たこ焼き器の正しい使い方と洗い方とは?たこ焼き器で作れるアレンジレシピまとめ!
2018/01/14
せっかく買ったたこ焼き器も、使い方と洗い方が分からなければせっかくのたこ焼き器も台無しになってしまいます。
そこで今回は、たこ焼き器の基本的な使い方と洗い方、さらにはたこ焼き以外のアレンジレシピをご紹介します。
各たこ焼き器については以下の記事を参照してください。
たこ焼き器の使い方
たこ焼き器には、いくつか種類がありますが、使う際に重要になるのは方式よりも鉄板の状態。サビ止めニス加工の施された鉄板は、サビ止めを取るための空焼きが必要不可欠となります。
サビ止めニス加工の鉄板の場合
サビ止めニス加工が施されている場合には、必ず空焼きをしてください。
1.鉄板をガスコンロの火で熱する
まずは鉄板に何も塗らずにそのままの状態でガスコンロの火を当てます。ガスコンロの火を強くして、鉄板全体に当たるように鉄板を動かします。
あまり熱くなりすぎるとコンロの安全装置が稼働して火が弱まったり消えたりします。少しコンロから鉄板を離しながら熱するか、安全装置が付いていないカセットコンロを使うとスムーズに作業が進みます。
2.煙が出て色が変化する
ガスコンロの火を当て続けると、鉄板から煙が上がり始めます。煙が上がっても焼き続けると、鉄板の表面に焦げや燃えカスのようなものが出ます。
この煙、焦げ、燃えカスが防錆加工で、防錆加工がなくなるまで熱する必要があります。
また焼き続けると鉄板の色は徐々に変化し、黒色→玉虫色→銀色に変化します。銀色になれば空焼きは終了です。
3.洗う
空焼きを終えた鉄板は、食器用洗剤と水を使って洗います。焼き焦げた防錆加工が鉄板表面に残っているため汚れを洗い流します。
4.油ならしをする
洗った鉄板を再び熱して水分を完全に蒸発させます。鉄板が熱くなったら火を止めて、熱い鉄板にサラダ油を適量垂らします。キッチンペーパーやティッシュを使って鉄板全体に油を塗ります。
このとき鉄板の端など細かな部分までしっかりと油を塗りましょう。
5.試し焼きをする
鉄板に油が濡れれば、試しにたこ焼きを焼いていきます。
最初のうちは油が馴染んでおらず焦げ付いたり失敗したりする可能性が高いため、タコや具材を入れずに生地だけを焼いて慣らすのが無難。
たこ焼きの作り方
基本的なたこ焼きの作り方です。
材料
材料については、市販されているたこ焼き粉を使う場合には、そちらに従ってください。
生地
・薄力粉:200g
・たまご:3個
・水(だし汁):600cc
・牛乳:20cc
具材
・タコ:約160g
・青ねぎ:2本
・天かす:30g
・かつおぶし
・青のり:適量
・紅しょうが:適量
・たこ焼ソース:適量
・マヨネーズ:適量
・サラダ油:適量
タコはぶつ切り、青ねぎは小口切りにしておきます。
またソースはたこ焼き専用のもの以外でも代用可能ですが、甘味のあるたこ焼きソースをオススメします。
作り方
1.ボウルに生地の材料となる薄力粉、水、牛乳、たまごを入れて、だまがなくなるまでよく混ぜます。
2.たこ焼き器の鉄板を200℃まで温めてサラダ油を塗り、各穴の半分まで生地を流し込みます。そこにタコ、青ねぎ、天かす、紅しょうがを入れて再び生地が軽く溢れるまで入れます。
3.生地を90度返し、空いたスペースに周囲の生地をねじ込みます。
4.全体の生地を返せたら、さらに90度返し球体になるよう形を整えていきます。
5.回転させながら焼き続け全体がきつね色になれば完成。お皿にとって、たこ焼きソース、マヨネーズ、かつおぶし、青のりなどをトッピングしましょう。
たこ焼き器の洗い方
たこ焼き器の洗い方に悩む場合も多く、特に本体とプレートがくっついた電気式のたこ焼き器はどのようにしてプレートをキレイにすればいいのか悩むところです。
鉄板が取り外せる場合
鉄板を取り外し、水をかけて洗い流します。焦げ付きがヒドい場合には、食器用洗剤を使って洗います。
水気をよく切ってから鉄板を熱して温め、水分を完全に飛ばします。水分がなくなれば、油を塗って終了です。
鉄板が取り外せない場合
鉄板が取り外せる場合には洗うのも簡単ですが、取り外せない場合には洗い方に注意が必要です。
1.汚れをできるだけ取り除く
まずは鉄板にくっついている生地やコゲをできる限りキレイに拭き取ります。ティッシュなどで拭き取れば、そのまま捨てることもできます。
2.お湯を注いで沸騰させる
鉄板の穴にお湯を注いでたこ焼き器のスイッチを入れて加熱し、お湯を沸騰させます。
鉄板の上でお湯がグツグツと煮立つと、それだけで大部分の汚れは浮き上がります。
3.ティッシュペーパーやキッチンペーパーで拭き取る
グツグツとお湯が沸騰したら、ティッシュペーパーやキッチンペーパーで汚れをお湯ごと拭き取ります。
一度でキレイにならない場合には、再びお湯を注いで沸かして拭き取る作業を繰り返します。
4.油を塗る
汚れが完全に取れたら、再び過熱して鉄板から水分を飛ばします。
水分がなくなれば油を薄く塗って終わりです。
たこ焼き以外のアレンジレシピ
たこ焼き器を使ったたこ焼き以外のアレンジレシピが考案されています。その中からいくつかご紹介します。
アヒージョ
アヒージョはスペイン料理のひとつで、オリーブオイルとニンニクで海鮮や野菜を煮込む料理です。
アヒージョを作るためには大量のオリーブオイルが必要ですが、たこ焼き器なら少量のオリーブオイルで作ることが可能。作り方もオリーブオイルとニンニクをたこ焼き器の穴に注ぎ、好きな具材を入れるだけです。
チーズフォンデュ
温めたチーズに具材を浸して絡めて食べるチーズフォンデュも、たこ焼き器があれば作れます。
具材は鉄板の上で焼き、溶かしたチーズを入れた鍋をたこ焼き器の上に置いておけば保温することができます。
一口オムライス
卵とチキンライスをたこ焼き器の上で焼けば、一口サイズの可愛いオムライスを作ることができます。
シュウマイ
材料をたこ焼き器の上に置いて焼いていくだけで簡単にシュウマイを作ることができます。
ごま団子
ごま団子は油で揚げる必要がありますが、たこ焼き器なら上げずにごま団子を作ることもできます。
ベビーカステラ
たこ焼き器なら簡単に丸い形に作ることができます。
まとめ
たこ焼き器の基本的な使い方から洗い方、さらにはアレンジレシピまでご紹介しました。
意外な活用方法が多く、焼いたり上げたりする料理はだいたいはたこ焼き器で作ることができそうですね。
たこ焼き器を手に入れたら、たこ焼き以外の料理も作ってみましょう。
各たこ焼き器については以下の記事を参照してください。