洗濯機(洗濯乾燥機)のタイプ別の違いと正しい選び方とは?縦型洗濯機とドラム式洗濯機を徹底解説!

      2017/09/07

縦型洗濯機とドラム式洗濯機

さまざまなタイプの洗濯機が登場している昨今、洗濯機の種類が豊富になる一方でその違いが分かりにくくなっています。

そこで今回は、洗濯機をタイプ別に分類してその違いや特性について解説していきます。これを見れば、洗濯機の違いもどんな洗濯機を選べばいいのかも丸分かりです。



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洗濯機(洗濯乾燥機)とは?

そもそも洗濯機とは、どのような家電のことをいうのでしょうか。またよく似ている「洗濯乾燥機」との違いは何なのでしょうか。

自動的に洗濯する家電

洗濯機とは、読んで字のごとく洗濯物を洗濯してくれる家電のことをいいます。

洗濯槽に入れた洗濯物を回転させることで洗うのが一般的な仕組みとなっており、洗濯、ゆすぎ、脱水までを一通りできるようになっています。

過去には手動で洗濯槽を回転させるタイプの洗濯機もありましたが、現代では一般的に電動で洗濯槽を回転させる自動式の洗濯機が一般的になっています。

洗濯機と洗濯乾燥機の違い

洗濯機とよく似ている洗濯乾燥機ですが、両者には乾燥機能の有無という違いがあります。

洗濯機は、洗濯から脱水までを行うことができる製品で、洗濯物を完全乾燥させるには別途に干すなどする必要があります。

一方の洗濯乾燥機は、洗濯から脱水はもちろんのこと、さらには乾燥までを行える製品のことをいいます。

乾燥機能が不要な場合には洗濯機、乾燥機能が必要な場合には洗濯乾燥機を選ぶようにしましょう。

洗濯機は大きく分けて3タイプある

一般的に洗濯機と呼ばれる家電は、大きく3つのタイプに分けることができます。

それぞれ縦型洗濯機、縦型洗濯乾燥機、ドラム式(ヒートポンプ)洗濯機となります。

縦型洗濯機

縦型洗濯機

円筒形の洗濯槽が縦に収められているタイプの洗濯機。乾燥機能は付属していません。

昔ながらの洗濯機で、全自動洗濯機として1960年代から登場している形式。洗い、すすぎ、脱水まで行うことができます。

基本的には洗濯槽を回転させることで発生した水流によって洗濯物を洗います。そのため洗浄力が高くなっています。

縦型洗濯機は、立方体のような形状をしているため狭いスペースにも設置することが可能で、乾燥機能が付いていないため構造がシンプルで低価格で購入することができます。

縦型洗濯乾燥機

縦型洗濯乾燥機

縦型洗濯機に乾燥機能が付属しているタイプの洗濯機。形状は縦型洗濯機とほとんど変わりません。

一つの洗濯槽で洗濯から乾燥までを行うことが可能となっており、2000年以降に急速に普及しました。

基本的には洗濯槽を回転させることで発生した水流によって洗濯物を洗うことができ、洗浄力が高くなっています。

乾燥機能はあるものの、完全乾燥させられる洗濯物の量が限られています。またそのまま洗濯槽内で完全乾燥させると、衣類がシワだらけになるなどのトラブルが発生しやすい特徴があります。

そのため半乾燥させてから従来通り干すという方法が用いられることも少なくありません。

ドラム式(ヒートポンプ)洗濯機

ドラム式洗濯機

洗濯槽が横向きになっている洗濯機。2000年代から普及し始めた新しいタイプの洗濯機です。

縦型洗濯機は、洗濯槽の回転で起こした水流で洗濯物を洗いますが、ドラム式は洗濯物がドラム内で上下に移動する動きによって叩き洗いを行うという点に違いがあります。

洗濯の際に使う水の量が少なく、叩き洗いをするため衣類が傷みにくいという特徴があります。

洗いから乾燥まで行うことができる製品が多く、縦型洗濯乾燥機と異なり条件を選ばずに完全乾燥させられる製品も少なくありません。

また洗濯槽が横向きであるため、洗濯機自体が大きく設置場所にある程度の広さが必要なものの、洗濯物の出し入れがしやすいという特徴を兼ね備えています。

縦型洗濯乾燥機とドラム式(ヒートポンプ)洗濯機の乾燥方法の違い

縦型洗濯乾燥機とドラム式(ヒートポンプ)洗濯機にはそれぞれに異なる乾燥方法が採用されており、また同じ縦型洗濯乾燥機、ドラム式でも乾燥方法に違いがあります。

乾燥方法によって、洗濯物の乾き方や洗濯機の使い方に違いが出てきます。

縦型洗濯乾燥機の乾かし方

縦型乾燥機は、主に2つの乾かし方に分けることができます。

ヒーター乾燥(水冷・除湿タイプ)

温風によって洗濯物の水分を蒸発させ、湿気を含んだ空気を冷却水で冷やすことで水蒸気を水に戻し、排水するという仕組みです。

ヒーターを使って温度を上げるためヒートポンプ方式に比べて電気代がかかり、洗濯物を80℃以下で時間をかけて乾燥させるため洗濯物が傷みやすくなります。

一方で運転中には周囲に熱が発散されないため、洗濯場暑くなりにくくなっています。

ヒーター乾燥(排気タイプ)

洗濯槽内に送り込んだ温風によって洗濯物の水分を蒸発させ、湿気を含んだ空気を排気することで乾燥させる方法です。

80℃以下という温風でかんそうさせるため衣類が傷みやすく、排気するため洗濯機周辺の温度が上がります。またヒーターを使って温度を上げるためヒートポンプ方式に比べて電気代がかかります。

一方で乾燥時には冷却水を使いません。

ドラム式(ヒートポンプ)洗濯機

ドラム式洗濯機は、主に3つの乾かし方に分けることができます。

洗濯乾燥においては縦型よりも優れています。乾燥機能を重視するならドラム式洗濯機です。

ヒートポンプ乾燥

ヒートポンプを使って湿った空気を除湿して排水します。また乾いた温風を洗濯槽内に戻して衣類を乾燥させます。

ヒートポンプ式は、洗濯槽内が60℃以下と低温のため衣類を傷めることがありません。また排気しないため洗濯機周辺が暑くなることがなく、低温のため乾燥中に扉を開けることもできます。

効率よくヒートポンプで乾燥させるため電気代も縦型乾燥機の1/3程度で済みます。

低温風パワフル乾燥(排気タイプ)

室内の空気をヒーターで温めて温風を作り出して衣類を乾燥させ、蒸発した水分を含む空気を排気して乾燥させます。

温風は湿度よりも10℃程度しか高くないため、乾燥させる衣類が傷みにくい特徴があります。また温度が高くないため、乾燥中に扉を開けることができます。

一方で排気の温度が高くないため部屋が暑くなることはありませんが、湿度は上がるため換気が必要。加えてヒーターで空気を温めるため電気代がかかります。

ヒーター乾燥(水冷・除湿タイプ)

温風によって洗濯物の水分を蒸発させ、湿気を含んだ空気を冷却水で冷やすことで水蒸気を水に戻し、排水するという仕組みです。

ヒーターを使って温度を上げるためヒートポンプ方式に比べて電気代がかかり、洗濯物を80℃以下で時間をかけて乾燥させるため洗濯物が傷みやすくなります。

一方で運転中には周囲に熱が発散されないため、洗濯場暑くなりにくくなっています。

洗濯機の大きさと目安人数

洗濯機の大きさは、家族の人数に合わせて選ぶことになります。家族の人数と洗濯物の量から洗濯機の大きさを考えましょう。

家族の人数と洗濯機容量の目安

一般的に1日当たりの洗濯物の量は1人につき1.5㎏とされています。

1人世帯:5kg
2人~3人世帯:5kg~7kg
4人~5人世帯7kg~9kg
5人以上世帯9kg以上

1週間に何回洗濯をするのかや、1日にどれくらいの衣類を洗濯物にするのかによって変わります。

目安を参考に必要な洗濯機の容量を割り出しましょう。

まとめ洗いするなら大きめを選ぶ

何度も洗濯をするのが面倒で、一度にたくさんの洗濯物をまとめ洗いしたい人も少なくありません。

特に一人暮らしの場合には、週末にまとめて洗濯をするという人も少なくありません。

そんなときには、大きめのサイズの洗濯機を買っておけば余裕を持って洗濯することができます。

洗濯機の人気メーカー

洗濯機を発売しているメーカーは多いですが、その中でも人気となっているメーカーをご紹介します。

メーカーで洗濯機を選ぶのもアリです。

日立

縦型洗濯機からドラム式洗濯機まで、さまざまな種類の洗濯機を発売している日立。

人気の理由は、日立独自の技術「ビートウォッシュ」にあります。

縦置きの水流攪拌式とも横置きのドラム式とも異なる、縦置きながら羽根による叩き洗いができるのが特徴で、日立が発売する洗濯機のブランド名にもなっています。

毎年のようにモデルチェンジを繰り返しており、次々に新しい機能を投入しています。

パナソニック

斜めドラム式の洗濯機を開発したメーカーで、洗剤を最大限に利用した洗濯機の開発を進めています。

また使いやすさにこだわった製品を発売しており、数値ではなかなか分からない洗濯しやすさを重視した製品作りに取り組んでいます。

東芝

東芝は、モーターに重点を置いた洗濯機開発をしているメーカーです。

モーターによって強力で複雑な水流を作り出し、洗浄力を高めることに成功しています。

また静音性にこだわった製品も提供しており、運転音をできるだけ抑えたい人の需要に応える洗濯機を購入することができます。

シャープ

シャープは、洗濯機自体を清潔に保つことができる製品を開発しており、他メーカーとは異なる独自の洗濯機を開発しています。

特徴的なのが穴なし槽と呼ばれる機構で、近年になって問題になっている洗濯槽の汚れを防ぐ仕組みを作っています。

洗濯物の除菌効果や節水効果も期待できる仕組みです。

まとめ

洗濯機といっても、さまざまなタイプの製品と各メーカーの独自戦略があります。

洗濯機のタイプやメーカーによって、得意とする洗濯の方法が異なるため、自分に合った製品を見極めるのが重要なポイントとなります。

各洗濯機の違いをしっかりと理解したうえで最適な洗濯機を選びましょう。

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