わりません。

それどころか、肌に水分を与えることで肌の保湿能力が失われ、余計に乾燥肌になることもあります。

またスチーム式など、一部の加湿器の蒸気は高温になっているため危険な場合もあります。絶対に蒸気に直接当たるようなことは控えましょう。

清潔な水を給水する

加湿器に入れた水は、そのまま部屋へと広がります。そのため水が汚れていると部屋が汚れる可能性があります。

特にレジオネラ菌が繁殖した水を使った場合には、部屋に飛散した水分が肺に入ることで肺炎を引き起こすことがあります。赤ちゃんやお年寄りなど抵抗力のない人は、特に注意が必要になります。

そのため加湿器に入れる水はできるだけキレイなものを使うようにしましょう。長期間、加湿器の給水タンクに水が入っていた場合は、タンクの水を捨てて新しい水に変えてから使用しましょう。

適度にメンテナンスする

加湿器は健康に直結した家電であるためメンテナンスは必要不可欠。できるだけ衛生的に保ちましょう。

雑菌やカビが繁殖した状態で使用すると、部屋全体を汚染することにもなります。健康を守るためにも、定期的に洗うなどして清潔にしましょう。

フィルターを交換する

フィルターを使用する加湿器は、フィルターの清掃と交換が必要になります。

フィルターには雑菌やカビが繁殖するだけでなく、長期間の使用で水に含まれるミネラル分などが付着します。

フィルターにミネラル分が付着すると、加湿力が低下するだけでなく雑菌が付着しやすくなります。

性能的にも衛生的にもフィルターを管理しておくことは重要です。

まとめ

加湿器について基本的な情報をまとめましたが、加湿器を使っている人の中にも知らないことが多くかったのではないでしょうか。

加湿器は健康を保つことができる家電であると同時に、使い方を間違えると病気の原因にもなりえる家電です。

加湿器についてしっかり理解したうえで、正しい使い方を実践して乾燥する季節を乗り切りましょう。

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